薄暗いレストランに、稲光のようなフラッシュが広がる瞬間があります。
「どうした、何があった?」
驚いて辺りを見回すと、ある家族連れがカメラで写真撮影をしていました。
そんな場面に遭遇したことがあるのではないでしょうか。
レストランは、大切な日に向かうことが多いでしょう。
誕生日や結婚記念日のときなど、大切な記念に写真を撮りたいと思うのは不思議ではありません。
ほとんどのレストランでは、写真撮影を許容しているとはいえ、マナーがあります。
突然のフラッシュは、厳粛な雰囲気を台無しにします。
カジュアルなレストランなら許容されることもありますが、フォーマルなレストランでは注意です。
給仕やほかのお客さんから、とても嫌な顔をされることがあります。
そのほか、料理の無断撮影は、著作権の侵害として問題になる場合もあります。
創作料理には、料理人の創意工夫が施されています。
勝手に撮影をされてインターネット上で許可なく公開されるのは、著作権の侵害となり、気分を悪くする料理人もいます。
どうしても撮影をしたければ、必ず給仕の許可を得てからにしましょう。
「誕生日として」「結婚記念日として」という理由を簡単に付け加えれば、ほとんどのレストランでは許容してくれるはずです。