好きな気持ちと嫌いな気持ち。
付き合いたいと思ったとき「すべてが好きで、嫌いなところは1つもない」という状況は、めったにありません。
好きであっても、嫌いなところが1つや2つはあるものです。
逆も同じです。
別れたいと思ったときも「すべて嫌いで、好きなところは1つもない」という状況も、めったにありません。
嫌いであっても、好きなところが1つや2つはあるでしょう。
恋人関係では、好きな気持ちと嫌いな気持ちの両方が一緒にあるのが普通です。
恋人関係がうまくいっているときは、嫌いな気持ちより好きな気持ちのほうが勝っている状態です。
好きな気持ちと嫌いな気持ちを天秤に乗せ、どちらが大きいか、確認してみましょう。
別れとは、好きな気持ちより嫌いな気持ちのほうが大きくなったときに、決断する行為です。
あらためて考えると、嫌いな気持ちより好きな気持ちのほうが大きいこともあるでしょう。
恋人の短所や欠点ばかり見ていたせいで、一時的に嫌いな気持ちのほうが大きくなっていたのかもしれません。
嫌いな気持ちより好きな気持ちのほうが大きいなら、別れた後、悔やむ可能性があります。
別れは考え直したほうがいいかもしれません。
もし両方が同じくらいなら、ひとまず保留をして、もう少し様子見です。