ニートの特徴は、自己肯定が少ないことです。
自分を否定したり、劣等感を抱いたり、自信がなかったりします。
自己肯定が少ない理由は、さまざまです。
あなたは今、暗闇の中でもがいているでしょう。
将来に漠然とした不安があり「苦しい。大変だ。何かいい方法はないか」と、焦っているでしょう。
決してかっこ悪いことではありません。
「疲れるから動かない」と言いますが、逆です。
動かないから、疲れるのです。
じっとしているのが、いちばん疲れます。
「仕事もしていない」
「友人も恋人もいない」
「勤労の義務を放棄している」
想像してください。
3年後のあなたです。
3年後のあなたは、今とは別の場所にいます。
「自分は、もう普通の人生を歩んでいない」
いわゆるレールから脱線した人生です。
「普通」と呼ばれる人生のコースから外れて、変わった生き方をしているのでしょう。
人生で起こった出来事は、すべて納得する習慣を持つことです。
いい出来事だけではありません。
悪い出来事も「これで良かった」と納得するのです。
成功への階段といえば、上に上がるイメージがあります。
向上も成長も、上向きのイメージがあるため、成功の階段も、上に上がるものと考えがちです。
上に上がれば、見晴らしが良くなるでしょう。
ニートの生活は、動かない生活です。
じっとしている時間が多い毎日です。
にもかかわらず、ニートの生活を送っているだけで、気力が奪われます。
ニートの生活を送っていると、叱る人が出てきます。
「いつまでそんな生活を続けるのか」「早く仕事をして自立しなさい」などです。
そう言われたとき、どんな態度を取るかです。
やる気を出すのは、簡単です。
握り拳をつくってください。
ぎゅっと、強く握ります。
映画やドラマでは、ハッピーエンドがよく見られます。
ハッピーエンドの特徴は、物語の途中、主人公に不幸が訪れることです。
しかも、大きな不幸です。
すべての人間に、悩みがあります。
学生は勉強に悩み、社会人は仕事に悩み、主婦は子育てに悩み、年配者は病気に悩みます。
社長は、会社の経営で悩んでいます。
暗い過去がたくさんあって、悩む人がいます。
暗い過去がたくさんあればあるほど、フットワークが悪くなり、新しい挑戦がしづらくなるでしょう。
黒板消しのように、簡単に消す方法があればいいと思いますが、残念ながら、過去を消すことはできません。
ニートにとって、大きな敵があります。
劣等感と焦燥感です。
自分は人と比べて劣っているという劣等感。
生きがいがわかっていれば、苦労しないのです。
ニートの多くは、生きがいがないから苦労しています。
「生きがいを見つけろ」という言葉をニートに言うのは、酷な話です。
後悔は少ないほうがいいです。
後悔が少ないほど心が軽くなり、心が軽くなるから明るい人生が歩めます。
人間は、行動した後悔より、行動しなかった後悔のほうが長く残ります。
「世の中や社会が悪い」という批判をしないことです。
たしかに自分がニートになったのは、悪い世の中や社会が一因としてあるのかもしれません。
しかし、批判したところで、世の中や社会が急に変わるわけではありません。
「全力を出して、失敗したらどうしよう」
その心配は不要です。
全力を出した行動に、悪い結果はありません。
あなたは普段、どんな表情をしていますか。
おそらく変わったことがなければ、無表情をしているのではないでしょうか。
特に変わった出来事がないのですから、特別な表情もなくて当然と思いますね。
「私には、絶対できません」
最初から「できない」と言い切るのは、人生に失礼ではありませんか。
できるかどうかは、やってみないとわかりません。
「ニートの人生は終了している」というのは、嘘です。
ニートの人生は、まだ終了していません。
そう簡単に人生が終了するほど、人生は安くありません。
仕事をすると、つらいと思うのは、誤解です。
仕事をするのはつらくありません。
仕事をするとは、人と社会の役に立つことです。
ニートは、途中でやめる行動の連続です。
職業安定所に行くつもりで家に出たが、気が変わって、途中で引き返した。
