執筆者:水口貴博

夫婦関係を改善させる30の方法

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パートナーを褒めるより、パートナーの親を褒めるほうが、喜ばれる。

パートナーを褒めるより、パートナーの親を褒めるほうが、喜ばれる。 | 夫婦関係を改善させる30の方法

パートナーとの関係では、パートナーの親の悪口を言ってはいけないのは基本中の基本です。

自分の生みの親を非難されたということは、同時に自分も非難されたということになるからです。

自分の肉親についての悪口は、自分に言われる悪口以上に傷つきます。

1人しか非難していなくても、実質、2人を非難しているのと同じです。

罪も2倍です。

自分を悪く言われるより、自分の親を悪く言われるほうが傷ついてしまいます。

しかし、です。

逆の発想もできます。

パートナーを悪く言うよりパートナーの親を悪く言うほうが罪は重いなら、パートナーを褒めるよりパートナーの親を褒めたほうが喜ばれます。

「きちんとした親だね」

そう言われて、嬉しくなった経験はありませんか。

自分が褒められる以上に、嬉しい気持ちになるはずです。

私の場合、知り合いから「しっかりした親ですね」と言われ、妙に嬉しくなったことがあります。

褒められたのは親だけですが、なぜか自分まで認められてもらえた気になり、感動したことを覚えています。

親を褒めてもらえたというのは、同時に、その子どもである自分も褒められたことになるからです。

パートナーに一歩近づくために、パートナーの親の褒められる点を、パートナーに伝えていきましょう。

自分より年上ですから、見習うべき点や尊敬できる点はいくつもあるはずです。

「洋服のセンスがいいご両親ですね」

「礼儀が素晴らしいご両親で、私も見習いたい」

「ご両親の節約精神は、私も参考になる」

パートナーは「そんなことないよ」と遠慮することもありますが、内心は嬉しい気持ちになっているはずです。

夫婦関係を改善させる方法(19)
  • パートナーの親を褒める。
親は、自分の子どもから言われると、素直に受け入れやすくなる。

夫婦関係を改善させる30の方法

  1. 凍りついている夫婦関係は「解凍」から始まる。
  2. 夫婦関係の自然解凍とは「普通に接すること」。
  3. まず相手の顔を見て、話をする習慣から。
  4. 悪いところばかり見ようとすると、誰でも悪い人に見えて当然だ。
  5. 悪いところを探す癖があるなら、いいところを探す癖も身につけられるはずだ。
  6. 相手に不快な思いをさせている原因を取り払う。
  7. 「別々の行動」から「一緒の行動」へと転換する。
  8. 夫婦関係の改善は「食」の機会から始まる。
  9. 一緒にいる時間は、パートナーを助けようとする結果として増えていくもの。
  10. どうしても今すぐ夫婦関係を改善させたければ、絶対許せないことを許すこと。
  11. どうしても許せないことは「忘れること」から始めればいい。
  12. 週にたったの2時間でもいい。
    パートナーに徹底集中する時間を作る。
  13. 正しい主張でも、言ってはいけない言葉がある。
  14. 夫婦で、成り行きに任せる旅に出よう。
  15. 考えるほど、性格的に堅くなってしまう人の突破口。
  16. はっきり話すタイプと、もやもや話すタイプの2人は、ぶつかりやすい。
  17. 大きな将来設計は、紙に書いたほうが実現しやすくなる。
  18. パートナーを悪く言うより、パートナーの親を悪く言うほうが、罪が重い。
  19. パートナーを褒めるより、パートナーの親を褒めるほうが、喜ばれる。
  20. 親は、自分の子どもから言われると、素直に受け入れやすくなる。
  21. どの家庭でも、夫婦で一緒にいる時間は短いもの。
  22. 「ゆっくり」と「ささやき」のある話し方は、耳を傾けやすくなる。
  23. 謝るのは、ばんそうこうを貼るのと同じ。
  24. 素直さは、夫婦関係を安定させる基本。
  25. 気になるから好きになれないのではない。
    好きになるから気にならなくなる。
  26. むかっとしたときは、自分の器が試されているチャンスだと思う。
  27. 2人とも「夫婦」というものに不慣れであるため、しばしばぶつかり合う。
  28. 友人との不和が原因ですぐ縁を切ろうとする人は、結婚しても離婚しやすくなる。
  29. ストレートな言葉が、一番恥ずかしいようで、一番恥ずかしくない。
  30. 離婚より、復縁を求めるあなたはポジティブ思考だ。

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