公開日:2016年3月23日
執筆者:水口貴博

雑談が上手な人と下手な人の30の違い

  • 雑談が下手な人は、
    会話がドッジボール。
    雑談が上手な人は、
    会話がキャッチボール。
雑談が上手な人と下手な人の30の違い

雑談が下手な人は、会話がドッジボール。
雑談が上手な人は、会話がキャッチボール。

雑談が下手な人は、会話がドッジボールになっています。
自分中心に考え、独りよがりの話し方です。
「話を振る」というより「話をぶつける」という話し方になっています。

雑談が下手な人は、1回の話が長く、テンポも悪い。
雑談が上手な人は、1回の話が短く、テンポがよい。

会話はキャッチボールに似ています。
自分が話せば、話の内容に沿って相手が話します。
相手が話し終われば、話の内容に沿って自分が話し始めます。

雑談が下手な人は、会話中、無表情になっている。
雑談が上手な人は、会話中、にこにこしている。

表情は、非言語コミュニケーションの1つです。
非言語コミュニケーションとは、言葉や文字を使わず、表情・動作・姿勢などによって行われる意思疎通のことを言います。
表情は、言葉と同じ、意思伝達の手段。

雑談が下手な人は「盛り上げるには面白い一言が必要」と思っている。
雑談が上手な人は「面白い一言がなくても盛り上げることは可能」と思っている。

雑談が下手な人は「盛り上げるには面白い一言が必要」と思っています。
「雑談では、ギャグやユーモアが必要」
「笑えるような一言を言わなければいけない」

雑談が下手な人は、まず否定する癖がある。
雑談が上手な人は、まず肯定する習慣がある。

まず否定する癖には要注意。
雑談が下手な人は、まず否定する癖が目立ちます。
相手の話を聞いても、素直に同意せず、まず否定しようとします。

雑談が下手な人は、暗い話を暗く話す。
雑談が上手な人は、暗い話でも明るく話す。

雑談には、暗黙のルールがあります。
「雑談は、できるだけ明るく楽しく話す」というルールです。
ルールとして明文化されているわけではありませんが、雑談といえば「明るく楽しむもの」という認識が一般的です。

雑談が下手な人は、つまらない冗談に白ける。
雑談が上手な人は、つまらない冗談でも大笑いする。

雑談が下手な人は、つまらない冗談に白けた反応を見せます。
「笑えない」
「まったく面白くない」

雑談が下手な人は、人づての話が多い。
雑談が上手な人は、実体験の話が多い。

雑談が下手な人は、人づての話を多く話します。
自分が体験したことではなく、他人から聞いた話をネタにして話します。
もちろん適度の範囲ならいいのです。

雑談が下手な人は、声の大きさに無頓着。
雑談が上手な人は、状況に応じて調整する。

声の大きさは、上手に雑談を進めるポイントの1つです。
声の大きさは、軽視しがちですが重要です。
声の大きさで雰囲気を壊すこともあれば、雰囲気をよくすることもできます。

雑談が下手な人は、本音が少なく、建前が多い。
雑談が上手な人は、建前が少なく、本音が多い。

雑談では、本音と建前の使い分けが重要です。
本音ばかりで話せばいいわけではありません。
会話を円滑にするには、時には建前を活用して、スムーズに進める必要があります。

雑談が下手な人は、偉そうで威張った話し方。
雑談が上手な人は、謙虚で優しい話し方。

雑談が下手な人は、偉そうで威張った話し方をします。
自分が上の存在であるかのように振る舞い、しばしば相手に威圧感を与えます。
会話に上下関係を持ち込もうとする。

雑談が下手な人は、返事が思いつくまで黙る。
雑談が上手な人は、ひとまずすぐ返事をする。

雑談の盛り上がり方は、返事の早さで左右されます。
返事の早さは、熱意と意欲の表現になります。
返事が早ければ、テンションも上がります。

雑談が下手な人は、少しでも気になる点があれば、話を止める。
雑談が上手な人は、少々気になる点があっても、話を止めない。

雑談が下手な人は、少しでも気になる点があれば、質問します。
たとえば「早朝の飛行機に乗ろうとしたら、急に体調が……」と話しかけているとき「何時の飛行機?」と質問する。
「今は海外旅行に行くのが安いよね。だから年末には……」と話しかけているとき「海外旅行は安くないよ」と否定する。

雑談が下手な人は、手遊びや貧乏ゆすりが多い。
雑談が上手な人は、相槌あいづちやボディーランゲージが多い。

会話中の動きを意識していますか。
会話は言葉が中心であり、体の動きはあまり関係しないと思いますが誤解です。
体の動きは、会話に直接関係しなくても、間接的に関係があるため軽視できません。

