人生の教科書



会話

雑談が上手な人と下手な人の
30の違い

  • 雑談が下手な人は、
    会話がドッジボール。
    雑談が上手な人は、
    会話がキャッチボール。
雑談が上手な人と下手な人の30の違い

もくじ

1
★10

雑談が下手な人は、会話がドッジボール。
雑談が上手な人は、会話がキャッチボール。

雑談が下手な人は、会話がドッジボールになっています。 自分中心に考え、独りよがりの話し方です。 「話を振る」というより「話をぶつける」という話し方になっています。 相手をにらみつける。 勢いでまくし立てる。 偉そうな話し方をする。 難しい専門用語を使う。 相手の嫌がる話題を振る。 剛速球のボールが投げることで、相手から驚かれ、尊敬されると誤解しています。 勢い重視で投げようとするため、相手に威圧感や不快感を与えるような発言が多い。 しかし、ドッジボールのような会話は嫌がられます。 剛速球のボールが飛んでくれば、危険を感じ、とっさに相手は避けたくなるでしょう。 受け取りにくいばかりか、相手にけがをさせてしまうこともあります。 ドッジボールのような話し方では、楽しい雑談が成立しません。 雑談で心がける話し方は、ドッチボールではなく、キャッチボールです。 雑談が上手な人は、会話がキャッチボールになっています。 自分がボールを投げて相手が受け取り、相手が投げるボールを自分が受け取ります。 雑談は、1人だけで成立しません。 相手がいて、お互いが楽しんでこそ成立します。 そのため、自分勝手やわがままな話し方は避け、相手が心地よく感じる話し方や話題選びを心がけます。 相手を優しく見つめる。 ゆっくりした話し方。 謙虚で丁寧な話し方。 分かりやすい言葉を使う。 相手が喜ぶ話題を振る。 受け取りやすいボールを投げると、相手は受け取りやすくなり、会話が続きます。 雑談が上手な人は、キャッチボールの達人でもあるのです。 ドッジボールではなく、キャッチボールの会話を心がける。

2
★8

雑談が下手な人は、1回の話が長く、テンポも悪い。
雑談が上手な人は、1回の話が短く、テンポがよい。

会話はキャッチボールに似ています。 自分が話せば、話の内容に沿って相手が話します。 相手が話し終われば、話の内容に沿って自分が話し始めます。 話がお互いを行き交う様子は、キャッチボールとそっくり。 ボールが交互に行き交いながら、だんだん会話のテンションが上がり、盛り上がっていきます。 会話のキャッチボールのとき、雑談が上手な人と下手な人に違いがあります。 雑談が下手な人は、1回の話が長い。 自分が話したいことを、気が済むまで話し続けます。 相手の話が終われば、また自分の長話が始まります。 つまり、ボールを持っている時間が長い状態です。 本人は、丁寧に話しているつもりですが、相手が受ける印象は違います。 相手は「じらさないで、早くボールを投げ返してほしい」と思うでしょう。 1回の話が長いと、だんだん雑談の雰囲気がたるみ、リズムとテンポが悪くなります。 雑談が上手な人は、1回の話が短いのが特徴です。 できるだけ話が短くなるように心がけています。 話が長くなるようなら、簡潔に分かりやすくまとめ、会話のボールを相手に渡します。 相手の話が終われば、話の内容に沿って自分が話をして、やはり短く済ませます。 1回の話が短いと、ボールを持っている時間が短くなります。 ボールが早く返ってくると、雑談にスピード感と熱気が生まれます。 リズムとテンポもよくなる。 ボールが素早く行き交うようになるので、雑談のテンションが上がり、雰囲気も盛り上がるのです。 1回の話は、短くする。

3
★3

雑談が下手な人は、会話中、無表情になっている。
雑談が上手な人は、会話中、にこにこしている。

表情は、非言語コミュニケーションの1つです。 非言語コミュニケーションとは、言葉や文字を使わず、表情・動作・姿勢などによって行われる意思疎通のことを言います。 表情は、言葉と同じ、意思伝達の手段。 表情には、言葉と同じ、もしくは言葉以上の伝達力があります。 明るい言葉が明るい雰囲気を作るように、明るい表情も明るい雰囲気を作ります。 非言語コミュニケーションは、雑談を盛り上げる重要なポイントです。 雑談が下手な人は、会話中、無表情になっています。 話をするときも聞くときも、特に表情はありません。 面白い話でもないのに、表情を作るのは不自然だと思っています。 楽しい話のときだけ、楽しそうな表情をする程度。 当たり前の態度に思えますが、要注意です。 会話中、無表情になっていると、相手は不安や心配になるでしょう。 無表情には印象がないと思うのは誤解です。 無表情は、表情がないからこそ、さまざまな印象を与えやすくなります。 「退屈なのだろうか」 「話がつまらないのだろうか」 「気分が悪いのだろうか」 しかもどの印象もネガティブです。 無表情は、話を嫌がっている様子に見えやすい。 無表情のままでは、なかなか雑談が盛り上がりにくいのです。 雑談が上手な人は、会話中、にこにこしています。 楽しい話のときもにこにこしますが、普通の話のときも、にこにこした表情です。 口を閉じていても、口角だけ少し上がっていて、明るい表情があります。 いつも表情が明るくなっているので、雰囲気も明るくなり、相手も気軽に話しやすくなります。 「楽しいです」 「話に満足しています」 「とても元気です」 「もっと雑談がしたい」 にこにこしていると、前向きな印象を与えられるため、ますます雑談が盛り上がります。 もちろんデリケートな話題のときは別ですが、普通の話題なら、にこにこした表情のほうが場になじみます。 雑談が楽しくなってから、にこにこするのでは遅い。 楽しくなる前からにこにこしていたほうが、本当に楽しくなるのです。 楽しい話でなくても、会話中はずっとにこにこする。

4
★4

雑談が下手な人は「盛り上げるには面白い一言が必要」と思っている。
雑談が上手な人は「面白い一言がなくても盛り上げることは可能」と思っている。

雑談が下手な人は「盛り上げるには面白い一言が必要」と思っています。 「雑談では、ギャグやユーモアが必要」 「笑えるような一言を言わなければいけない」 「笑いがないと、雑談を盛り上げることができない」 雑談が下手な人は、面白い一言にとらわれすぎているところがあります。 実際のところ面白い一言は、簡単に思いつくものではありません。 知性や教養が必要です。 時には勘やセンスに頼ることもあるでしょう。 話ながら考えているが、なかなか面白い一言が思いつかない。 思いついたとしても、タイミングがなければ言いにくい。 勇気を出して面白い一言も言っても、空振りに終わる。 雑談を盛り上げるどころか、白けさせることになれば、赤恥をかくだけになります。 面白い一言を考えることに注意が向いていると、肝心の会話にも集中できなくなります。 たしかに面白い一言があれば、雑談を盛り上げることができるでしょう。 面白い一言は、ないよりあったほうがいいのは事実。 しかし、雑談はそこまで難しく考える必要はありません。 雑談は、もっと気楽に会話を楽しむだけで、十分盛り上げることができます。 雑談が上手な人は「面白い一言がなくても盛り上げることは可能」と思っています。 楽しそうに話をする。 にこにこしながら話を聞く。 共感できるところにはうなずき、不思議に思ったところは質問する。 普通に楽しい会話を心がけるだけで、雑談は十分盛り上がります。 雑談の中で、ふと面白い一言が浮かべば、試しに言ってみるくらいでいい。 面白い一言もあっていいですが、なくても盛り上げることは可能なのです。 「面白い一言がなくても盛り上げることは可能」と考える。

