執筆者:水口貴博

初対面で好印象を与える30の方法

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人は、褒めてくれる人に好印象を持つ。

人は、褒めてくれる人に好印象を持つ。 | 初対面で好印象を与える30の方法

初対面で好印象を与えるテクニックの1つ。

それは、褒めることです。

人は、褒めてくれる人に好印象を持ちます。

初対面で相手と接していると、ふと長所や美点に気づくことがあるでしょう。

素晴らしい点が見つかれば、すかさず褒めましょう。

「すごいですね」

「きれいですね」

「かっこいいですね」

「スマートですね」

「素晴らしいですね」

初対面なので、相手についてわかる範囲は限られますが、素晴らしい点が1つくらいはあるでしょう。

たとえば、相手が立派な国家資格の保持者なら「努力家ですね」「独立できますね」という褒め方ができるでしょう。

積極的に褒めるところを見つけに行く姿勢が大切です。

「何か褒めるところはないだろうか」と思いながら話していると、観察力が高まって素晴らしい点を発見しやすくなります。

「素晴らしいところがないと褒めることができない」と思っているなら誤解です。

褒めることは、大きなことばかりではありません。

小さなことでもいいのです。

褒めるところがないように思えても、着眼点を工夫すれば、褒めるところが見つかります。

たとえば「どちらにお住まいですか」と聞く場面があるとします。

相手が利便性のよい場所に住んでいるとわかれば「いいところにお住まいですね。羨ましい!」という褒め方ができるでしょう。

「どんな趣味ですか」と聞く場面があるとします。

「趣味は裁縫です」という答えが返ってくれば「手先が器用なのですね」という褒め方ができるでしょう。

たとえネガティブなことでも、発想と表現を工夫すれば、上手に褒めることが可能です。

相手が、休日出勤の多い仕事をしている話が出たとします。

「ひどい環境ですね」とけなすのではありません。

「体力があるのですね」「頼りにされているのですね」「お仕事が熱心ですね」という言い方ができるでしょう。

相手から最近失恋をした話が出たとします。

「残念ですね」「もったいない」と同情するのではありません。

「自由が手に入りましたね」「もっといい人が見つかる前触れですね」という言い方ができるでしょう。

明るい未来を感じさせる言い方をすれば、快く受け入れてもらえるはずです。

褒める対象は何でもかまいません。

能力、個性、実績、趣味、住まい、価値観、考え方、生き方。

あらゆることが褒める対象です。

褒めると、相手は嬉しくなってくれます。

褒め言葉を通して相手は承認欲求を満たせるので、あなたに好印象を持つでしょう。

褒めることができるなら、小さなことでもかまいません。

むしろ小さなことのほうが、褒めるのにうってつけです。

相手は「小さなところまで見てくれている」とわかるので、ますます好印象につながります。

褒める習慣は、相手を楽しませる習慣です。

少しでも魅力的なポイントが見つかれば、どんどん褒めていきましょう。

褒める習慣があれば、相手の良いところを探すのも習慣になります。

褒める習慣があれば、初対面の相手と会うのが、ますます楽しみになるでしょう。

「どんな長所がある人なのだろうか」とわくわくすれば、初対面を楽しくできます。

初対面は、褒め言葉から始めるのが最も好印象なのです。

初対面で好印象を与える方法(16)
  • 初対面では、まず褒める。
初対面で好印象を与えるコツは、自己開示の法則にある。

初対面で好印象を与える30の方法

  1. 人間性の向上は、時間がかかって大変。
    好印象の向上は、今すぐできて限界がない。
  2. なぜ初対面では好印象を与えることが大切なのか。
  3. 仲良くなれるかなと思いながら会うのではない。
    最初から仲良くなるつもりで会う。
  4. 前もって相手について知っておけば、初対面も怖くない。
  5. 自分から自己紹介をしよう。
    先に声をかけることが、すでに素晴らしい第一印象。
  6. 名字だけの自己紹介は、好印象が半減する。
    フルネームの自己紹介は、好印象が倍増する。
  7. 最も好印象の表情は、笑顔。
  8. 初対面で好印象を与えるには、清潔感が欠かせない。
  9. 初対面で好印象を与える話し方は、丁寧な言葉遣い。
  10. 自己紹介で相手の名前がわかれば、きちんと覚えて、すぐ使おう。
  11. 会うことに時間を割いてくれたお礼を言おう。
    相手の時間を尊重して、しすぎることはない。
  12. 相手の目を見て話すのは、コミュニケーションの基本。
    恥ずかしくても、相手の目を見て話そう。
  13. 相槌と好印象は、密接なつながりがある。
  14. 初対面でいきなり暗い話をしない。
  15. 初対面で相手の粗探しをするのは、マナー違反。
  16. 人は、褒めてくれる人に好印象を持つ。
  17. 初対面で好印象を与えるコツは、自己開示の法則にある。
  18. 下品なネタは、悪印象につながる。
    知的なユーモアは、好印象につながる。
  19. 共通点は、相手と仲良くなるためにある。
  20. 姿勢の良しあしは、第一印象や好印象に直結する。
  21. ずけずけデリケートな質問をするのは、いきなり土足で相手の心に踏み込んでいるようなもの。
  22. 弱みは、隠すより見せたほうが、好印象につながる。
  23. 好意を持たれようとぺらぺら話しすぎない。
    初対面では、話すより聞くほうが大切。
  24. 失礼なことがあっても、表に出さず、受け流すのが一番。
  25. 外見に気になる部分があっても、じろじろ見るのは失礼。
  26. 横柄な態度は悪印象につながる。
    謙虚な態度は好印象につながる。
  27. 痩せすぎ・太りすぎは、好印象・第一印象に悪影響。
  28. 初対面で注意したい3つの態度。
    腕を組む、足を組む、ポケットに手を入れる。
  29. 「○○に似ていますよね」という一言には要注意。
  30. 初対面で好印象を与える極意は、楽しむ気持ちにある。

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