執筆者:水口貴博

デザートとコーヒーの30のテーブルマナー

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バナナは、直接持って食べない。バナナを食べるときも、ナイフとフォークを使う。

バナナは、直接持って食べない。バナナを食べるときも、ナイフとフォークを使う。 | デザートとコーヒーの30のテーブルマナー

デザートを食べるときに「えっ」と驚いたのは、バナナです。

バナナを食べると言えば、片手で持ちながら皮をむく食べ方が一般的ですね。

しかし、テーブルマナーでは、あらゆるフルーツをかじるのはタブーです。

もちろんバナナも直接かじるのはNGであり、ナイフとフォークを使って食べます。

しかし、初めての人には度肝を抜かれるものです。

どうやって食べればいいのか、あたふたします。

では、順を追って食べ方のご説明をします。

  1. バナナの頭の部分を切り取る

まずバナナの頭の部分を切り取ります。

フォークで頭を固定しながら、ナイフで頭の先の部分だけ切り取りましょう。

  1. お尻の部分を切り取る

頭の部分を切れば、次はお尻の部分です。

バナナを180度、半回転させます。

このとき、直接バナナを半回転させるより、バナナが載った皿を半回転させたほうがエレガントです。

頭を切り取ったのと同じ要領で、お尻も切り取りましょう。

バナナの左右の先端がなくなった状態になります。

  1. 横一直線に切れ目を入れる

フォークでバナナを固定しながら、左から右にかけて、ナイフで横一直線の切れ目を入れます。

切れ目が入れば、バナナの皮が上下に開きます。

後は、ナイフとフォークの使い方で、バナナの左側から食べます。

バナナをナイフとフォークで食べるのは、慣れるまで少し時間がかかります。

しかし、バナナは比較的安く手に入りますので、自宅で練習しやすいことでしょう。

本番でかっこよく決めるため、あらかじめ自宅でしっかり練習をしておきましょう。

デザートとコーヒーのテーブルマナー(12)
  • バナナもナイフとフォークを使って食べる。
複数のデザートが出てきたとき口にする、賢い順番。

デザートとコーヒーの30のテーブルマナー

  1. デザートは、なぜ一口目が一番おいしいのか。
  2. ワゴンサービスは、食べられるだけお願いするのがマナー。
  3. レストランで、好き勝手に写真撮影をしない。
  4. 「甘いものは別腹」という言葉は、本当だった。
  5. 横割りにされているフルーツの美しい食べ方。
  6. レストランで出てきたリンゴを上手に食べる、3ステップ。
  7. 皮つきブドウの美しい食べ方。
  8. 皮がついているオレンジの食べ方。
  9. オレンジの皮をきれいにむく方法。
  10. 酸っぱいと感じたときに笑顔を作ると、味のある表情になる。
  11. メロンを上手な食べる、4つのステップ。
  12. バナナは、直接持って食べない。
    バナナを食べるときも、ナイフとフォークを使う。
  13. 複数のデザートが出てきたとき口にする、賢い順番。
  14. プリンやババロアの上手な食べ方。
  15. フィルムがついているケーキの上手なフィルムの取り方。
  16. エレガントなケーキの食べ方。
  17. ケーキの上のイチゴ。
    先に食べるか、後に食べるか。
    それが問題だ。
  18. ミルフィーユの上手な食べ方と、パイくずの上手な対処法。
  19. 「なるほど」と思われる、硬い生地のミルフィーユを食べる、かっこいい食べ方。
  20. 皿のチョコレートソースをうまく拭き取る方法。
  21. シュークリームのエレガントな食べ方。
  22. アイスクリームやシャーベットに添えられているお菓子には、重要な意味がある。
  23. デザートの最後の一塊が、つるりと滑って食べにくいときの対処法。
  24. できるかぎり、コーヒーはブラックで飲みたい。
  25. ブラックコーヒーが苦手な人が、砂糖やクリームを入れる前にしておきたい最低限のマナー。
  26. なぜコーヒーは「食後」が定番なのか。
  27. コーヒーや紅茶のおいしくて美しい飲み方。
  28. 立食パーティーを除いて、コーヒーはソーサーを持ちながら飲まない。
  29. 「一連のフルコース料理をすべて食べ終えました」という最終的なサイン。
  30. デザートが食べ終わるやいなや、すぐナプキンを取らない。

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