5
★7

雑談が下手な人は、まず否定する癖がある。
雑談が上手な人は、まず肯定する習慣がある。

まず否定する癖には要注意。 雑談が下手な人は、まず否定する癖が目立ちます。 相手の話を聞いても、素直に同意せず、まず否定しようとします。 悪く言えば、世の中を斜め上から見る癖があります。 こうした人によくある口癖は「そうとは限らない」です。 少しでも否定できる点があれば「そうとは限らない」という一言で話のテンションを下げます。 たとえば「美人はモテるよね」という話に「そうとは限らない」と否定する。 「都会は物価が高いよね」という話に「そうとは限らない」と否定する。 「学校を卒業すると、みんな勉強をやめるよね」という話に「そうとは限らない」と否定する。 相手の話を素直に認めようとしません。 相手を言い負かしたい気持ちがあるため、話に例外を見つけては、まず否定します。 話の出だしから否定されると、相手は話を続けにくくなります。 楽しく話したい気持ちがくじかれ、雑談の雰囲気も悪くなるのです。 雑談が上手な人は、まず肯定する習慣があります。 多少の例外があっても気にしません。 人間ですから、不完全な話も受け入れます。 もちろん完全に的外れな内容なら否定しますが、小さな例外なら気にせず、まず肯定しようとします。 「美人はモテるよね」という話には「たしかにそうだね」と肯定する。 「都会は物価が高いよね」という話には「そういう傾向があるね」と肯定する。 「学校を卒業すると、みんな勉強をやめるよね」という話には「そういう人が多いね」と肯定する。 本当は例外があることに気づいていても、否定すると話がこじれるため、小さなことなら無視します。 まず肯定する習慣があると、ひとまず話が進みます。 相手の背中を押すことができ、ネタの続きを話してくれるでしょう。 雑談のスタートがよくなるのです。 どんな話でも、できるだけまず肯定するようにする。

6
★7

雑談が下手な人は、暗い話を暗く話す。
雑談が上手な人は、暗い話でも明るく話す。

雑談には、暗黙のルールがあります。 「雑談は、できるだけ明るく楽しく話す」というルールです。 ルールとして明文化されているわけではありませんが、雑談といえば「明るく楽しむもの」という認識が一般的です。 もちろん時には暗い雰囲気で話すのもありですが、雑談は、できるだけ明るい話を心がけるのが基本でしょう。 明るい話のときはいいのです。 明るい話は、意識しなくても明るく話せます。 問題なのは、暗い話のとき。 暗い話をするとき、雑談が上手な人と下手な人の違いが現れやすい瞬間です。 雑談が下手な人は、暗い話を暗く話します。 失敗・ミス・悩みなど、ネガティブな話を暗く話してしまいがちです。 一見すると当たり前の言動に思えますが、要注意です。 暗く話すと、相手を落ち込ませたり、雰囲気を暗くさせたりします。 一度雰囲気が暗くなると、次に明るい話をしたくても、しにくくなります。 建設的な話もしにくい。 雰囲気が暗いと次の話も暗くなり、悪循環を招きます。 もはや雑談ではなく、反省会のような雰囲気になるのです。 一方、雑談が上手な人は、暗い話でも明るく話します。 明るい話は明るく話すのはもちろんですが、暗い話でも、にこにこしながら明るく話します。 笑顔で悩みを打ち明ける。 苦労話も、ほほ笑みながら話す。 自分のミスや失敗は、笑い話に変えて紹介する。 暗い話であっても、できるだけ明るい話し方をして、明るい雰囲気を出します。 暗い話を明るく話せば、話しやすい雰囲気が保たれ、相手も前向きな返事がしやすくなります。 雑談が盛り上がるかどうかは、話し方がポイントです。 暗い話でも明るく話せば、雑談を盛り上げることは十分可能です。 暗い話は、暗く話すのではなく、明るく話す。

7
★2

雑談が下手な人は、つまらない冗談に白ける。
雑談が上手な人は、つまらない冗談でも大笑いする。

雑談が下手な人は、つまらない冗談に白けた反応を見せます。 「笑えない」 「まったく面白くない」 「くだらなくて寒気がした」 「聞いているこちらまで恥ずかしくなる」 「……(無言)」 雑談が下手な人は、つまらない冗談に笑うと、自分の価値を落とすと思っています。 「笑ったら負け」と思っているところがあります。 つまらない冗談に対して、興ざめした態度を見せます。 しかし、冗談を言った人は気持ちが落ち込むでしょう。 「自分の冗談を否定された」と感じて、自信を失う。 「自分には笑いのセンスがない」と自己嫌悪に陥り、自分を責めてしまいがちです。 別の冗談が思い浮かんでも、再び否定されるのが怖いので控える。 テンションが下がり、会話の雰囲気も悪くなるのです。 雑談が上手な人は、つまらない冗談でも大笑いします。 別の言い方をすれば「笑いの許容範囲が広い」とも言えます。 つまらない冗談で白けると雰囲気が悪くなるため、できるだけ明るいリアクションを心がけています。 たとえば、古くさい冗談なら「古い話だなあ」と突っ込みを入れて笑う。 センスのない冗談なら「センスがなさすぎ!」と爆笑する。 相手の冗談の意味が分からなくても、とりあえずにこにこした表情をして、満足している様子を見せます。 面白い冗談でも笑いますが、面白くない冗談でも笑います。 つまらない冗談に少しでも笑える要素があれば、大げさに解釈して、少しでも笑うように心がけます。 つまらない冗談でも大笑いすると、相手は手応えが得られ、ほっとするでしょう。 ますます雰囲気が明るくなり、テンションも上がり、雑談が活性化されるのです。 つまらない冗談を言われたら、白けるのではなく、大笑いする。

8
★7

雑談が下手な人は、人づての話が多い。
雑談が上手な人は、実体験の話が多い。

雑談が下手な人は、人づての話を多く話します。 自分が体験したことではなく、他人から聞いた話をネタにして話します。 もちろん適度の範囲ならいいのです。 人から聞いた話も立派なネタになります。 ネタの範囲は広いほうが、さまざまな話題を楽しめるでしょう。 しかし、人づての話が頻繁になると、少し印象が変わります。 「~らしい」 「~だそうです」 「~と聞いている」 あくまで人づての話なので、曖昧な表現が多い雑談になります。 具体性が乏しいため、状況の様子が想像しにくくなる上、会話に締まりもなくなる。 そもそも人づての話なので、真実かどうか分からず、内容の信用も高くありません。 相手から何か質問されても、体験した本人ではないため、曖昧な返事しかできない。 話が発展しにくく、いまひとつ雑談が盛り上がりにくいのです。 雑談が上手な人は、実体験の話を多く話します。 人づての話をすることもありますが、あくまで補足程度。 話の中心は、実体験です。 実際に自分が体験した話ほど、面白いネタはありません。 実体験の話は、雑談を盛り上げる要素が詰まっています。 自分が五感を通して直接体験したことは、詳細まで具体的に話すことができるでしょう。 自分が体験したことだからこそ、話し方にも自然と熱気を帯び、表情も豊かになります。 相手から質問されても、体験した本人なのでうまく答えることができるでしょう。 人づての話もいいですが、まず実体験の話を優先です。 自然と雑談が盛り上がりやすくなります。 人づての話より、実体験の話で盛り上げる。

