執筆者:水口貴博

初対面で好印象を与える30の方法

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ずけずけデリケートな質問をするのは、いきなり土足で相手の心に踏み込んでいるようなもの。

ずけずけデリケートな質問をするのは、いきなり土足で相手の心に踏み込んでいるようなもの。 | 初対面で好印象を与える30の方法

初対面では、デリケートな質問には注意しましょう。

たとえば、持病、年収、家族問題などです。

どれも、きわめてプライベートな内容です。

相手についてもっと詳しく知りたいと思ったら、デリケートな質問をすることになるでしょう。

もちろん自然な会話の流れがあるなら、まだいいのです。

雑談をしながら、持病で悩んでいる話になったら、自然な会話の流れで質問してみてもいいでしょう。

会話の流れがあるなら、不自然な感じはありません。

個人情報を含んだ質問とはいえ、あくまで自然な聞き方なので、相手も答えやすいはずです。

しかし、会話の流れもなく、ずけずけした聞き方をするのはよくありません。

相手の詳しいプライベートを知りたい気持ちがあったとしても、詮索するような聞き方はNGです。

「どんな持病なのですか」

「医療費はどのくらいかかっているのですか」

「年収はどのくらいですか」

「なぜ会社を解雇されたのですか」

「どうして離婚したのですか」

「慰謝料はどうなったのですか」

興味関心があるとはいえ、遠慮のない聞き方をすれば、警察の尋問のような雰囲気になるでしょう。

話の流れで相手から打ち明けるならいいですが、こちらから無理に聞き出そうとするのはNGです。

相手は不快感を覚え「デリカシーがない人」という印象を持つでしょう。

ずけずけデリケートな質問をするのは、いきなり土足で相手の心に踏み込んでいるようなもの。

気にしない人もいますが、気にする人もいます。

相手を悲しませたり怒らせたりする可能性もゼロではありません。

デリケートな質問として見落としがちなのは、年齢です。

「年齢を聞くくらいいいだろう」と思うかもしれませんが、女性なら気にする人も多いでしょう。

たとえ男性であっても、年齢を答えにくく感じる人もいるはずです。

初対面は第一印象につながる場面です。

相手から話してくるならいいですが、こちらから無理に聞き出すのはマナー違反です。

自然な会話の流れがあるわけでもないのに、しつこく聞き出すのは悪印象につながります。

興味関心があっても、初対面では質問を控えておくことも大切です。

もしくは、自然なタイミングが来るまで聞かないでおくのがマナーです。

デリケートな質問は、内容にかかわらず、十分注意しておく必要があるのです。

もしデリケートな質問をするなら、ある程度打ち解けてからがいいでしょう。

何度か会って会話を交わし、お互い親しくなった後なら、デリケートな質問にも快く答えてくれるでしょう。

むしろ個人的な話を打ち明けることは、さらに仲を深めるきっかけになります。

初対面で好印象を与える方法(21)
  • 初対面から、ずけずけデリケートな質問をしない。
弱みは、隠すより見せたほうが、好印象につながる。

初対面で好印象を与える30の方法

初対面で好印象を与える30の方法
  1. 人間性の向上は、時間がかかって大変。<br>好印象の向上は、今すぐできて限界がない。
    人間性の向上は、時間がかかって大変。
    好印象の向上は、今すぐできて限界がない。
  2. なぜ初対面では好印象を与えることが大切なのか。
    なぜ初対面では好印象を与えることが大切なのか。
  3. 仲良くなれるかなと思いながら会うのではない。<br>最初から仲良くなるつもりで会う。
    仲良くなれるかなと思いながら会うのではない。
    最初から仲良くなるつもりで会う。
  4. 前もって相手について知っておけば、初対面も怖くない。
    前もって相手について知っておけば、初対面も怖くない。
  5. 自分から自己紹介をしよう。<br>先に声をかけることが、すでに素晴らしい第一印象。
    自分から自己紹介をしよう。
