公開日:2026年10月17日
執筆者:水口貴博

言葉と態度に思いやりを込める30のヒント

13

大きな主語で話さない。

大きな主語で話さない。 | 言葉と態度に思いやりを込める30のヒント

九州出身の人と知り合い、その人が情に厚い人だったとします。

そんなとき「九州の人って情に厚いですね」という言い方をする人がいます。

何気なく口にしがちな一言です。

相手を褒める内容なので、一見良いことのように思えるかもしれませんが、実は注意が必要です。

まず「九州の人はみんな情に厚い」というふうに聞こえます。

もちろん情に厚い人もいるでしょうが、そうでない人もいるでしょう。

「九州の人は情に厚い」とひとくくりにする言い方になっていて、少し違和感を覚えるのです。

そもそも「九州の人」という言い方は、主語が大きいです。

相手のことを「個人」ではなく「九州の人」という大きな枠で見ています。

相手のことを褒めているのではなく、九州の人全体を褒めていることになります。

せっかくの褒め言葉も、大きな主語で話すと、きちんと相手に届きません。

人によっては「九州の人ではなく、きちんと私自身を見てほしい」と思い、ちょっと残念に感じるかもしれません。

こういうときは、どう言えばいいのでしょうか。

「○○さんは情に厚いね」と伝えましょう。

きちんと名前を入れるのがポイントです。

大きな主語ではなく、相手個人を主語にして話すことが大切です。

相手は「私のことを見てくれているんだな」「私のことを言っているんだな」と感じるでしょう。

名前を入れることで、余計な誤解も生まれにくくなります。

褒め言葉も、きちんと相手に伝わるのです。

言葉と態度に思いやりを込めるヒント(13)
  • 大きな主語ではなく、相手個人を主語にして話す。
血液型によるカテゴライズには要注意。

言葉と態度に思いやりを込める30のヒント

  1. 言葉遣いは、言葉のファッション。
  2. 「こんにちは」「こんばんは」を、もっと積極的に口にしよう。
  3. 「お願いします」の一言を忘れていませんか。
  4. お礼の言葉を崩すと、感謝の気持ちがきちんと伝わらない。
  5. 手紙を「書かなければいけない」から「書きたい」に変えるコツ。
  6. 「ちょっと」が口癖の人が、注意したいこと。
  7. 「死ぬほど頑張ります」は、オーバーな表現。
  8. 言いすぎてしまうことが多いなら「とりあえず黙っておく」という習慣をつけよう。
  9. 100のきれいな言葉も、1の汚い言葉で台無しになる。
  10. 悪口は、悪いこと。
  11. 「○○のくせに」と言われて嬉しい人はいない。
  12. 何気ない発言に、職業を軽視するニュアンスが含まれていないか。
  13. 大きな主語で話さない。
  14. 血液型によるカテゴライズには要注意。
  15. 「そんなの当たり前でしょ」と言いそうになったとき。
  16. 「そんなこともできないの?」と言ってはいけない。
  17. うまくなったからといって、下手な人に冷たい言葉をかけない。
  18. 頑張って乗り越えた後にかける言葉は大切。
  19. 妊娠報告のとき、祝福より先に心配の言葉をかけていませんか。
  20. かっこ悪い人は、誰かが褒めたとき、難癖をつける。
    かっこいい人は、誰かが褒めたとき、褒め言葉を加える。
  21. すべて相手が悪いと考えるのは良くない。
    大切なのは「自分にも非があるかもしれない」という視点。
  22. 謝るのを忘れたら、追いかけてでも謝りに行く。
  23. 「謝っているのに、なんで許してくれないの?」と思うのは「謝れば、許してくれる」と思っているからだ。
  24. 無視されるだけで傷つく。
    だからあなたは無視しない。
  25. 電話の切り方が悪いと、その人との縁も切れてしまいかねない。
  26. 無断でキャンセルしないのは、大切なマナー。
  27. 借りたまま返し忘れているものはありませんか。
  28. 配達時間を少し過ぎても、配達員さんを責めない。
    むしろねぎらいの声をかけよう。
  29. 人の本質は、言葉より行動に表れる。
  30. 親切は、相手を温かい気持ちにするだけではない。
    それを見た人も温かい気持ちにする。

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