執筆者:水口貴博

場を盛り上げる30の会話術

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テーマについて知っていることを聞かれる前に話すと、盛り上がる。

テーマについて知っていることを聞かれる前に話すと、盛り上がる。 | 場を盛り上げる30の会話術

「聞かれるまで答えない」というのは、よくありません。

会話を盛り上げるためには、聞かれる前に、知っていることを口にすることが大切です。

知っていることは、どんどん口にしたほうが、会話は盛り上がりやすくなります。

会話中に、そのテーマで知っていることは、どんどん口にしていきましょう。

たとえば、私は愛媛県出身です。

愛媛県はミカンで有名なので、よくミカンの話をします。

ミカンの話をしたとき、2つの反応が返って来ます。

「へえ、そうなんだ」という初めて知るような反応をする人と「それなら知っている」と言って、さらに深い話をしてくる人です。

知らなければ「この話は、この辺にしておこうかな」と思います。

それ以上に深い話をしても、相手の理解が追いつかないだろうと思うからです。

最初から説明をするのも、なかなか疲れます。

しかし、相手がそのことについてあれこれ知っていることを話していると、意識が変わります。

「なんだ。そこまで知っているなら、もう少し深い話もできそうだな」

そう思って、さらに会話のレベルを上げることができるのです。

すでに相手が知っているので話も早い。

「そこまで知っているのか!」と思わせることが大切です。

話しているテーマについて知っていることは、聞かれる前に話をして、どんどんアピールしておくほうがいいのです。

場を盛り上げる会話術(20)
  • テーマについて知っていることは、聞かれる前に、積極的に話す。
会話上手な人は、いざというときのために、飴玉を持っている。

場を盛り上げる30の会話術

  1. 嫌いな話で盛り上げるより、好きな話で盛り上げる。
    これが気持ちのいい会話の鉄則。
  2. 大きな反応を心がけると、会話のテンポは、どんどんよくなる。
  3. 会話の反応は、言葉より表情に力を入れる。
  4. 「うん。
    そうだね」より「うん。
    うん。
    そうだね」。
  5. 「どうせ誰にでも言っているんでしょ」は禁句。
  6. わからない話が出たとき、相手を褒めるチャンスでもある。
  7. 会話の乗りがいい人は、負けるとわかっている喧嘩を売ってくる。
  8. お互いの共通点は、会話が盛り上がりやすい。
  9. 質問しながら、相手をさらりと褒める方法。
  10. 歓迎するフレーズを言えば、会話の乗りが自然とよくなる。
  11. 返事をあと0.1秒早くするだけで、会話のテンポは変わる。
  12. リラックスできるとはいえ、椅子の背にもたれたままの会話はよくない。
  13. 経験がなくても会話を続けられる、上手な返事の仕方。
  14. 大まかに話すと、会話のテンポがよくなる。
  15. 「感謝」だけの表現から「感謝+褒める」の表現へと変える。
  16. 嫌いなことの話をすると、なぜか大笑いする。
    そんな相手の本当の心理に、気づいていますか。
  17. 会話中、一瞬時計に視線が動くだけで、会話のテンポが悪くなる。
  18. 会話を、会話だけで、終わらせない。
  19. 「少し違う」と思うくらいでは、あえて反論しない。
  20. テーマについて知っていることを聞かれる前に話すと、盛り上がる。
  21. 会話上手な人は、いざというときのために、飴玉を持っている。
  22. 誰かと一緒に飲むお酒は、適量を守りにくい。
  23. 同じ会話は二度とできない意識を持つ。
  24. 自分の話した好物の話が、相手の人生を豊かにする。
  25. 相手を元気にさせる魔法の言葉。
    「その魅力は何?」
  26. 「その気持ちわかる」より「似たような経験がある」のほうがいい。
  27. 気の利いた返事をされると、いくら話をしても、疲れない。
  28. 会話に、正論を持ち込まない。
  29. 意外な発言を聞いても、どん引きした表情を表に出さない。
  30. いずれにせよは、言わないほうがいい。

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