    先に声をかけることが、すでに素晴らしい第一印象。
  6. 名字だけの自己紹介は、好印象が半減する。<br>フルネームの自己紹介は、好印象が倍増する。
    名字だけの自己紹介は、好印象が半減する。
    フルネームの自己紹介は、好印象が倍増する。
  7. 最も好印象の表情は、笑顔。
    最も好印象の表情は、笑顔。
  8. 初対面で好印象を与えるには、清潔感が欠かせない。
    初対面で好印象を与えるには、清潔感が欠かせない。
  9. 初対面で好印象を与える話し方は、丁寧な言葉遣い。
    初対面で好印象を与える話し方は、丁寧な言葉遣い。
  10. 自己紹介で相手の名前がわかれば、きちんと覚えて、すぐ使おう。
    自己紹介で相手の名前がわかれば、きちんと覚えて、すぐ使おう。
  11. 会うことに時間を割いてくれたお礼を言おう。<br>相手の時間を尊重して、しすぎることはない。
    会うことに時間を割いてくれたお礼を言おう。
    相手の時間を尊重して、しすぎることはない。
  12. 相手の目を見て話すのは、コミュニケーションの基本。<br>恥ずかしくても、相手の目を見て話そう。
    相手の目を見て話すのは、コミュニケーションの基本。
    恥ずかしくても、相手の目を見て話そう。
  13. 相槌と好印象は、密接なつながりがある。
    相槌と好印象は、密接なつながりがある。
  14. 初対面でいきなり暗い話をしない。
    初対面でいきなり暗い話をしない。
  15. 初対面で相手の粗探しをするのは、マナー違反。
    初対面で相手の粗探しをするのは、マナー違反。
  16. 人は、褒めてくれる人に好印象を持つ。
    人は、褒めてくれる人に好印象を持つ。
  17. 初対面で好印象を与えるコツは、自己開示の法則にある。
    初対面で好印象を与えるコツは、自己開示の法則にある。
  18. 下品なネタは、悪印象につながる。<br>知的なユーモアは、好印象につながる。
    下品なネタは、悪印象につながる。
    知的なユーモアは、好印象につながる。
  19. 共通点は、相手と仲良くなるためにある。
    共通点は、相手と仲良くなるためにある。
  20. 姿勢の良しあしは、第一印象や好印象に直結する。
    姿勢の良しあしは、第一印象や好印象に直結する。
  21. ずけずけデリケートな質問をするのは、いきなり土足で相手の心に踏み込んでいるようなもの。
    ずけずけデリケートな質問をするのは、いきなり土足で相手の心に踏み込んでいるようなもの。
  22. 弱みは、隠すより見せたほうが、好印象につながる。
    弱みは、隠すより見せたほうが、好印象につながる。
  23. 好意を持たれようとぺらぺら話しすぎない。<br>初対面では、話すより聞くほうが大切。
    好意を持たれようとぺらぺら話しすぎない。
    初対面では、話すより聞くほうが大切。
  24. 失礼なことがあっても、表に出さず、受け流すのが一番。
    失礼なことがあっても、表に出さず、受け流すのが一番。
  25. 外見に気になる部分があっても、じろじろ見るのは失礼。
    外見に気になる部分があっても、じろじろ見るのは失礼。
  26. 横柄な態度は悪印象につながる。<br>謙虚な態度は好印象につながる。
    横柄な態度は悪印象につながる。
    謙虚な態度は好印象につながる。
  27. 痩せすぎ・太りすぎは、好印象・第一印象に悪影響。
    痩せすぎ・太りすぎは、好印象・第一印象に悪影響。
  28. 初対面で注意したい3つの態度。<br>腕を組む、足を組む、ポケットに手を入れる。
    初対面で注意したい3つの態度。
    腕を組む、足を組む、ポケットに手を入れる。
  29. 「○○に似ていますよね」という一言には要注意。
    「○○に似ていますよね」という一言には要注意。
  30. 初対面で好印象を与える極意は、楽しむ気持ちにある。
    初対面で好印象を与える極意は、楽しむ気持ちにある。

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