9
★3

雑談が下手な人は、声の大きさに無頓着。
雑談が上手な人は、状況に応じて調整する。

声の大きさは、上手に雑談を進めるポイントの1つです。 声の大きさは、軽視しがちですが重要です。 声の大きさで雰囲気を壊すこともあれば、雰囲気をよくすることもできます。 雑談が下手な人は、声の大きさに無頓着です。 声の大きさを調整する配慮が欠けているため、いつも声の大きさは一定です。 普通に考えると「いつも声の大きさが一定でよい」と思うかもしれません。 もちろん普段なら問題ありませんが、状況によって不都合が生じることがあります。 たとえば、高級レストランのような落ち着いた場所での会話です。 静かで落ち着いた場所では、小さな声で話すのがマナーです。 雑談が下手な人は、自分を客観視する能力が不足しています。 そのため、周りの雰囲気を考えず、いつも同じ声で話します。 落ち着いた場所では、普通の声が大きく響き渡り、周りにいる人たちの迷惑になるでしょう。 自分はよくても、場の雰囲気を壊すだけでなく、一緒にいる相手まで恥ずかしい気持ちにさせます。 雰囲気と声の大きさが合っていないと、雑談を楽しみたくても、しにくくなるのです。 雑談が上手な人は、声の大きさを状況に合わせて調整します。 落ち着いた場所では、普通の声で話すと周りの迷惑になるので、声の大きさを調整します。 声の大きさを状況に合わせて調整できると、うまく雰囲気に溶け込めます。 小さな声には「強調」という活用法もあります。 たとえば、秘密の話をするとき、あえて小さな声で話します。 小さな声によって「大きな声では言えない話」というニュアンスが伝わり、重要性を強調できるでしょう。 小さな声でも、相手の印象には深く残るはずです。 声の大きさを状況に合わせて調整できると、雑談がスムーズになるのです。 声の大きさを、状況に合わせて調整できるようにする。

10
★6

雑談が下手な人は、本音が少なく、建前が多い。
雑談が上手な人は、建前が少なく、本音が多い。

雑談では、本音と建前の使い分けが重要です。 本音ばかりで話せばいいわけではありません。 会話を円滑にするには、時には建前を活用して、スムーズに進める必要があります。 時にはきれい事を言うこともあれば、時には本音で話すこともあるでしょう。 「響きのいい建前」と「核心をついた本音」を上手に使い分けることで、円滑な人間関係が実現します。 もちろんビジネスなら的確に使い分けるべきですが、プライベートの雑談となると、少し事情が変わります。 あくまで雑談なら、堅苦しい形式にこだわりすぎないほうがいいでしょう。 雑談で大切なのは「本音と建前の割合」です。 雑談が下手な人は、本音が少なく、建前が多い。 建前の言葉ばかりを述べるので、穏便に話をすることはできます。 しかし、あくまで表向きのきれい事であり、本心の言葉ではありません。 当たり障りのない言葉には、当たり障りのない返事になるでしょう。 「きっと未来は明るいよ」 「どんな努力も、最後は報われる」 「ずっと続けていれば、いつか夢が実現するよ」 陳腐な一言は心に響きません。 言いたいことは分かりますが、平凡な建前では説得力がありません。 相手も「そうですね」などの平凡な返事しかできないでしょう。 建前ばかりでは浅い会話しかできないため、雑談が盛り上がりにくいのです。 一方、雑談が上手な人は違います。 雑談が上手な人は、建前が少なく、本音が多い。 建前の話も大切ですが、もっと大切なのは本音です。 本音だからこそ相手の心に響きます。 「未来は自分で作るものでしょう。ぼうっとしているだけでは何も変わらないよ」 「どんな夢でも実現するとは限らない。自分の適性を見極めてこそ、才能は開花する」 「努力が報われるという考え方は自分を苦しめるだけ。言葉の響きに踊らされている。大切なのは、好きかどうかでしょう」 本音で話すから、相手も心を開き、お互い本音で話せるようになります。 できるだけ建前を減らしましょう。 できるだけ本音を増やしましょう。 心の内をさらけ出すからこそ、雑談が活性化されます。 雑談では、できるだけ建前を減らし、本音を増やす。

11
★5

雑談が下手な人は、偉そうで威張った話し方。
雑談が上手な人は、謙虚で優しい話し方。

雑談が下手な人は、偉そうで威張った話し方をします。 自分が上の存在であるかのように振る舞い、しばしば相手に威圧感を与えます。 会話に上下関係を持ち込もうとする。 ぶしつけに命令をする。 相手を呼び捨てにする。 自慢や武勇伝が多い。 自分から挨拶をせず、挨拶をされたがる。 「ありがとう」「お願いします」の一言がない。 「常識」「当たり前」「そもそも」など、決め付けた一言が多い。 自分が先生になったかのような、話し方をする。 上から目線で偉そうな話し方をする人は嫌われます。 楽しく雑談をしたくても、偉そうで威張った話し方をすると、相手は会話を楽しみにくくなります。 会話に威圧感や緊張感が漂い、息苦しい雰囲気になります。 会話はできても、いまいち盛り上がりにくい。 相手は笑顔であっても、心の中では「不愉快」「早く会話を終わらせたい」など感じているでしょう。 会話が上手な人は、謙虚で優しい話し方をします。 差別や上下関係を持ち込むことがない。 命令するような言葉遣いもない。 相手を呼ぶときも、きちんと敬称をつける。 相手から挨拶される前に、自分から挨拶をする習慣がある。 「ありがとう」「お願いします」を欠かさず言う。 「大変ですよね」「大丈夫ですか」という気遣いの一言がある。 たとえ相手より年齢や立場が上であっても、できるだけ相手と同じ目線になり、対等に話そうと心がけます。 謙虚で優しい話し方は、相手もリラックスがしやすくなります。 好意的で接しやすいため、多くの人から愛されるのです。 偉そうで威張った話し方ではなく、謙虚で優しい話し方を心がける。

