執筆者:水口貴博

場を盛り上げる30の会話術

10

歓迎するフレーズを言えば、会話の乗りが自然とよくなる。

歓迎するフレーズを言えば、会話の乗りが自然とよくなる。 | 場を盛り上げる30の会話術

私は、メールの返信でよく使うフレーズがあります。

「メールが来るのを待っていました」です。

実は私が考えたわけではなく、あるとき、友人からそういう返事をもらいました。

素直に嬉しいと感じたので、私も真似をするようになったのです。

「メールが来るのを待っていました」と言われると「メールをしてよかった」と思います。

またメールしようと思いますから、人間関係が長続きしやすくなります。

予約していたレストランに入ったとき、給仕から「お待ちしていました」と言われるような感覚です。

歓迎されているような気がして、嬉しくなりますよね。

そういうフレーズを日常でも積極的に使っていきましょう。

会話のテンポがよくなり、弾みやすくなります。

ちなみに私は、約束をしていた電話に出るときも「待っていました」とよく言います。

友人と19時に電話をしようと約束をして、時間どおりに電話がかかってきます。

電話に出て、最初に「待っていました」と言うと、相手は笑ってくれます。

会話が必ず盛り上がります。

ぜひ試してみましょう。

相手を歓迎するフレーズから始めると、会話が盛り上がりやすくなるのです。

場を盛り上げる会話術(10)
  • 「待っていました」と、言う。
返事をあと0.1秒早くするだけで、会話のテンポは変わる。

場を盛り上げる30の会話術

  1. 嫌いな話で盛り上げるより、好きな話で盛り上げる。
    これが気持ちのいい会話の鉄則。
  2. 大きな反応を心がけると、会話のテンポは、どんどんよくなる。
  3. 会話の反応は、言葉より表情に力を入れる。
  4. 「うん。
    そうだね」より「うん。
    うん。
    そうだね」。
  5. 「どうせ誰にでも言っているんでしょ」は禁句。
  6. わからない話が出たとき、相手を褒めるチャンスでもある。
  7. 会話の乗りがいい人は、負けるとわかっている喧嘩を売ってくる。
  8. お互いの共通点は、会話が盛り上がりやすい。
  9. 質問しながら、相手をさらりと褒める方法。
  10. 歓迎するフレーズを言えば、会話の乗りが自然とよくなる。
  11. 返事をあと0.1秒早くするだけで、会話のテンポは変わる。
  12. リラックスできるとはいえ、椅子の背にもたれたままの会話はよくない。
  13. 経験がなくても会話を続けられる、上手な返事の仕方。
  14. 大まかに話すと、会話のテンポがよくなる。
  15. 「感謝」だけの表現から「感謝+褒める」の表現へと変える。
  16. 嫌いなことの話をすると、なぜか大笑いする。
    そんな相手の本当の心理に、気づいていますか。
  17. 会話中、一瞬時計に視線が動くだけで、会話のテンポが悪くなる。
  18. 会話を、会話だけで、終わらせない。
  19. 「少し違う」と思うくらいでは、あえて反論しない。
  20. テーマについて知っていることを聞かれる前に話すと、盛り上がる。
  21. 会話上手な人は、いざというときのために、飴玉を持っている。
  22. 誰かと一緒に飲むお酒は、適量を守りにくい。
  23. 同じ会話は二度とできない意識を持つ。
  24. 自分の話した好物の話が、相手の人生を豊かにする。
  25. 相手を元気にさせる魔法の言葉。
    「その魅力は何?」
  26. 「その気持ちわかる」より「似たような経験がある」のほうがいい。
  27. 気の利いた返事をされると、いくら話をしても、疲れない。
  28. 会話に、正論を持ち込まない。
  29. 意外な発言を聞いても、どん引きした表情を表に出さない。
  30. いずれにせよは、言わないほうがいい。

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