雑談が下手な人は、とにかく言葉で伝えようとする。
雑談が上手な人は、あらゆる表現で伝えようとする。

雑談が下手な人は、とにかく言葉で伝えようとします。
「上手な雑談とは、上手に話すこと」という思い込みが強いため、言葉にこだわります。
難しい話が通じなければ、わかりやすく説明します。

雑談が下手な人は、淡々とした話し方をする。
雑談が上手な人は、感情を込めた話し方をする。

雑談が下手な人は、淡々とした話し方をします。
もちろん状況によっては、淡々と話すのが適切な場面もあります。
たとえば、ビジネス会話です。

雑談が下手な人は、過去の話ばかり話す。
雑談が上手な人は、現在や未来の話を話す。

話すネタは、時間軸が大切です。
時間軸を大きく分けると、3つあります。
(1)過去

雑談が下手な人は、正しい言葉を言う。
雑談が上手な人は、相手が言ってほしい言葉を言う。

雑談が下手な人は、常に正しい言葉を言います。
「正しい言葉を言ってどこが悪いのか」と思うかもしれません。
たしかに正しい言葉を言うのは人間関係の基本ですが、現実はそう単純ではありません。

雑談が下手な人は、遠くの話題が多い。
雑談が上手な人は、近くの話題が多い。

雑談が下手な人は、遠くの話題が多い。
遠く離れた町の話、海外の話、はるか遠い未来の話。
もちろんたまには、遠くの話もいいのです。

雑談が下手な人は、想像力を働かせる。
雑談が上手な人は、妄想力を働かせる。

雑談が下手な人は、想像力を働かせて会話します。
話をするときも聞くときも、想像力を働かせながら雑談を楽しみます。
もちろん想像力を働かせるのはいいのですが、想像力だけではつまらない。

雑談が下手な人は、場の空気を読まず、壊す。
雑談が上手な人は、場の空気を読んで、なじむ。

雑談には、目に見えない空気が漂っています。
いわゆる、場の空気です。
明るい雰囲気もあれば、真面目な雰囲気もあり、雑談の内容によってさまざまです。

雑談が下手な人は、話題を広げるしかできない。
雑談が上手な人は、話題を広げるだけでなく、深めることもできる。

話題の話し方には、2種類あります。
(1)広げる
(2)深める

雑談が下手な人は、コンプレックスに悲観的な対応をする。
雑談が上手な人は、コンプレックスに楽観的な対応をする。

誰でも触れたくない話題があります。
その1つが、自分のコンプレックスについてです。
特に外見上の悩みは、人間関係に影響しやすいため、深刻に受け止めやすい傾向があります。

雑談が下手な人は、クイズが抽象的で、なかなか正解を言わない。
雑談が上手な人は、クイズが具体的で、じらさず正解を言う。

雑談を盛り上げる方法として、クイズが有効です。
おしゃべりだけを楽しむ会話もいいですが、たまには考える会話も面白いでしょう。
ときどき雑談にクイズを含めると、新しい雰囲気を作り出せます。

雑談が下手な人は、相手の話を奪い、むっとされる。
雑談が上手な人は、相手の話に集中して、どんどん盛り上げる。

話を奪う癖はありませんか。
つまり、話の主導権を相手から奪う行為のことを言います。
「私は大丈夫」と思っていても、いつの間にか相手に迷惑をかけていることがあります。

雑談が下手な人は、強引に話をまとめようとする。
雑談が上手な人は、自然な状態を楽しむ。

話が長くなってわかりにくくなるときがあります。
話の論点がわかりにくくなると、自分で話をまとめたくなるかもしれませんが、注意したいポイントです。
雑談の場合、まとめることが親切丁寧になるとは限らないからです。

雑談が下手な人は、途中で脱線した話を無理やり戻す。
雑談が上手な人は、話が脱線してもそのまま進める。

雑談の途中、話が脱線していくことがあります。
関連した内容で少しずつ話が脱線していくのは、雑談の面白さの1つ。
急に話題が変わるのではなく、少しずつ話題が変わっていきます。

雑談が下手な人は、盛り上がっている途中でトイレに行く。
雑談が上手な人は、切りのいいところでトイレに行く。

雑談の途中、トイレに行きたくなることがあります。
特に食事をしながら雑談を楽しんでいると、途中で席を立ちたくなるでしょう。
不思議なことに、楽しい雑談ほどトイレに行きたくなりやすい。

雑談が下手な人は、普通に話し始める。
雑談が上手な人は、引きつける一言から話し始める。

どんな言葉で雑談を始めますか。
もちろん話の始め方は自由ですが、だからこそ差が出やすい部分でもあります。
雑談の始め方は、盛り上がり方に影響するポイントの1つ。

雑談が下手な人は、世間の常識で話す。
雑談が上手な人は、自分の考えで話す。

その話は、誰の意見なのか。
それが問題です。
意見の出どころによって、話の印象が変わります。

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