面接の電話番号を押している途中で怖くなり、電話ができなかった。
「自分は弱い人間だ」
そう思うのは、誤解です。
本当に弱ければ、弱いと思うことすらないはずです。
決断の素晴らしさとは何でしょうか。
決断は、良い選択をすることが大切と思われがちです。
将来のことを考え、試行錯誤したうえで、選択を間違えないようにしますね。
「人間関係が煩わしい」
ニートが、社会を拒絶する理由の1つです。
「人付き合いが苦手」「傷つくのが怖い」「気を使うのが面倒」と思うでしょう。
自分の欠点ばかり見る癖はありませんか。
「朝が苦手」
「逃げる癖がある」
黒には、限界があります。
完全な黒になれば、もうそれ以上、黒くすることはできません。
黒は黒です。
生きるとは、何かをするということです。
「何かをする」という意味に「食べる」と「寝る」は省きます。
目的もなく怠けて過ごす生活も「何かをする」という意味から省きます。
ニートの特徴は、自己肯定が少ないことです。
自分を否定したり、劣等感を抱いたり、自信がなかったりします。
自己肯定が少ない理由は、さまざまです。
生まれや育ちの中で、特別な事情があり、自己肯定の機会が少なかったことが大半です。
こうした事情があって自分を肯定しなくなり、生きる意欲が失いつつあるのです。
ニートの生活から脱出するには、まず自分を肯定する習慣が必要です。
自分に自信を持って「自分もやればできる」と思う考え方です。
第一歩は、考え方を変えることです。
批判や否定ばかりしても、状況はよくなりません。
ポジティブに考える習慣を持つことで、自己肯定の力が強くなります。
前向きな考えを持つことで、気持ちが変わり、ニートから脱出するきっかけが得られます。
考え方を明るくすれば、未来も明るくなるのです。
あなたは今、暗闇の中でもがいているでしょう。
将来に漠然とした不安があり「苦しい。大変だ。何かいい方法はないか」と、焦っているでしょう。
決してかっこ悪いことではありません。
もがくあなたは素晴らしい。
心の奥では「なんとかしたい」と願っているからです。
もがくことは、前向きな行為です。
結果は出なくてもいいのです。
もがいているうちに、たまたまヒットが出るかもしれません。
たまたまホームランが打てるかもしれません。
もがいているからこそ、得られるチャンスです。
「まだ人生を諦めていない」という意思表示です。
いちばん危ないのは、もがかなくなったときです。
「もう無理だ」と完全に諦めて、行動しなくなれば、確実に終わります。
このときに、本当の真っ暗という状態になります。
もがいてさえいれば、暗闇の中にいても、完全な闇ではありません。
暗闇の中にいても、もがいているあなたは、まだ輝いています。
小さな輝きかもしれませんが、希望の光です。
まだ小さな光かもしれませんが、これからもっと明るくしていきましょう。
未来を切り開く力がある光です。
笑う人がいれば、笑わせておけばいいのです。
何もしない人に比べれば、はるかに希望のある行動をしています。
「疲れるから動かない」と言いますが、逆です。
動かないから、疲れるのです。
じっとしているのが、いちばん疲れます。
川の流れが止まると、水が腐り始めるように、人間も、動きが止まると腐り始めます。
「この先、自分はどうなるのだろうか」
「自分はダメな人間だ」
「こんな自分が嫌だ」
何も成果を出さず、ぼうっとしている自分を責めてしまいます。
悪い妄想がどんどん膨らんでいき、腐った考え方を持ち始めます。
ただ無駄に時間を過ごしているような気がして、自分の存在がばかばかしく思えてきます。
肉体的に疲れなくても、精神的に疲れるのです。
疲れたくなければ、動くことです。
動いていると「できた」「わかった」という変化が生まれます。
達成感が感じられるため、肉体的には疲れても、精神的には軽くなります。
適度な運動は、健康にも良い影響があります。
肉体的な疲れは、大したことありません。
お風呂に入って、一晩寝れば、すぐ疲れは取れるのです。
「仕事もしていない」
「友人も恋人もいない」
「勤労の義務を放棄している」
「国民保険や健康保険を納めていない」
