ミルフィーユは、変わった食べ物です。
パイ生地はとても硬いのに、柔らかいカスタードクリームが挟まれています。
「堅い」と「柔らかい」が、混在した珍しいお菓子です。
そのため、食べるときに少し苦労をします。
無理にナイフで切ろうとしても、硬い生地が邪魔して、うまく切れないのです。
無理に切ろうとすると、今度は中身のクリームが飛び出てしまいます。
何かうまい食べ方はないのでしょうか。
長方形のミルフィーユの場合は、最初に横に倒してから食べることをおすすめします。
横にすると、堅いパイ生地があるため、切るときにはナイフを使って切りながら、フォークで刺して食べていきましょう。
また、生地を剥がして中身と別々に食べるのはマナー違反なので、注意しましょう。
パイ系のお菓子は、くずが目立ちやすいのが特徴です。
もちろん無理にくずを取らず、そのままでも結構です。
ただし、食べ方によってはパイ生地が目立ち、気になる場合があります。
そこで上手なパイくずの対処法があります。
ナイフで切ったパイをフォークで刺して口に運ぶとき、クリームにパイくずをくっつけましょう。
クリームには粘着性があるので、ある程度なら、パイくずがくっつくはずです。
きれいにパイくずが片付き、皿の上がきれいになります。