「相手に気分を悪くさせてはいけない」
そう思って、不満があっても我慢する人もいるでしょう。
もちろん不満があっても、我慢したほうがいい場面もあります。
大切な場面では、平穏な進行を優先させるため、不満があってもぐっとこらえることも必要でしょう。
不満を我慢すれば、揉め事は避けられます。
しかし、一時的ならいいのですが、普段から一切不満を言わないなら問題です。
一見すると不満を口にしないので問題ないように思えますが、心の中では不満をため続けます。
ため込んで自然に解決することはありません。
どんどんたまり続け、あるとき爆発して「別れる」というとっぴな行動に出る傾向があります。
不満があるなら、きちんと伝えているでしょうか。
不満を言わず、いきなり別れ話を切り出すのはよくありません。
不満は、ため込むものではなく、少しずつ出していくもの。
口に出さないと、相手に伝わりません。
口に出すから、相手はあなたの考えが理解できます。
2人の関係に不満があるなら、きちんと相手に伝え、改善をお願いしましょう。
愛情表現が足りなければ「もっと愛情表現をしてほしい」と言えばいい。
乱暴な態度が気になるなら「もう少し丁寧な言い方をしてほしい」と言えばいい。
日頃から少しずつ不満を出していけば、ため込むことも爆発することもありません。
言い方に注意しながら不満を伝えるから、相手に伝わり、改善が促されます。