ニートには、親や社会に迷惑をかけてばかりで、申し訳ない気持ちがあります。
そんな状況になると、どんどんニートには、自分に対する自信がなくなります。
「自分のような人間に、幸せを願う権利はあるのか」と思い始めるのです。
自信がなくなると、幸せを願うことすら、自信がなくなる状態です。
しかし、幸せを願うのは、すべての人に与えられた権利です。
どんな人にも幸せを願う権利はありますし、ニートにも幸せを願う権利はあります。
自分から、幸せを願う権利を捨ててはいけません。
幸せを願わなくなったらおしまいです。
幸せを願わなくなることは、不幸を願うことになります。
完全に力が出なくなり、人生に絶望するのです。
どんな状況でも、幸せになる願いだけは持ち続けることです。
「どうせ無理だ」と思わないことです。
「どうせ無理だ」と思うと、不可能に傾いてしまいます。
たとえニートの立場でも、堂々と自分の幸せを願いましょう。
幸せを願うから、可能性に目を向けるようになります。
「挑戦してみたい」「頑張りたい」という気持ちが高ぶり、人生が前向きになるのです。
想像してください。
3年後のあなたです。
3年後のあなたは、今とは別の場所にいます。
部屋の中ではなく、会社の中です。
明るい太陽が差し込んでいる職場で、一生懸命、働いています。
両脇には同僚がいて、わからないことは親切に教えてくれます。
突然、電話がかかってきました。
取引先からのお礼の電話でした。
「品物を受け取りました。ありがとうございます」と言われ、胸が熱くなりました。
「ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします」と言って、気持ちよく電話を切りました。
仕事で大変なこともありますが、人や社会のためになる仕事に、生きがいを見いだしています。
給料は少ないかもしれませんが、自分で自由に使えるお金として、喜びを感じています。
まだ仕事で覚えることもありますが、次第に慣れて、これからの昇進に手応えを感じています。
想像できましたか。
静止画ではなく、動画で、生々しく想像しましょう。
モノクロではなく、カラーで、鮮明に想像しましょう。
一度ではなく、何度も繰り返し想像してください。
これを繰り返すことで、だんだん気持ちが明るくなってきませんか。
根拠はなくていいのです。
根拠はなくていいので、明るい未来を想像しましょう。
明るい未来は、最初からあるのではありません。
明るい未来を想像するから、明るい未来がやってくるのです。
最初に明るい未来を想像しておけば、その未来に向かって行動したくなります。
行動せずにはいられなくなるのです。
「自分は、もう普通の人生を歩んでいない」
いわゆるレールから脱線した人生です。
「普通」と呼ばれる人生のコースから外れて、変わった生き方をしているのでしょう。
みんなが学校に行っている時間に、自分は部屋にいるのかもしれません。
みんなが仕事をしている時間に、自分は学校に通学しているのかもしれません。
それもまた、1つの生き方です。
レールから脱線した生き方に、劣等感を抱く必要はありません。
「脱線」という響きがあるためでしょうか。
悪いことのように思えますが、そう思いません。
むしろ、夢のある生き方です。
レールの上にいると、1つの生き方しかできません。
安全かもしれませんが、単調で、平凡で、つまらないでしょう。
しかも、これから進むであろう道まで、予想できてしまいます。
先が見えるというのは、可能性の限界が見えているようで、つまらないのです。
最初から結末がわかっている映画が面白くないのと同じです。
レールから脱線するからいいのです。
レールから脱線したとき、進み方は無限に広がります。
あなたが、操縦士です。
自分の思うように進めます。
疲れたときに、立ち止まれます。
気になるところがあれば、寄り道ができます。
くねくねと曲線を描く生き方もいいでしょう。
もう一度、引き返すこともできます。
進み方は、自由です。
これが、レールから脱線する素晴らしさです。
レールから脱線している自分に、喜ぶことです。
