執筆者:水口貴博

夫婦関係を改善させる30の方法

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まず相手の顔を見て、話をする習慣から。

まず相手の顔を見て、話をする習慣から。 | 夫婦関係を改善させる30の方法

夫婦生活が長くなると、顔を向けない会話が増えてしまいがちです。

顔を向けず、言葉だけを聞いて「ああ」「うん」「へえ」と返事をしてしまいます。

慣れてしまうと自然とそうなってしまうから危ない。

この習慣がよくありません。

顔を向けてくれないことで「顔を向けるのさえ面倒なんだな」と悪い印象が伝わります。

心の距離が離れる。

心の距離が離れることで、会話はもっと少なくなる。

夫婦の温かさが、どんどん冷めてしまいます。

相手が自分のことをどう思っているのかというのは、不思議とわかります。

なぜわかるのか。

顔を向けるか、向けないかでわかります。

会話をするとき、普通は相手の顔や目を見て話します。

にもかかわらず、顔をそらして、目を合わせることもない。

顔を向けない理由は、意図的に顔を向けないこともあれば、面倒だから向けないこともあるでしょう。

いずれの場合にせよ、相手には確実に悪い印象が伝わります。

顔を見ないしぐさは、直接「嫌いです」と言っているわけではありませんが「自分を嫌っているのだな」とわかってしまいます。

相手に嫌っていることが伝わると、相手も顔を向けてくれないようになります。

自分のことを嫌いになっている人のことを嫌いになるのは、当然です。

とりあえず距離を置こうと思います。

顔を向けないし、目も合わせない関係が当たり前になっていき、定着してしまいます。

なかなか顔を合わせにくい雰囲気があっても、少しでも顔を合わせる時間を増やす。

少しずつ増やすイメージでかまいません。

顔を向ければ、自然と目を見ることができます。

目を少し見るだけでも意味があります。

相手の顔や目を避けるようなしぐさをなくすことで、お互いのマイナスイメージを取り払っていきましょう。

夫婦関係を改善させる方法(3)
  • きちんと相手のほうを向いて、話をする。
悪いところばかり見ようとすると、誰でも悪い人に見えて当然だ。

夫婦関係を改善させる30の方法

  1. 凍りついている夫婦関係は「解凍」から始まる。
  2. 夫婦関係の自然解凍とは「普通に接すること」。
  3. まず相手の顔を見て、話をする習慣から。
  4. 悪いところばかり見ようとすると、誰でも悪い人に見えて当然だ。
  5. 悪いところを探す癖があるなら、いいところを探す癖も身につけられるはずだ。
  6. 相手に不快な思いをさせている原因を取り払う。
  7. 「別々の行動」から「一緒の行動」へと転換する。
  8. 夫婦関係の改善は「食」の機会から始まる。
  9. 一緒にいる時間は、パートナーを助けようとする結果として増えていくもの。
  10. どうしても今すぐ夫婦関係を改善させたければ、絶対許せないことを許すこと。
  11. どうしても許せないことは「忘れること」から始めればいい。
  12. 週にたったの2時間でもいい。
    パートナーに徹底集中する時間を作る。
  13. 正しい主張でも、言ってはいけない言葉がある。
  14. 夫婦で、成り行きに任せる旅に出よう。
  15. 考えるほど、性格的に堅くなってしまう人の突破口。
  16. はっきり話すタイプと、もやもや話すタイプの2人は、ぶつかりやすい。
  17. 大きな将来設計は、紙に書いたほうが実現しやすくなる。
  18. パートナーを悪く言うより、パートナーの親を悪く言うほうが、罪が重い。
  19. パートナーを褒めるより、パートナーの親を褒めるほうが、喜ばれる。
  20. 親は、自分の子どもから言われると、素直に受け入れやすくなる。
  21. どの家庭でも、夫婦で一緒にいる時間は短いもの。
  22. 「ゆっくり」と「ささやき」のある話し方は、耳を傾けやすくなる。
  23. 謝るのは、ばんそうこうを貼るのと同じ。
  24. 素直さは、夫婦関係を安定させる基本。
  25. 気になるから好きになれないのではない。
    好きになるから気にならなくなる。
  26. むかっとしたときは、自分の器が試されているチャンスだと思う。
  27. 2人とも「夫婦」というものに不慣れであるため、しばしばぶつかり合う。
  28. 友人との不和が原因ですぐ縁を切ろうとする人は、結婚しても離婚しやすくなる。
  29. ストレートな言葉が、一番恥ずかしいようで、一番恥ずかしくない。
  30. 離婚より、復縁を求めるあなたはポジティブ思考だ。

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