「聞かれるまで答えない」というのは、よくありません。
会話を盛り上げるためには、聞かれる前に、知っていることを口にすることが大切です。
知っていることは、どんどん口にしたほうが、会話は盛り上がりやすくなります。
会話中に、そのテーマで知っていることは、どんどん口にしていきましょう。
たとえば、私は愛媛県出身です。
愛媛県はミカンで有名なので、よくミカンの話をします。
ミカンの話をしたとき、2つの反応が返って来ます。
「へえ、そうなんだ」という初めて知るような反応をする人と「それなら知っている」と言って、さらに深い話をしてくる人です。
知らなければ「この話は、この辺にしておこうかな」と思います。
それ以上に深い話をしても、相手の理解が追いつかないだろうと思うからです。
最初から説明をするのも、なかなか疲れます。
しかし、相手がそのことについてあれこれ知っていることを話していると、意識が変わります。
「なんだ。そこまで知っているなら、もう少し深い話もできそうだな」
そう思って、さらに会話のレベルを上げることができるのです。
すでに相手が知っているので話も早い。
「そこまで知っているのか!」と思わせることが大切です。
話しているテーマについて知っていることは、聞かれる前に話をして、どんどんアピールしておくほうがいいのです。