ほかの人より、自分らしさを表現できる生き方ができるでしょう。
「普通」と呼ばれる人生のコースから外れた先にあるのは、普通でない可能性です。
人生で起こった出来事は、すべて納得する習慣を持つことです。
いい出来事だけではありません。
悪い出来事も「これで良かった」と納得するのです。
「これで良かった」という一言は、人生を受け入れるための言葉です。
後悔は、受け入れます。
後悔は少ないほうがいいですが、1つはあったほうがいいです。
人生を引き締める効果があるからです。
楽しいことだけが人生ではありません。
後悔も、人生の一部です。
人生には、山と谷があります。
後悔とは、谷の部分です。
谷があるから波が形成され、美しいリズムになります。
怠けた生活の中で、後悔があれば「次からは気をつけよう」と誓うでしょう。
そうして人生を歩んでいると、再び後悔する出来事に直面するでしょう。
それでいいのです。
改善した後は「これで良かった」と納得してほしい。
反省を繰り返すことで、だんだん人生が改善されていきます。
後悔しているのは、あなただけではありません。
すべての人に後悔があります。
みんな一緒なのです。
「後悔も人生の一部」と納得すれば、うまく受け止められます。
しくじったことを悔いるのは、もうやめましょう。
後悔を悔やみ続けていると、そのことを、あとから悔やむでしょう。
「これで良かった」と受け入れるのです。
しばらくすれば、時間が、苦しみを癒やしてくれるでしょう。
「後悔も人生の一部」と考え、後悔と和解するのです。
成功への階段といえば、上に上がるイメージがあります。
向上も成長も、上向きのイメージがあるため、成功の階段も、上に上がるものと考えがちです。
上に上がれば、見晴らしが良くなるでしょう。
向上していることが感じられるため、いい気分になれるでしょう。
しかし、成功への階段が上に上がるしかないと思うなら、誤解です。
下に下がる成功の階段もあります。
地下道のようなものです。
横断歩道では、地上の都合が悪い場合、歩道橋や横断歩道がつくれない場合があります。
そういうときは、地下道をつくって、歩道を渡れるようにします。
暗くて狭い道ですが、正しい道なのです。
もし、下に下がるしかない状況なら、地下道と考えることです。
暗いからとはいえ、地獄行きとは限りません。
低いからとはいえ、間違っているとは限りません。
地上は都合が悪いので、下に潜って進むだけです。
下に下がるしかない状況でも、前に進むために必要な道かもしれないのです。
「成功への階段」ではなく「成功への地下道」です。
地下の道を歩くことが、近道になるでしょう。
地下道を抜けると、新しい景色が広がっています。
ニートの生活は、動かない生活です。
じっとしている時間が多い毎日です。
にもかかわらず、ニートの生活を送っているだけで、気力が奪われます。
「25歳までは再就職できるだろう」と思い、就職を後回しにします。
25歳になれば「30歳までは再就職できるだろう」と思い、また就職を後回しにします。
30歳になれば「35歳までは再就職できるだろう」と思い、さらに就職を後回しにします。
気づけば、年を取りすぎてしまっているのです。
ニートの生活は、麻薬のようなものです。
「いつでも抜け出せる」と思いながら、いつまでも抜け出せません。
ニートの生活を「麻薬漬け」と考え直してみてください。
心地よく感じるでしょう。
天国にいるようでしょう。
だから、怖いのです。
気づけば、廃人になっています。
快楽を求めた先に待っているのは、深い落とし穴です。
ニートの生活を送っていると、叱る人が出てきます。
「いつまでそんな生活を続けるのか」「早く仕事をして自立しなさい」などです。
そう言われたとき、どんな態度を取るかです。
「むかつく」「うるさい」「あっち行け」で終わらせていませんか。
むかつくかもしれませんが、誤解です。
叱る人を拒みたくなる気持ちもあるかもしれません。
しかし、叱る人を拒み続けていると、ニートから抜け出せません。
叱る人の真意に気づきましょう。
叱るのは、面倒なことです。
