執筆者:水口貴博

場を盛り上げる30の会話術

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大まかに話すと、会話のテンポがよくなる。

大まかに話すと、会話のテンポがよくなる。 | 場を盛り上げる30の会話術

会話のテンポをよくするために、大まかな会話を心がけましょう。

細かく話したほうが、より多くの情報が伝わるので、会話のテンポがよくなるのではないかと思います。

しかし、実際は逆効果になるほうが多い。

たとえば、細かく会話をした例を1つ挙げます。

「家から南に歩いて100メートルくらいのところに、○○神社という豊作をまつった神社がある」

細かいことまで表現をするとなると、言葉数が多くなります。

会話の趣旨にもよりますが、細かく説明しすぎると、どれがポイントなのかがわかりにくくなります。

多くの単語が出てくるので、理解をするのに頭を使います。

疲れやすくなり、聞きにくくなるのです。

最初から細かい情報を伝えると、ありがた迷惑になり、逆に聞きづらくなります。

大まかに言い換えましょう。

「家の近くに神社がある」

これだけでいいのです。

おおむね言いたいことは伝わりますね。

大まかに話すと、一文が短くなる。

一文が短くなることで、理解しやすくなり、話の展開も早くなります。

会話のテンポがよくなり、会話にスピード感が出てくるのです。

実際のところ、言う側にとっても楽なことはありません。

もし、もっと細かい情報が知りたければ、必要に応じて答えればいいのです。

場を盛り上げる会話術(14)
  • 基本は大まかに話し、必要に応じて、詳しく話す。
「感謝」だけの表現から「感謝+褒める」の表現へと変える。

場を盛り上げる30の会話術

  1. 嫌いな話で盛り上げるより、好きな話で盛り上げる。
    これが気持ちのいい会話の鉄則。
  2. 大きな反応を心がけると、会話のテンポは、どんどんよくなる。
  3. 会話の反応は、言葉より表情に力を入れる。
  4. 「うん。
    そうだね」より「うん。
    うん。
    そうだね」。
  5. 「どうせ誰にでも言っているんでしょ」は禁句。
  6. わからない話が出たとき、相手を褒めるチャンスでもある。
  7. 会話の乗りがいい人は、負けるとわかっている喧嘩を売ってくる。
  8. お互いの共通点は、会話が盛り上がりやすい。
  9. 質問しながら、相手をさらりと褒める方法。
  10. 歓迎するフレーズを言えば、会話の乗りが自然とよくなる。
  11. 返事をあと0.1秒早くするだけで、会話のテンポは変わる。
  12. リラックスできるとはいえ、椅子の背にもたれたままの会話はよくない。
  13. 経験がなくても会話を続けられる、上手な返事の仕方。
  14. 大まかに話すと、会話のテンポがよくなる。
  15. 「感謝」だけの表現から「感謝+褒める」の表現へと変える。
  16. 嫌いなことの話をすると、なぜか大笑いする。
    そんな相手の本当の心理に、気づいていますか。
  17. 会話中、一瞬時計に視線が動くだけで、会話のテンポが悪くなる。
  18. 会話を、会話だけで、終わらせない。
  19. 「少し違う」と思うくらいでは、あえて反論しない。
  20. テーマについて知っていることを聞かれる前に話すと、盛り上がる。
  21. 会話上手な人は、いざというときのために、飴玉を持っている。
  22. 誰かと一緒に飲むお酒は、適量を守りにくい。
  23. 同じ会話は二度とできない意識を持つ。
  24. 自分の話した好物の話が、相手の人生を豊かにする。
  25. 相手を元気にさせる魔法の言葉。
    「その魅力は何?」
  26. 「その気持ちわかる」より「似たような経験がある」のほうがいい。
  27. 気の利いた返事をされると、いくら話をしても、疲れない。
  28. 会話に、正論を持ち込まない。
  29. 意外な発言を聞いても、どん引きした表情を表に出さない。
  30. いずれにせよは、言わないほうがいい。

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