12
★5

雑談が下手な人は、返事が思いつくまで黙る。
雑談が上手な人は、ひとまずすぐ返事をする。

雑談の盛り上がり方は、返事の早さで左右されます。 返事の早さは、熱意と意欲の表現になります。 返事が早ければ、テンションも上がります。 返事が遅ければ、テンションも下がります。 レスポンスの早さは、雑談の雰囲気に影響するポイントです。 雑談が下手な人は、返事が遅い。 返事が思いつくまで黙ります。 相手の言葉に対して、沈黙を気にせず、じっくり考えてから返事をします。 悪気があるわけではなく、理由があります。 「気の利いた返事をしなければいけない」 「間違った発言をしてはいけない」 「正しいことを言わなければいけない」 もちろん「言葉を選ぶ」という意味で、考える時間は大切です。 特にデリケートな話なら、失言や誤解を防ぐためにも、慎重に言葉を選びながら発言すべきでしょう。 しかし、あくまで普通の雑談なら、あまり難しく考えすぎると、かえって悪影響になります。 返事が遅いと、その間は会話が止まります。 なかなか返事をしてくれないと、相手も次の話ができません。 相手は言葉を発するたびに、小さな待ち時間が発生する。 のろのろとした雑談になり、テンションが下がっていくのです。 雑談が上手な人は、ひとまずすぐ返事をします。 気の利いた言葉がすぐ思い浮かべば言いますが、何も思い浮かばなくても、すぐ返事をします。 「そうか」「なるほど」「知りませんでした」「すごいですね」「さすがですね」 相手を不快にさせない言葉なら、返事は何でもいいのです。 一言でも返事があると「続きをどうぞ」という合図になり、相手は話の続きを話せます。 雑談では、よい返事をするより、すぐ返事をするほうが大切です。 返事が早いと、雑談の進行も早くなり、テンションを高めるのです。 返事が思いつくまで黙るのではなく、ひとまずすぐ返事をする。

13
★3

雑談が下手な人は、少しでも気になる点があれば、話を止める。
雑談が上手な人は、少々気になる点があっても、話を止めない。

雑談が下手な人は、少しでも気になる点があれば、質問します。 たとえば「早朝の飛行機に乗ろうとしたら、急に体調が……」と話しかけているとき「何時の飛行機?」と質問する。 「今は海外旅行に行くのが安いよね。だから年末には……」と話しかけているとき「海外旅行は安くないよ」と否定する。 もちろんどうしても気になるなら、会話の途中で口出しをするのもいいでしょう。 気になることは質問する。 同意できないことには反論する。 それが話の成り行きを決める重要なポイントなら、質問も反論もいいのです。 ただし、頻繁になるのは要注意です。 気になるところでいちいち質問や反論をすると、そのたびに話が止まります。 話が進んでは止まり、また進んでは止まり、なかなか話が進みません。 スムーズに話をしたくても、ときどき割り込む一言のせいで、会話の中断が増える。 会話の調子を妨げやすくなるのです。 雑談が上手な人は、少々気になる点があっても、話を止めません。 早朝の飛行機の時間が気になっても、軽微な疑問なら質問を控え、話の進行を優先させます。 海外旅行が安いと思わなくても、小さなことなら否定せず、話の進行を優先させます。 雰囲気は、壊すのは簡単であっても、作るのが大変です。 疑問点の解消より会話の進行を優先させたほうが、話の進行はスムーズになります。 テンポとリズムが生まれ、雑談の調子がよくなるのです。 会話で気になる点があっても、小さなことなら気にせず、話の進行を優先させる。

14
★1

雑談が下手な人は、手遊びや貧乏揺すりが多い。
雑談が上手な人は、相槌やボディーランゲージが多い。

会話中の動きを意識していますか。 会話は言葉が中心であり、体の動きはあまり関係しないと思いますが誤解です。 体の動きは、会話に直接関係しなくても、間接的に関係があるため軽視できません。 会話中の動きには、2種類あります。 (1)必要な動き(相槌・ボディーランゲージ) (2)余計な動き(手遊び・貧乏揺すり) 動きの種類によって、雑談をスムーズにすることもあれば、妨げることもあります。 あらためて意識する必要があると言えるでしょう。 雑談が下手な人は、余計な動きがあります。 たとえば、手遊びや貧乏揺すりです。 動きがあれば、気になるのが人間です。 手足に余計な動きがあると、相手は動きが気になり、話に集中しにくくなるでしょう。 また不本意な誤解を招くこともあります。 手遊びや貧乏揺すりがあると「話が退屈でつまらない」「早く帰りたい」などの意思表示として受け止められる場合があります。 本人に悪気はなくても、現実ではネガティブな意味に受け止められやすい傾向があります。 手遊びや貧乏揺すりは、癖になっていることが多く見られます。 無意識にしやすい動作のため、注意が必要です。 雑談が上手な人は、余計な動きがない代わりに、必要な動きがあります。 たとえば、相槌やボディーランゲージです。 相手の話を聞きながら相槌を打つと「話を聞いています」「理解できました」というサインになります。 身ぶり・手ぶり・演技などのボディーランゲージを交えて話すと、表現力が高まり、伝えたいことを伝えやすくなります。 必要な動きは、雑談をますます活性化させるのです。 余計な動きは控え、必要な動きを心がける。

15
★4

雑談が下手な人は、とにかく言葉で伝えようとする。
雑談が上手な人は、あらゆる表現で伝えようとする。

雑談が下手な人は、とにかく言葉で伝えようとします。 「上手な雑談とは、上手に話すこと」という思い込みが強いため、言葉にこだわります。 難しい話が通じなければ、分かりやすく説明します。 それでも通じなければ、別の言い方をして工夫します。 もちろん言葉を駆使して伝えるのもいいですが、言葉による表現にも限界があります。 雑談が下手な人は、言葉による表現にこだわっているため、伝えたいことがあっても、うまく伝えられないことがあるのです。 雑談が上手な人は、あらゆる表現で伝えようとします。 表現方法にはこだわりません。 言葉でうまく伝わりそうになければ、別の表現を使って伝えようとします。 たとえば、絵や図を描いて表現します。 言葉で伝わりにくいことも、絵や図を書けば、一目で通じることがあります。 絵や図が下手であっても、おおむね輪郭が正しければ、うまく伝わるでしょう。 時には歌を歌って表現します。 曲名を言って通じなければ、直接歌ったほうが直感的になって分かりやすいときがあります。 音痴だったり歌詞が間違っていたりしても、だいたいリズムが合っていれば、うまく伝わります。 時には、演技をして表現します。 体の細かい動きは、言葉で説明するより、実際に演技をしたほうが伝わりやすいでしょう。 プロの役者でなくても、素人の演技で十分伝わります。 恥やプライドは、雑談の邪魔になります。 恥もプライドも捨てて、あらゆる表現方法を駆使するのが、雑談力を高めます。 下手なら下手で面白くなり、雑談が盛り上がります。 むしろ下手なほうが、ちょうどいいのかもしれません。 表現方法が多いと表現の幅が広がり、伝えやすくなります。 「なるほど」と相手に理解してもらえ、どんどん話が弾むのです。 雑談は、言葉による表現にこだわらず、あらゆる表現で伝える。

