執筆者:水口貴博

喧嘩した人と仲直りする30の方法

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便利になりすぎたから、不便になってしまった。

便利になりすぎたから、不便になってしまった。 | 喧嘩した人と仲直りする30の方法

文明の進化とともに、人々の生活はどんどん向上しています。

以前より便利な物が町にはあふれ、比例して生活に不便がなくなると思われがちです。

しかし、意外なことに、以前より便利な物が町中にあふれていても、いまだ喧嘩やいざこざなどのトラブルはつきません。

むしろ以前より増えてしまっています。

文明の進化とともに新しく便利な物を人が作り出し、便利な物に関するトラブルも増えてしまっているということです。

人は、生活上の便利を手に入れてしまったことで、精神的な不便さを代わりに得ることになってしまったのです。

もちろん便利な物が快適な暮らしを支えているのはたしかにあります。

しかし、快適さのため気持ちが緩み、トラブルが増えているのです。

便利な物が増えれば増えるほど、心も体も緩みます。

もしかしたら、あなたが抱えているトラブルも、便利な物によって引き起こされたことではないですか。

  • 携帯の電波が届かないから友人と連絡が取れなかった
  • 車に傷がついて、めることとなった
  • 通勤電車が遅れ、会社に遅刻してしまった

こうしたことは、他人のせいにしてしまいがちです。

しかし、便利な物に頼りすぎたことが、本当の原因です。

貧弱になった人の心から発生したトラブルなのです。

携帯の電波が届かなければ、公衆電話を使えばいいのです。

車に傷がつくことで揉めるなら、車に乗らなければいいのです。

通勤電車が遅れて遅刻するなら、もう少し早めに家を出ればいいのです。

私たちは便利な物ばかりに囲まれてしまったため、ささいなことですぐいらいらしてしまう貧弱な心になってしまいました。

便利な物は持ちすぎると、逆に精神的に重くなる火種になってしまうのです。

揉めてしまうようなことを自分で作り、気を使わなければならないことを増やしてしまっているのです。

便利な物に頼りすぎるのは、心の筋肉を衰えさせることになります。

必要な物以外は、極力もたないことにしましょう。

これは、事前にトラブルを避けるための具体的な方法の1つなのです。

喧嘩した人と仲直りする方法(27)
  • 便利な物を持ちすぎて、不便にならないようにする。
強い欲を持ちすぎると、喧嘩をしやすい性格になってしまう。

喧嘩した人と仲直りする30の方法

  1. いざこざは、人間関係ではつきもの。
  2. 仲直りのコツは、謝るだけ。
  3. 謝ることができないのは、プライドがあるから。
  4. 話を聞くことが、仲直りにつながる。
  5. いらいらの爆弾は、最初に話を聞くことで爆発させてあげること。
  6. 時間を置いてから話をすることで、冷静な判断ができる。
  7. 自分が悪くなくても謝れるから、人間関係がうまくいく。
  8. 後になるほど、謝りづらくなる。
  9. 悪くなくても謝れることを「謙虚」という。
  10. 向かい合うのが恥ずかしいときは、電話やメールがある。
  11. 相手の意見を受け入れておかないと、自分の意見も受け入れてもらえない。
  12. 友人と一度は喧嘩をしておかないと、本当に仲良くなれない。
  13. 本音で話しあわないと、仲直りはいつまで経ってもできない。
  14. 執着が大きいほど、喧嘩もしやすくなってしまう。
  15. なかなか言えない言葉こそ、相手が一番聞きたい言葉。
  16. 揉める結果があるからには、必ず原因がある。
  17. 謝ることは、1つの競争。
  18. 「すみません」を「ありがとう」に置き換えてみよう。
  19. 気づかないうちに避けられているときは、なぜなのかを尋ねてみる。
  20. 悪化する前に手を打たないと、取り返しが大変になる。
  21. わかり合おうとしない人は、友人はできても続かない。
  22. 気持ちに変化があって握手をするのではなく、握手をするから気持ちに変化が現れる。
  23. 「ごめんなさい」を言いすぎるのは逆効果。
  24. ささいなことほど謝れる人は、人間関係を大切にしている人。
  25. 忙しくなれば、いらいらも忘れることができる。
  26. 「客観的な目」を持つと、トラブルを未然に防ぐことができる。
  27. 便利になりすぎたから、不便になってしまった。
  28. 強い欲を持ちすぎると、喧嘩をしやすい性格になってしまう。
  29. 他人を見下す口癖が、トラブルを作りがちになる。
  30. 仲直りは、器を大きくするチャンスとなる。

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