公開日:2015年7月10日
執筆者:水口貴博

別れ話で話し合いをするときの30の心得

  • 別れ話は、
    一方的にならず、
    話し合いから入る。
別れ話で話し合いをするときの30の心得

別れ話は、一方的にならず、話し合いから入る。

「別れたい!」
そう思ったとき、早まった考えで別れを告げるのはよくありません。
「今すぐ別れます」

別れ話における時間の目安とは。

1回の別れ話は、どのくらい時間をかければいいのでしょうか。
もちろん納得するまで話し合えばいいと思いますが、時間を気にせず、延々と話し続けるのもよくありません。
別れ話が長くなればなるほど、疲れがたまり、集中力も低下してぐだぐだしがちです。

別れには、どのくらい時間を使えばいいのか。

別れ話を切り出してから決着がつくまで、どのくらい時間を使えばいいのか。
1週間か、1カ月か、3カ月か。
もちろんカップルの事情によって異なりますが、やはりお付き合いの期間を基準にして考えるのが一般的です。

別れ話は、ゆっくり話したほうが早く終わる。

別れ話をするときは、早口には要注意です。
別れたい気持ちをしっかり伝えようと思い、早口でまくし立てる人もいるかもしれません。
たしかに早く話をしたほうが、短時間で多くの言葉を伝えられます。

がっつり食事をしながら、別れ話をしない。

別れ話をする場所として、カフェやレストランで切り出すことがあります。
適度なざわつきのある空間のほうが話しやすくなります。
相手が暴力を振るいやすい性格なら、周りに人がいてくれたほうが、万が一のときにも安心です。

お酒を飲みながら別れ話をしない。

別れ話を切り出すとき、お酒の力を借りようと思う人もいるかもしれません。
言いにくい話も、酔ってしまえば言いやすくなるでしょう。
ふわふわした気持ちになれば、暗い雰囲気も少しは明るく感じるかもしれません。

カフェインが含まれた飲み物は、別れ話に最適。

別れ話のときにお酒は避けましょう。
お酒を飲むと、理性や感情をコントロールしにくくなり、冷静な話し合いがしにくくなります。
頭の回転も鈍くなり、冷静な会話が難しくなるでしょう。

恋人からもらったアクセサリーを、別れ話で返却する。

恋人と別れたとしたら、もらったアクセサリーはどうする予定ですか。
指輪・ネックレス・腕時計などです。
基本的にもらったものは、あなたが所有者ですから、どうしようが自由です。

相手を傷つける発言は、余計に別れ話がこじれるだけ。

「相手を傷つければ、自分を嫌いになって、別れやすくなるのではないか」
そんな発想をする人もいるかもしれません。
相手から嫌われるような発言をすれば、愛情もなくなり、別れ話がスムーズに進むと考えることもあるでしょう。

余計なスキンシップは、別れ話に不要。

別れ話をしているとき、相手の体には触れないようにしましょう。
自分から触れるのも、相手から触れてくるのもNGです。
たとえば、相手の手を握りながら別れ話をするのはよくありません。

「別れる」という言葉を、はっきり使ったほうがいい。

「『別れる』という言葉を使うと、相手を傷つける」
そう思い、別の言葉で言い換えようとする人もいるでしょう。
たとえば「別れる」という一言は、次のような言い換えができます。

別れ話では、余計な冗談を言わないのが賢明。

雰囲気を和らげようと思い、冗談を言うこともあるかもしれません。
ビジネスでは、会議やプレゼンの前に軽い笑い話をして、堅苦しい雰囲気を取り払うことがあります。
たしかに笑いには、場を和ませる力があります。

別れ話をスムーズにするためには、別れたときの素晴らしさを伝えること。

突き詰めて考えれば、別れ話とは「相手を納得させること」に尽きます。
別れは、お互いに納得して成立するもの。
「別れたい」という自分の主張を、いかに納得してもらうかが大切です。

複雑な事情の場合、別れるときに本当の理由を言うべきか。

別れたい理由は、正直に言うのが基本です。
相手に誠意を見せるためにも、嘘はつかず、ありのままの理由を伝えたほうがいいでしょう。
理由を隠したりごまかしたりして別れるのは、誠意に欠けます。