手間がかかり、疲れますし、時間も取られます。
言いにくい言葉を言うのは、精神的に疲れます。
あなたに叱ってくれているのは「立ち直ってほしい」と期待しているからです。
期待しているから、言いにくい言葉をわざわざ言ってくれます。
嫌いだから叱っているのではなく、期待しているから叱っています。
愛情表現の一種です。
聞きにくい言葉を、いかに聞くかです。
むかつくと思うのは、誤解です。
むしろ、ありがたいことです。
叱る人を受け入れていると、ニートの生活から脱出するきっかけがつかめます。
やる気を出すのは、簡単です。
握り拳をつくってください。
ぎゅっと、強く握ります。
全身の力を込めて、できるだけ強く握りましょう。
10秒ほど、力を入れた状態にします。
すると、だんだんやる気が出てきます。
これだけです。
錯覚に思えますが、錯覚ではありません。
握り拳をつくって強く握るとき、自分で手を圧迫します。
体の中でも手のひらは、神経が最も多く集まっている部分の1つです。
手を握ったときの圧迫が脳に伝わると、気持ちが引き締まるため、やる気も出てくるのです。
片手でも効果がありますが、両手のほうが、より効果的です。
人間の手は、本当に素晴らしいですね。
私たちは、やる気の発電機を常に携帯しているのです。
やる気が出ないときは、両手で握り拳をつくりましょう。
映画やドラマでは、ハッピーエンドがよく見られます。
ハッピーエンドの特徴は、物語の途中、主人公に不幸が訪れることです。
しかも、大きな不幸です。
借金、失敗、敗北、決別など、主人公にとって絶望的な状況がやってきます。
しかし、主人公は諦めません。
その困難を乗り越えることで復活のチャンスをつかみ、最終的にハッピーエンドで、物語が締めくくられます。
「途中にあった困難のおかげで、大切なことに気づけた。得られた。発見できた」というのが、よくある設定です。
物語の途中にある困難が、ハッピーエンドの近道になっています。
あなたも今、その状態です。
ハッピーエンドに向かう途中です。
まだ道の途中ですから、多くの困難が訪れるでしょう。
きっと絶望的な状況に違いありません。
ハッピーエンドに向かう途中ですから、それでいいのです。
大切なことは、きちんと乗り越えることです。
映画やドラマの主人公のように「這い上がってみせるぞ」と意気込んで努力すれば、立て直せます。
這い上がる途中で、何か大切なことが得られるでしょう。
今の絶望的な状況は、幸せにつながる近道です。
諦めずに、乗り越えましょう。
その道の先には、ハッピーエンドが待っています。
すべての人間に、悩みがあります。
学生は勉強に悩み、社会人は仕事に悩み、主婦は子育てに悩み、年配者は病気に悩みます。
社長は、会社の経営で悩んでいます。
大統領でさえ、国の運営に悩んでいます。
悩みのない人は、1人もいません。
悩みがあるから立ち止まるのは、良くありません。
悩みがあるから立ち止まるのでは、すべての人が立ち止まることになります。
地球上のすべての生産活動がストップするでしょう。
悩みながら、前に進むのです。
悩みの解決法は、行動しているうちに発見できます。
「こうすればどうなるのだろうか」と試すから「なるほど。こうなるのか。じゃあ、こうしてみよう」と思えます。
そうこうしているうちに「この方法がいい」と、解決法が見つかるのです。
解決法を見つけるいちばんの方法は、行動なのです。
暗い過去がたくさんあって、悩む人がいます。
暗い過去がたくさんあればあるほど、フットワークが悪くなり、新しい挑戦がしづらくなるでしょう。
黒板消しのように、簡単に消す方法があればいいと思いますが、残念ながら、過去を消すことはできません。
「私の人生は真っ暗だ。もう手遅れだ」と思いますが、ちょっと待ってください。
暗い過去がたくさんあるなら、これから明るい未来を増やせばいいのです。
たしかに過去には暗い出来事がたくさんあったかもしれませんが、これからのことは、まだわかりません。
これから明るい未来を、暗い過去よりたくさん増やせば、暗さより明るさが優勢になります。
過去は過ぎてしまいましたが、未来はまだこれからです。