16
★5

雑談が下手な人は、淡々とした話し方をする。
雑談が上手な人は、感情を込めた話し方をする。

雑談が下手な人は、淡々とした話し方をします。 もちろん状況によっては、淡々と話すのが適切な場面もあります。 たとえば、ビジネス会話です。 ビジネスでは、余計な感情は含めず、淡々とした話し方のほうが話はスムーズに進むでしょう。 金銭や契約が関係する場面では、個人的感情を抑えた話し方のほうが情報に集中しやすくなり、円滑な話し合いができます。 しかし、日常の雑談となると、心がけが変わります。 日常の雑談でも淡々とした話し方をすると、表現の幅が狭くなったり堅苦しくなったりします。 感情が感じられない話し方をすると、会話が単調で無味乾燥になります。 楽しい話を淡々と話すと、楽しい様子が伝わりにくくなり、盛り上がりに欠けるでしょう。 悲しい話を淡々と話すと、つらい感情が伝わりにくくなり、共感もされにくくなるはずです。 人間味が失われた会話になり、雑談らしい雰囲気を妨げるのです。 雑談が上手な人は、感情を込めた話し方をします。 楽しい話なら、楽しい気持ちを込める。 悲しい話なら、悲しい気持ちを込める。 感動した話なら、興奮と感激の気持ちを込める。 不思議な話なら、驚きや困惑の気持ちを込める。 感情を込めた話し方をすると、人間味が増したり表現の幅が広がったりして、雑談に深みが出ます。 聞く人にも感情が伝われば、相手の心に訴える力も強くなるでしょう。 感情は、話に豊かさをもたらす要素です。 心を動かすのは心です。 感情を込めた話し方によって心が伝わり、より人間らしい豊かな雑談が実現できます。 淡々と話すより、感情を込めて話す。

17
★5

雑談が下手な人は、過去の話ばかり話す。
雑談が上手な人は、現在や未来の話を話す。

話すネタは、時間軸が大切です。 時間軸を大きく分けると、3つあります。 (1)過去 (2)現在 (3)未来 もちろんどの時期の話でもいいのですが、雑談の印象や盛り上がり方に違いがあります。 雑談が下手な人は、過去の話を話します。 たとえば、昔に経験した成功談や失敗談、面白い体験や珍しい出来事などです。 もちろんたまに話す程度ならいいのです。 人づての話より実体験の話のほうが、面白い会話ができるでしょう。 実際に自分が体験した話なら、昔話であっても具体的に生々しく話ができるはずです。 時間軸を広げたほうが、扱えるネタも広がるのは間違いありません。 しかし、いつも過去の話ばかりになると印象が変わります。 たまに過去の話をするのはOKですが、いつも過去の話をするのはNGです。 過去の話は、あくまで昔の出来事。 過去の話を持ち出しても、あくまで当時の話なので、実感が湧きにくかったり楽しみにくかったりします。 話すネタが昔の話ばかりになると、過去にとらわれているような誤解を与えることもあるでしょう。 くよくよ後ろばかりを気にして、しっかり前を向いて生きていない様子に思えます。 大切なのは、今です。 「今はどうなのか」「これからどんな予定があるのか」という話が、聞いている人をわくわくさせます。 雑談が上手な人は、現在や未来の話を話します。 「実は今、面白い仕事に取り組んでいる」 「ここに来る途中、面白い出来事に遭遇した」 「来月、海外旅行に行く予定がある」 現在や未来の話は、必ず面白いネタになります。 いわば、できたてのネタ。 できたての料理が一番おいしいように、できたてのネタも一番面白い。 話す側にとっても、現在や未来の話のほうが現在進行形の話なので、詳しく語ることができるでしょう。 現在や未来の話だからこそ、感情を込めた話し方がしやすくなります。 現在や未来の話をすると、相手は強い興味関心を引かれ、会話に引き込まれるのです。 過去の話より、現在や未来の話をする。

18
★9

雑談が下手な人は、正しい言葉を言う。
雑談が上手な人は、相手が言ってほしい言葉を言う。

雑談が下手な人は、常に正しい言葉を言います。 「正しい言葉を言ってどこが悪いのか」と思うかもしれません。 たしかに正しい言葉を言うのは人間関係の基本ですが、現実はそう単純ではありません。 場合によっては、雑談のテンションを下げたり雰囲気を悪くさせたりすることもあります。 時には、正しい言葉が人を傷つけたり落ち込ませたりすることもあります。 たとえば、勉強をサボりがちな人がいるとします。 勉強をサボりがちな人に、次のような言葉を言ったとします。 「勉強しないと落第するよ」 「この前もサボっていたよね。自己管理能力がないね」 「勉強をサボってばかりで、自分を恥ずかしいと思わないの?」 正しい一言です。 しかし、聞きたくない正しい言葉もあります。 自分のプライドを傷つけたり、自己嫌悪を促したりする言葉は、正しい言葉であっても聞きたくない。 相手は元気をなくしたり、不快を感じたりするでしょう。 正しい言葉ばかりでは、堅苦しさが生まれ、会話が説教のようになる場合があります。 では、どうするか。 雑談が上手な人は、正しい言葉より、相手が言ってほしい言葉を言います。 たとえば、勉強をサボりがちな人に対しても、相手が言ってほしい言葉を言います。 「勉強のやる気が起きないときがあるよね」 「何か勉強に集中できない悩みでもあるの?」 「気分転換するのはどうかな」 相手は心の中で「そうそう。それを言ってほしかった」と喜ぶに違いありません。 相手が言ってほしい言葉を言うと、相手はリラックスでき、心を開きます。 正しい言葉より、相手が言ってほしい言葉を言うことが、雑談を盛り上げるコツです。 さて、相手が言ってほしい言葉は、どうすれば見つけられるのか。 考えるのは難しそうですが、コツをつかめば簡単です。 とことん相手の立場になって考えるだけです。 本人になったつもりで相手の立場を想像すれば「こんな言葉を言われたい」という言葉が自然と浮かびます。 正しい言葉より、相手が言ってほしい言葉を言う。

19
★3

雑談が下手な人は、遠くの話題が多い。
雑談が上手な人は、近くの話題が多い。

雑談が下手な人は、遠くの話題が多い。 遠く離れた町の話、海外の話、はるか遠い未来の話。 もちろんたまには、遠くの話もいいのです。 遠く離れた町の話は、知らないことがあって、興味が湧くでしょう。 海外の話は、未知の世界のように感じて、勉強にもなります。 はるか遠い未来の話をして、可能性にあふれた将来の話に興奮するのも、有意義な時間になるはずです。 ときどき楽しむ程度ならいいですが、遠くの話題が多くなるのは要注意です。 遠くの話題は、物理的・時間的に離れすぎているため、想像しにくかったり実感が湧きにくかったりします。 遠い町の話をされても、行ったことがなければ、想像がしにくいでしょう。 海外の話は、未知の世界である一方、自分には関係ない印象があり、親近感が湧きにくいでしょう。 100年後や200年後のような、遠い未来の話は、途方もなく先の話なので現実味が乏しく、嘘のように聞こえるかもしれません。 かけ離れた印象が、無関心や無関係という心理的な壁を生み、雑談に悪影響を及ぼすことがあります。 雑談が上手な人は、近くの話題が多い。 隣町の話、国内の話、近い将来の話。 物理的・時間的に近いと、具体的にイメージしやすくなります。 隣町の話なら、すでに知っていてご近所なので、想像がしやすく親近感も湧きやすいでしょう。 国内の話は、自分にも関係しているので、興味関心が湧きやすいでしょう。 近い将来の話は、もうすぐ起こりえることなので、現実味が帯びるでしょう。 近くの話は、身近であるため想像がしやすく、実感も湧きやすくなります。 雑談を盛り上げるなら、遠くの話より近くの話なのです。 遠くの話より、近くの話をする。