言い分を話すときは、話が長くならないように注意する。

別れ話で自分の言い分を話すとき、話の長さには注意しましょう。
事情を詳しく話そうとすると、話が過去の出来事にも及んで、話が広がることがあります。
もちろん誤解がないよう、丁寧に話をするのは大切ですが、話が長くなりすぎるのはよくありません。

別れ話で、必要ない過去まで掘り返しすぎないようにする。

別れ話で、過去に一度決着した問題を取り上げることがあります。
もちろん別れたい理由を話す都合上、過去に触れる程度ならいいのです。
「あのときの暴力が忘れられない」

同情で別れを撤回するのは要注意。

「別れたくない。嫌だ、嫌だ!」
相手が必死で別れを引き止めてきたとき、どうするか。
女性の涙に弱い男性もいるでしょう。

相談しつつも、堂々と訴える。

別れ話を切り出すときは、まず相談という形から入るのが基本です。
一方的な言い方は、反感を持たれ、トラブルを招きます。
相手にも言い分があるでしょう。

別れるとき、嘘の理由を言ってもいいのか。

少しでもスムーズに別れたいとき、嘘の理由を考える人もいるかもしれません。
単純な理由では、簡単に引き止められます。
「仕事に集中したい」と言って別れようとしても「それなら連絡を減らせばいい」と言い返されるでしょう。

別れを切り出す側は、泣きたくても泣かないこと。

別れ話をしているうちに感情が高ぶり、泣きそうになることがあります。
泣いている相手を見ているうちに、心が動かされ、自分も涙が出そうになることもあるでしょう。
別れは、お互いに取ってつらいこと。

「冷めた」という理由では、物足りない。

別れのとき、よく聞かれる理由があります。
「冷めた」という理由です。
恋人にときめきを感じなくなれば、一緒にいてもつまらないと感じるでしょう。

別れ話が重苦しくなり、話し合いが停滞したとき。

別れ話は、重苦しい雰囲気が漂いがちです。
もともと別れ話は暗い要素があるため仕方ありませんが、あまりに暗い雰囲気が漂うのも考えものです。
あまりに雰囲気が重苦しいと、緊張感は張り詰め、息苦しくなるでしょう。

「わかった」という一言には要注意。

別れ話で注意したいのは「わかった」という一言です。
誰でも理解できるシンプルな一言。
しかしこの一言は、誤解を作る原因が潜んでいます。

相手の悪かったところを言うときの注意点。

別れ話では、相手からよく聞かれることがあります。
「自分のどこが悪かったのか教えてほしい」という質問です。
別れるとなったからには、自分の悪いところを知りたいと思うのは、当然の欲求です。

相手が怒ってきても、できるだけ反論は避ける。

別れ話を切り出したとき、相手が怒ってくることがあります。
別れ話の中には、相手を不快にさせる内容もあるでしょう。
怒ってきた内容に納得できなければ、さらに反論したくなります。

別れ話で、保留をお願いされたときの注意点とは。

別れ話では、相手から保留をお願いされることがあります。
「今すぐ返事はできない。しばらく考えさせてほしい」
たしかに急に別れ話を切り出して、その場で結論を出させるのは少し強引でしょう。

無言になっているときは、考えている時間。

別れ話では、無言の時間を大切にしましょう。
別れ話で話し合っている途中、相手が無言になることがあります。
ただ沈黙の時間が過ぎるばかり。

言いにくいことを笑ってごまかす癖がある人は要注意。

言いにくい話をするとき、笑ってごまかす癖はありませんか。
言いにくいことを笑いながら話せば、気まずさをごまかせます。
もちろん話の流れで自然に笑う程度ならいいのです。

別れ話には、感謝も伝えるのがマナー。

相手と別れたい段階になると、すでに相手への愛はないかもしれません。
「別れ話」という話題そのものがネガティブのため、暗い雰囲気が漂いがちです。
中には相手への怒りや憎しみなどの感情もあり「顔も見たくない」「話もしたくない」と思うこともあるでしょう。

別れ話が長引いて、終電を逃したとき。

会って別れ話が始まると、長時間に及ぶことがあります。
1時間くらいで終わるかと思っていると、相手の反応によっては、何時間にもわたることがあります。
あまり長引くのはよくありませんが、仕方ない状況もあるでしょう。

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