会話のテンポをよくするために、大まかな会話を心がけましょう。
細かく話したほうが、より多くの情報が伝わるので、会話のテンポがよくなるのではないかと思います。
しかし、実際は逆効果になるほうが多い。
たとえば、細かく会話をした例を1つ挙げます。
「家から南に歩いて100メートルくらいのところに、○○神社という豊作をまつった神社がある」
細かいことまで表現をするとなると、言葉数が多くなります。
会話の趣旨にもよりますが、細かく説明しすぎると、どれがポイントなのかがわかりにくくなります。
多くの単語が出てくるので、理解をするのに頭を使います。
疲れやすくなり、聞きにくくなるのです。
最初から細かい情報を伝えると、ありがた迷惑になり、逆に聞きづらくなります。
大まかに言い換えましょう。
「家の近くに神社がある」
これだけでいいのです。
おおむね言いたいことは伝わりますね。
大まかに話すと、一文が短くなる。
一文が短くなることで、理解しやすくなり、話の展開も早くなります。
会話のテンポがよくなり、会話にスピード感が出てくるのです。
実際のところ、言う側にとっても楽なことはありません。
もし、もっと細かい情報が知りたければ、必要に応じて答えればいいのです。