手遅れではありません。
まだまだ十分間に合うのです。
「明るい未来にしたい」と願って行動すれば、明るい未来がやってくるでしょう。
あなたの未来は、雨のち晴れなのです。
ニートにとって、大きな敵があります。
劣等感と焦燥感です。
自分は人と比べて劣っているという劣等感。
自分は人と比べて遅れているという焦燥感。
何をするにしても、この2つが常に大きな妨げになるのではないでしょうか。
ニートから脱出するためには、劣等感や焦燥感を克服する必要があると思われがちです。
もちろん理想を言えば、克服できるのがいちばんです。
劣等感があると、自分に自信が持てず、弱腰になってしまうでしょう。
焦燥感があると、いつも落ち着かず、不安な気持ちになるでしょう。
しかし、実際、劣等感や焦燥感を完全に克服するのは難しいです。
社会でうまくやっている人を、よく見てみましょう。
ほとんどの人が、劣等感や焦燥感を抱えています。
会社員は、老後に不安を抱えているから、少ない給料で切り詰めた生活を送っています。
経営者も、不安定な経営に悩んでいるから、ぎりぎりの経営でも必死になっています。
スポーツマンも、将来の肉体の衰えに不安を感じているから、賢明にトレーニングしています。
うまくやっているのではありません。
うまくやっているように見えるだけです。
劣等感も焦燥感を見せないように生きている姿が、うまくいっているように見えるだけです。
すべての人が、劣等感や焦燥感を抱えながら、ぎりぎりの生活を送っています。
劣等感や焦燥感をなくそうと思う必要はありません。
劣等感や焦燥感を抱えながら生きていくのです。
劣等感や焦燥感を抱えながら生きていくことが、劣等感や焦燥感を小さくするコツです。
あなただけではありません。
みんな、一緒なのです。
生きがいがわかっていれば、苦労しないのです。
ニートの多くは、生きがいがないから苦労しています。
「生きがいを見つけろ」という言葉をニートに言うのは、酷な話です。
外に出ず、何もない状態で生きがいを見いだすのは、不可能に近いことです。
生きがいがなければ、仕事をしましょう。
生きがいは、仕事をしているうちに自然と見つかるからです。
「生きがいがないので、仕事をしたい」でいいのです。
技術を要求される仕事でなくてもかまいません。
誰でもできる、簡単な作業で十分です。
言われたことをやるだけでもかまいません。
何か仕事をしていれば、社会の一員になった実感が得られ、仕事の価値も得られます。
悩みがあるから立ち止まるのではなく、悩みながら前に進むのです。
生きがいは、働くから得られます。
何でもいいから働いていると、大なり小なり、生きがいが見いだせます。
生きがいがなくて、大いに結構です。
だから、仕事を始めましょう。
後悔は少ないほうがいいです。
後悔が少ないほど心が軽くなり、心が軽くなるから明るい人生が歩めます。
人間は、行動した後悔より、行動しなかった後悔のほうが長く残ります。
やるだけのことをやり、後悔のない人生を歩むことが大切です。
では、人生に後悔がまったくない状態が理想かというと、そうではありません。
後悔が少ないほうがいいとはいえ、1つはあったほうがいいのです。
一度後悔すると、一生涯、解決ができません。
どんなに悔いても、気持ちが晴れないでしょう。
だからこそ、得られるメリットもあります。
「一生悔いる」ということは「一生注意が続けられる」ということです。
苦しいことですが、役立つ一面もあります。
たとえば、悪徳商法に引っかかると、後悔します。
未然に防げれば良かったのですが、犯してしまった過ちは仕方ありません。
「悔しい。恥ずかしい」と自分を責めて、気持ちが晴れないでしょう。
もし後悔があれば「次から絶対に繰り返さない」と、強く注意するはずです。
その結果、これまで以上に安全な人生を歩める可能性があります。
一度の後悔で、一生続く注意力が得られるのです。
後悔は少ないほうがいいですが、1つはあったほうがいい。
後悔が1つくらいあるほうが、後悔のない人より身が引き締まるため、かえって人生が素晴らしくなるでしょう。