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★5

雑談が下手な人は、想像力を働かせる。
雑談が上手な人は、妄想力を働かせる。

雑談が下手な人は、想像力を働かせて会話します。 話をするときも聞くときも、想像力を働かせながら雑談を楽しみます。 もちろん想像力を働かせるのはいいのですが、想像力だけではつまらない。 想像力で話すことは、事実・現実・常識に基づいた内容が大半です。 事実・現実・常識に基づいた想像もいいのですが、盛り上がる要素に欠けます。 真面目で行儀がよく、堅苦しかったり形式張ったりするところがあります。 「おなかの調子が悪い。何か食べ合わせが悪かったのかな」 「一生懸命働いてお金を貯めたら、海外旅行に行きたいな」 「冬は寒いから、朝起きるのが大変」 「あの人の不思議な能力は、どこで身につけたのだろうか」 「宝くじに当たればいいな」 これでも雑談として成立しますが、いまひとつ盛り上がる要素に欠けます。 雑談を盛り上げたいなら、もっと大胆かつ非常識に考えたい。 それが、妄想力です。 雑談が上手な人は、想像力ではなく、妄想力を働かせます。 妄想力とは、事実・現実・常識を無視して、あり得ないことを考える力です。 「想像力に、非常識・非日常を加えたもの」と考えると分かりやすいでしょう。 雑談が盛り上がるのは、常識や固定観念にとらわれず、とっぴなことを考えて話すときです。 「おならの力で空を飛ぶ」 「海外旅行より宇宙旅行に行きたい」 「冬は寒いから、熊みたいに冬眠がしたい」 「きっとあの人は宇宙人だよ」 「もし宝くじが当たって10億が手に入ったら、何に使う?どうする?」 これでいいのです。 このくらいの大げさな妄想をしたほうが、話が盛り上がり、雑談らしくなります。 常識や固定観念にとらわれず、大胆な発想をするからこそ、驚きや笑いが生まれます。 あり得ないことを楽しく話せるのは、雑談ならではの面白さ。 雑談で大切なのは、想像力より妄想力です。 想像力より妄想力を働かせて、雑談する。

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★1

雑談が下手な人は、場の空気を読まず、壊す。
雑談が上手な人は、場の空気を読んで、なじむ。

雑談には、目に見えない空気が漂っています。 いわゆる、場の空気です。 明るい雰囲気もあれば、真面目な雰囲気もあり、雑談の内容によってさまざまです。 ずっと同じ空気とは限らず、話の流れによって少しずつ変化していきます。 場の空気を読んでおかないと、雑談の善しあしにも影響します。 雑談が下手な人は、場の空気を読まず、壊します。 空気を読む配慮がありません。 自分が王様になったつもりで、突然他人の会話に割り込み、自分勝手な話を始めます。 空気を読むこともなじむこともなく、自分のペースで話し始めます。 当然ですが、周りにいる人たちは迷惑です。 急に割り込んできた人に、場の空気を壊されるのは誰でも不快でしょう。 デリカシーのない行為に常識を疑われ、陰で嫌われるようになるのです。 雑談が上手な人は、場の空気を読んで、なじみます。 他人の会話に参加するなら、参加する人が場に合わせるのがマナーです。 他人の会話に参加するとき、まず雰囲気の様子を確認します。 雰囲気が確認できれば、場の空気になじめるよう、自分を合わせます。 明るい雰囲気なら、元気な声・表情・態度を心がける。 真面目な雰囲気なら、落ち着きのある声・表情・態度を心がける。 場の空気に自分を合わせると、違和感なく雑談に溶け込め、スムーズに会話を楽しめます。 場の空気を、壊すか、なじむか。 ここで、雑談のスキルの差がつきます。 場の空気を壊すのではなく、なじむようにする。

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★4

雑談が下手な人は、話題を広げるしかできない。
雑談が上手な人は、話題を広げるだけでなく、深めることもできる。

話題の話し方には、2種類あります。 (1)広げる (2)深める どちらもよくあるパターンですが、雑談が上手な人と下手な人には、話し方に特徴が見られます。 雑談が下手な人は、話題を広げて楽しみます。 もちろん話題を広げることも大切です。 Aの話題からBの話題になり、Bの話題からCの話題になる。 話が広がっていくのは、雑談の面白さの1つです。 しかし、雑談が下手な人の場合「話題を広げるしかできない」という問題があります。 関連した流れで話題が広がっていくのはいいですが、広げるしかできないのではつまらない。 雑談が表面的な話ばかりになり、深い話がありません。 つまり「広く浅く」という状態になります。 雑談を楽しんでいる割に、なかなか相手と仲が深まりません。 では、仲を深めるには、どんな話し方が必要なのか。 それは「話題を深める」という話し方です。 雑談が上手な人は、話題を広げるだけでなく、深めることもできます。 たとえば、自分の仕事について話をしたとします。 悩みの話からストレスの話、ストレスの話から気分転換の話へ変わるのは、横に向かった広がり方です。 この話題を、横に広げるのではなく、縦に深めます。 悩みの話から性格の話、性格の話から生まれ育った環境の話へと、どんどん縦に深めます。 1つの話題を、深く掘り下げていく。 このとき、普段ではできない深い話ができるようになります。 話題を深めると、自然と相手の本音やプライベートに入り込むことにもなります。 話題を深めていくと、結果として、相手とも深い仲になっていくのです。 話題を広げるのもいいですが、時には深めることも大切です。 話題を深めるとは、仲を深めることでもあるのです。 雑談の話題は、広げるだけでなく、深めていく。

