部分的なことで別れを決意するのは、要注意です。
「言葉遣いが悪いから別れたい」
「大切な約束を破られたから別れたい」
1つだけの理由で別れたいと考えるのは、少し早まった行為です。
もちろん浮気や暴力などのような致命的な出来事があるならわかります。
恋人関係に深刻な悪影響を及ぼすことなら、1つでもあれば、破局の検討も必要でしょう。
しかし一部の事情を除けば、別れは、部分的ではなく総合的に考えるのが賢明です。
恋人を部分的に見たとき、悪く思えても、全体的に見ると、いいところもたくさんあるはずです。
たとえば、言葉遣いが悪くても、大きな器と頼りがいがあるなら、大きな問題にはならないでしょう。
大切な約束を破られたとしても、素直に認めてきちんと謝る性格なら、トラブルもすぐ収まるでしょう。
恋人の一部分だけ見るのではなく、全体を見ましょう。
短所や欠点もあるかもしれませんが、長所や美点もたくさんあるはず。
付き合っていて苦しいこともあるでしょうが、付き合っているからこそ楽しいこともあるはずです。
残念な点がいくつかあっても、総合的に見て魅力のほうが勝っているなら、別れは考え直したほうがいいかもしれません。
別れた後、相手の存在価値に気づいて「別れるべきではなかった」と悔やむ可能性があります。
視野を最大限まで広げましょう。
さまざまなことまで考えを張り巡らしましょう。
相手の全体を見たうえで総合的に考えたほうが、別れの判断が正しくできます。