執筆者:水口貴博

デザートとコーヒーの30のテーブルマナー

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アイスクリームやシャーベットに添えられているお菓子には、重要な意味がある。

アイスクリームやシャーベットに添えられているお菓子には、重要な意味がある。 | デザートとコーヒーの30のテーブルマナー

アイスクリームやシャーベットには、クッキーやウエハースなどのお菓子類が添えられていることがあります。

カジュアルレストランで、チョコレートパフェにクッキーが添えられているのは、定番の光景ですね。

飾りなのかな、と思います。

これまで深く意味や理由を考えることなく、なんとなく食べていたのではないでしょうか。

実は、このクッキーやウエハースには、重要な意味が込められています。

人によっては、このクッキーやウエハースで、アイスをすくって食べようとする人もいるでしょう。

しかし、これはいけません。

なぜ添えられているのかというと「舌の感覚を取り戻すため」です。

冷たいものばかり食べていると、甘いと感じにくくなったり、食べている感覚が薄れてきたりします。

そこで、常温で口当たりの異なるクッキーやウエハースを口にすることで、鈍くなった舌の感覚をリセットする働きがあるのです。

したがって、一緒に食べてしまうと、せっかく添えられている意味がありません。

アイスクリームとクッキーを交互に分けて食べるようにしましょう。

デザートとコーヒーのテーブルマナー(22)
  • アイスクリームやシャーベットに添えられているクッキーやウエハースは、交互に食べる。
デザートの最後の一塊が、つるりと滑って食べにくいときの対処法。

デザートとコーヒーの30のテーブルマナー

  1. デザートは、なぜ一口目が一番おいしいのか。
  2. ワゴンサービスは、食べられるだけお願いするのがマナー。
  3. レストランで、好き勝手に写真撮影をしない。
  4. 「甘いものは別腹」という言葉は、本当だった。
  5. 横割りにされているフルーツの美しい食べ方。
  6. レストランで出てきたリンゴを上手に食べる、3ステップ。
  7. 皮つきブドウの美しい食べ方。
  8. 皮がついているオレンジの食べ方。
  9. オレンジの皮をきれいにむく方法。
  10. 酸っぱいと感じたときに笑顔を作ると、味のある表情になる。
  11. メロンを上手な食べる、4つのステップ。
  12. バナナは、直接持って食べない。
    バナナを食べるときも、ナイフとフォークを使う。
  13. 複数のデザートが出てきたとき口にする、賢い順番。
  14. プリンやババロアの上手な食べ方。
  15. フィルムがついているケーキの上手なフィルムの取り方。
  16. エレガントなケーキの食べ方。
  17. ケーキの上のイチゴ。
    先に食べるか、後に食べるか。
    それが問題だ。
  18. ミルフィーユの上手な食べ方と、パイくずの上手な対処法。
  19. 「なるほど」と思われる、硬い生地のミルフィーユを食べる、かっこいい食べ方。
  20. 皿のチョコレートソースをうまく拭き取る方法。
  21. シュークリームのエレガントな食べ方。
  22. アイスクリームやシャーベットに添えられているお菓子には、重要な意味がある。
  23. デザートの最後の一塊が、つるりと滑って食べにくいときの対処法。
  24. できるかぎり、コーヒーはブラックで飲みたい。
  25. ブラックコーヒーが苦手な人が、砂糖やクリームを入れる前にしておきたい最低限のマナー。
  26. なぜコーヒーは「食後」が定番なのか。
  27. コーヒーや紅茶のおいしくて美しい飲み方。
  28. 立食パーティーを除いて、コーヒーはソーサーを持ちながら飲まない。
  29. 「一連のフルコース料理をすべて食べ終えました」という最終的なサイン。
  30. デザートが食べ終わるやいなや、すぐナプキンを取らない。

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