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★1

雑談が下手な人は、コンプレックスに悲観的な対応をする。
雑談が上手な人は、コンプレックスに楽観的な対応をする。

誰でも触れたくない話題があります。 その1つが、自分のコンプレックスについてです。 特に外見上の悩みは、人間関係に影響しやすいため、深刻に受け止めやすい傾向があります。 周りからは小さなことに思えても、本人にとっては深刻な問題で、根深い劣等感に悩んでいることが少なくありません。 コンプレックスに対する反応によって、雑談の盛り上がり方も変わります。 雑談が下手な人は、コンプレックスに悲観的な対応をします。 たとえば「老け顔」というコンプレックスを持っている人がいます。 相手から「年上に見える」と言われたとき、自分の劣等感が刺激され、ネガティブな反応を見せてしまいます。 むっとする。 ため息をつく。 無表情で下を向く。 急に泣き出す。 急に怒り出す。 雑談の明るい雰囲気が壊れ、不穏な空気が漂い始めます。 たしかに自分の劣等感を刺激されるのは、気持ちいいものではありません。 心が乱れて悲観的になるのも当然の反応と言えるでしょう。 もちろん真剣な話し合いなら、コンプレックスの話題もありですが、あくまで雑談なら、雰囲気を壊さない配慮が第一です。 雑談を盛り上げたいなら、つらい気持ちがあるとしても、明るく演じることも必要です。 雑談が上手な人は、コンプレックスに楽観的な対応をします。 「年上に見える」と言われても、不快な様子は見せず、にこにこしながら上手に言い返します。 「大人っぽく見えるでしょう」 「『貫禄がある』と言ってほしいな」 「本当はうらやましいのでしょう!」 ポジティブな言葉で言い返し、笑いを誘います。 本当は嬉しくない一言であっても、明るく楽しい雰囲気を壊さない配慮をして、前向きな返事をします。 たとえ「老け顔だね」とはっきり言われたとしても、にこにこしながら「ひどいなあ」と明るく言い返します。 くよくよしているところは見せません。 元気な一言で言い返し、雑談を盛り上げていくのです。 自分のコンプレックスには、悲観的な対応より、楽観的な対応をする。

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★2

雑談が下手な人は、クイズが抽象的で、なかなか正解を言わない。
雑談が上手な人は、クイズが具体的で、じらさず正解を言う。

雑談を盛り上げる方法として、クイズが有効です。 おしゃべりだけを楽しむ会話もいいですが、たまには考える会話も面白いでしょう。 ときどき雑談にクイズを含めると、新しい雰囲気を作り出せます。 クイズは、雑談を盛り上げるスパイスになります。 上手にクイズを出せば、相手をわくわくさせることができ、雑談の調子を上げる効果もあります。 ただし、クイズを出すならマナーが大切です。 クイズは、マナーを意識するかどうかで、雑談の雰囲気に影響します。 雑談が下手な人は、クイズが抽象的で、なかなか正解を言わないのが特徴です。 「昨日嬉しいことがあった。何があったと思う?」 クイズが抽象的です。 嬉しいこととはいえ、幅が広く、相手は考えるのに苦労するでしょう。 嬉しいことの感じ方も、人によって違います。 しかも、抽象的なクイズがたびたび登場して、雑談の進行を妨げます。 「教えてよ」と言っても、なかなか答えを言わず、相手を困らせます。 しつこくじらされると、相手はだんだんいらいらしてくるでしょう。 雑談を盛り上げるためのクイズのはずが、もはや雑談をいらいらさせるクイズになっているのです。 雑談が上手な人は、クイズが具体的で、じらさず正解を言います。 「親と進路について話し合っていたら『ある条件』を言われた。どんな条件だと思う?」 クイズの中に「進路」というヒントが与えられているので、相手は答えやすくなるでしょう。 「ある条件」という言い方をすると、興味関心をそそられ、どきどきしながら考えることができるでしょう。 答えが間違っていたり分からなかったりしても、じらさず正解を言います。 クイズを出すのはいいですが、きちんとマナーを守ることが大切です。 雑談でクイズを出すなら、具体的な言い方をして、じらさず正解を言う。

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★3

雑談が下手な人は、相手の話を奪い、むっとされる。
雑談が上手な人は、相手の話に集中して、どんどん盛り上げる。

話を奪う癖はありませんか。 つまり、話の主導権を相手から奪う行為のことを言います。 「私は大丈夫」と思っていても、いつの間にか相手に迷惑をかけていることがあります。 雑談が下手な人は、相手の話を奪う癖があります。 たとえば、相手が「来週は自分の誕生日」という話を持ち出したとします。 わざわざ自分から誕生日のネタを言い出す様子から「自分の誕生日に興味を持ってほしい」という意図が分かります。 「誕生日を祝ってほしい」「プレゼントがほしい」という期待が隠れていることもあるでしょう。 ところが雑談が下手な人は、相手の意図を無視して、思いついたネタで話題を奪います。 「そうなんだね。おめでとう。ちなみに私の誕生日は来月だよ。○○歳になります」 せっかく相手が持ち出した誕生日の話があっさり終わり、それどころか話を奪って自分が主役になります。 話を奪われた相手はむっとするでしょう。 「自分の誕生日が無視された。話を奪わないでほしい」という不満を持ち、不快に感じるはず。 不満が表情や態度にでて、雑談に不穏な空気が漂います。 話を奪う行為は、無意識のうちに犯しやすいため、注意が必要です。 雑談が上手な人は、相手の話に集中して、どんどん盛り上げていきます。 相手が「来週は私の誕生日」と言えば、それに関係した話題で盛り上げます。 「おめでとう。誕生日パーティーを開こう!」 「誕生日プレゼントは何がいい?」 「いつどこで誕生日会を開こうか。誰を呼ぼうか。今から楽しみだね」 相手の話に集中して、どんどん盛り上げていきます。 相手は自分の話に乗ってくれると、嬉しいでしょう。 相手から言い出した話題に集中すると、雑談がスムーズに盛り上がります。 相手の話は、奪うのではなく集中して、どんどん盛り上げる。

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★2

雑談が下手な人は、強引に話をまとめようとする。
雑談が上手な人は、自然な状態を楽しむ。

話が長くなって分かりにくくなるときがあります。 話の論点が分かりにくくなると、自分で話をまとめたくなるかもしれませんが、注意したいポイントです。 雑談の場合、まとめることが親切丁寧になるとは限らないからです。 雑談が下手な人は、強引に話をまとめようとします。 話が長くなると、すぐいらいらして、自分の言葉でまとめたがります。 「言いたいことは、つまりこういうことだよね」 「一言でまとめると、○○だね」 「結局のところ、○○だね」 本人は親切心から、話をまとめようとします。 もちろんビジネスなら、話をまとめたほうが分かりやすいでしょう。 交渉や会議など、話が長くなって論点がぼやけたとき、最後に分かりやすくまとめるのが得策です。 打ち合わせの最後に話し合ったポイントをまとめると、次のアクションも起こしやすくなります。 しかし、あくまで日常の雑談なら、話をまとめる行為に注意が必要です。 話をまとめると、話を区切ることになります。 まとめた瞬間「話が終わりました」「一件落着」「解散」などの雰囲気が出やすくなります。 まだ話は続くにもかかわらず、強引に話を区切るような流れになりやすい。 話をまとめられた側は「あなたの話は分かりにくい」と叱られているような印象も受けるでしょう。 まとめたとたん、話がつまらなくなる。 よかれと思って話をまとめると、かえって失礼になり、雑談の流れや雰囲気を悪化させることがあります。 雑談が上手な人は、自然な状態を楽しみます。 雑談の目的は、話を一言にまとめることではありません。 一言を、たくさんの言葉に広げることです。 話が膨らんだり脱線したりする様子をありのまま楽しむことこそ、雑談の素晴らしさです。 雑談が上手な人は、まとまっていない様子を楽しみます。 雑談とは、空に浮かぶ雲を楽しむ行為に似ています。 一瞬として同じ形はなく、刻々と変わりゆく形を楽しみます。 まとまっていない様子を楽しむのが雑談です。 どうしても分からないことがあれば、そのとき質問すればいいだけです。 まとめないほうが、雑談は楽しくなるのです。 強引に話をまとめず、自然な流れを楽しむ。

