夫婦関係を改善させる方法は「許すこと」です。
許すことで執着から開放され、今すぐ身も心も軽くなります。
ささいなことなら、すぐ忘れることができますが、自分が大事にしていることほど、なかなか許せません。
時には長い年月を要することもあるでしょう。
「すぐ許すことができるなら、苦労しない」
たしかにそのとおりです。
許せればいいとはわかっていても、なかなかすぐはできないもの。
たしかに傷の大きさから、すぐは許せないこともあります。
どうしても今すぐ許せなければ、今すぐしなくてOKです。
では、どうすればいいのか。
許せなければ、忘れてしまえばいい。
忘れてしまえば、恨みや憎しみも消えてなくなります。
もちろん完全に許せないことが頭から消えてなくなるわけではありません。
忘れているだけであり、一時的に気にしなくなっているだけです。
本当の対処にはなっていません。
しかし「許せるようになるまでの時間作り」は、できるはずです。
時間がしばらく経過すれば、大きな執着も次第に小さくなります。
ある程度時間が経過した時点で、許せばいい。
許せるくらい、気持ちが収まるまで「保留」です。
許すのに時間がかかるなら、一時的に忘れて、保留にしてしまうこと。
思い出さないように心がけるようにしましょう。
もちろん最終的には許せるようになるのが理想ですが、それまでの暫定対処です。