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★2

雑談が下手な人は、途中で脱線した話を無理やり戻す。
雑談が上手な人は、話が脱線してもそのまま進める。

雑談の途中、話が脱線していくことがあります。 関連した内容で少しずつ話が脱線していくのは、雑談の面白さの1つ。 急に話題が変わるのではなく、少しずつ話題が変わっていきます。 雑談では、話が脱線した後の対応が大切です。 雑談が下手な人は、途中で脱線した話を無理やり戻します。 自分が話そうとしていた内容が、途中でそれるのが気に入りません。 せっかく用意していたオチを話せないのが悔しい。 そのため、途中で脱線した話を無理やり戻します。 そうした人が言うセリフは「話を戻すけど」という一言。 強引に話を戻した瞬間、心地よかった雑談に不自然な雰囲気が漂います。 調子よく加速している車が急ブレーキをかけ、Uターンをするようなもの。 急に話が戻ると、雑談の調子が狂い、パワーとテンションが下がるのです。 雑談が上手な人は、話が脱線してもそのまま進めます。 自分が話したかった内容やオチが話せないのは少し残念ですが、強くこだわりません。 雑談が上手な人は、自然な流れを大事にします。 話はいつでもできますが、自然な流れは、いつでもすぐ作れるものではありません。 自然な流れなら、たとえ話がそれていたとしてもかまいません。 思わぬ方向に話がそれるのも、雑談の面白さとして受け止めます。 だから雑談のパワーとテンションが沈滞せず、長く続くのです。 話が途中で脱線しても、無理やり戻さず、そのまま進める。

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★0

雑談が下手な人は、盛り上がっている途中でトイレに行く。
雑談が上手な人は、区切りのよいところでトイレに行く。

雑談の途中、トイレに行きたくなることがあります。 特に食事をしながら雑談を楽しんでいると、途中で席を立ちたくなるでしょう。 不思議なことに、楽しい雑談ほどトイレに行きたくなりやすい。 もちろん雑談中でもトイレに行くのはいいですが、大切なのはタイミングです。 トイレで席を立つタイミングに、センスが表れます。 雑談が下手な人は、盛り上がっている途中でトイレに行きます。 我慢はしない。 トイレに行きたくなれば、すぐ行く。 雑談の流れや雰囲気は無視して、とにかくトイレに行きたいとき、席を立ちます。 しかし、盛り上がっている最中に席を離れるのはよくありません。 雑談が、中途半端なところで中断されます。 盛り上がった雰囲気もリセットさせるでしょう。 せっかく盛り上がっている話を邪魔するようなもの。 トイレから戻ってきたとき、雑談の流れや雰囲気を、また最初から作り直さなければいけなくなります。 生理現象で仕方ないとはいえ、雑談にリズムとテンポに悪影響が出るのです。 雑談が上手な人は、区切りのよいところでトイレに行きます。 トイレに行きたくなっても、盛り上がっている途中ならできるだけ控えます。 話の区切りのいいところで、トイレに行きます。 区切りのいいタイミングなら、トイレで席を立っても、不自然にはなりません。 ちょうど話が一段落ついているので、お互いちょうどよい休憩にもなるでしょう。 背伸びをしたり、呼吸を整えたりする時間になります。 トイレから戻ってきても、自然な流れで雑談を再開できるのです。 雑談中トイレに行くなら、区切りのよいところにする。

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★8

雑談が下手な人は、普通に話し始める。
雑談が上手な人は、引きつける一言から話し始める。

どんな言葉で雑談を始めますか。 もちろん話の始め方は自由ですが、だからこそ差が出やすい部分でもあります。 雑談の始め方は、盛り上がり方に影響するポイントの1つ。 雑談が上手な人と下手な人とでは、最初の話し方に違いがあります。 雑談が下手な人は、普通に話し始めます。 「お久しぶりですね。お元気にしていましたか。最近は仕事の調子はいかがですか。何か変わったことはありましたか」 最初は簡単な挨拶から始まり、そこから話を広げていきます。 よくある普通の雑談の始め方でしょう。 お互いの様子をうかがいながら、じわじわ雑談のテンションを上げていきます。 話を進めていくうちに、興味が出てきたり面白くなったりします。 もちろんこれでも問題ありませんが、盛り上がるのが少し遅くなりがちです。 いわゆるスロースタート。 雑談の始めに、少したるみがあるのです。 雑談が上手な人は、引きつける一言から話し始めます。 たとえば、具体的に話を話し始める前、次のようなユニークな一言を言います。 「実は最近、嬉しいことがあってね」 「ここに来る途中、不思議なものを見かけた」 「昨日、信じられない出来事があったよ」 相手の興味関心を刺激する一言から始まると、相手は「何だろう。話の続きを聞きたい」と思うでしょう。 「これから面白い話が始まりますよ」という合図になります。 話を始める前から話に引きつけ、雑談が盛り上がりやすくなるのです。 雑談を楽しくスタートダッシュできるのです。 雑談は、引きつける一言から話し始める。

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★5

雑談が下手な人は、世間の常識で話す。
雑談が上手な人は、自分の考えで話す。

その話は、誰の意見なのか。 それが問題です。 意見の出どころによって、話の印象が変わります。 雑談が下手な人は、世間の常識で話します。 「常識で考えると、こうだね」 「世間的には、こうだと思うよ」 もちろん時には世間の常識で話すのもいいでしょう。 世間の一般認識を伝えることで、自分の立ち位置が把握できます。 自分の考えの誤りや偏りに気づかされることもあるでしょう。 しかし、いくら世間の常識が大切とはいえ、程度があります。 話す内容が世間の常識ばかりになるのは好ましくありません。 世間の常識は、形式張ったり堅苦しくなったりする傾向があります。 全体論や一般論のような話し方なので、抽象的にもなりがちです。 世間の常識で話すと、説教のようにもなりやすい。 「みんなはこうしているよ。あなただけ違っていますよ」と、違いを責める雰囲気になりがちです。 なにより世間の常識で話すと、無責任な印象を与える可能性があります。 「これは私の考えではなく、世間の考え。何かあっても、私は責任を負えないよ」 話の責任を曖昧にする印象があるため、話の意味は分かっても、相手の心に響かないのです。 雑談が上手な人は、世間の常識で話すのは必要最小限に抑えます。 その代わり、まず自分が考えたことを、自分の言葉で話します。 「私は、こう考える」 「個人的に、こう思う」 いったん世間の常識は無視して、その人がどう思っているかが大切です。 自分の考えで話すと、熱意と意欲を持って具体的に話せるでしょう。 言葉・表情・態度にも力が入り、話し方が力強くなります。 なにより自分の考えだと表明することで、責任が感じられます。 雑談であれ、責任の所在が大切です。 責任と覚悟を伴った発言だからこそ、情熱と本気が伝わり、相手の心に響きます。 世間の常識ではなく、自分の考えで話す。

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