後悔によって、もたらされる益もあるのです。
「世の中や社会が悪い」という批判をしないことです。
たしかに自分がニートになったのは、悪い世の中や社会が一因としてあるのかもしれません。
しかし、批判したところで、世の中や社会が急に変わるわけではありません。
「世の中や社会が悪い」という批判で、社会に出ない言い訳をしている自分に気づくことです。
批判をすればするほど、自分が正当化されるため、社会に出るきっかけを失います。
大切なことは「その中でどう生きていくか」ということです。
世の中や社会が悪いとはいえ、その中で、うまくやっている人もいるのです。
ニートから這い上がった人の話を聞いてください。
「世の中や社会が悪い」という批判はしていないはずです。
「大変だったが全力を尽くした」「とにかく体当たりだった」などのコメントをしているはずです。
どうせ批判をするなら、世の中や社会を批判する自分を批判することです。
「そんなこと言っても仕方ないだろう。しっかりしろ、自分!」と言って、お説教です。
自分で自分を叱る言葉は、身にしみます。
人生は、這い上がるためにあります。
大変かもしれませんが、だからこそ、挑む意味があります。
「全力を出して、失敗したらどうしよう」
その心配は不要です。
全力を出した行動に、悪い結果はありません。
全力を出したという行動そのものが、良い結果だからです。
全力で尽くせば、少なくとも「やるだけのことはやった」という達成感が得られます。
手を抜けば、後で悔いるかもしれませんが、全力を出したなら、悔いることはありません。
うまくいかなくても、結果に納得できます。
大差のついた敗北ですら、満足できるでしょう。
つまり、全力を出せば、必ず素晴らしい結果が待っているのです。
全力を出した瞬間、必ず素晴らしい結果が約束されているわけです。
素晴らしい結果を出したければ、全力を出しましょう。
そういう人生を歩むことです。
全力を出した数だけ、素晴らしい時間が増えるのです。
あなたは普段、どんな表情をしていますか。
おそらく変わったことがなければ、無表情をしているのではないでしょうか。
特に変わった出来事がないのですから、特別な表情もなくて当然と思いますね。
しかし、無表情をしていると、不機嫌の表情に見られることがあります。
機嫌は悪くないのに「機嫌が悪そう」と思われるのは、損ですね。
普段の表情は、無表情ではなく、笑顔にしましょう。
大げさに歯を見せる必要はありません。
ほんの少し、口角を上げるだけでいいのです。
そのにっこりした表情を、普段の表情にしましょう。
すると、気持ちに変化が現れます。
人は、元気だから、笑顔になるのではありません。
笑顔になるから、元気が出るのです。
表情と気持ちは連動しています。
笑顔になると、表情筋が刺激され、脳は「今、明るい出来事が起こっている」と感じ始めます。
その結果、気持ちまで自然に明るくなるのです。
嘘だと思うなら、試してみればわかります。
普段から、にっこりした表情をしていればいいのです。
いつも笑顔を心がけていれば、明るい雰囲気が出るため、周りの人も声をかけやすくなるでしょう。
習慣になるまで「いつも笑顔」と書いた紙を、壁に張っておきましょう。
あなたの人生を左右するかもしれない、大事な習慣です。
「私には、絶対できません」
最初から「できない」と言い切るのは、人生に失礼ではありませんか。
できるかどうかは、やってみないとわかりません。
「できない」と思うことを「できるかもしれない」と言い換えてみましょう。
可能性のある言い方をすれば、本当にできそうな気になるから、不思議です。
心が軽やかになり、希望が持てるでしょう。
言葉は、素晴らしい道具です。
意思疎通だけでなく、自分の気持ちに変化を与えられるから、素晴らしい道具なのです。
「できない」を「できるかもしれない」に言い換えるだけでいい。
可能性を引き出すのは、自分です。
自分の生きる道なのですから、少しは可能性を残しておきたいですよね。
人生に優しく接すれば、人生もあなたに優しく接してくれるでしょう。
「ニートの人生は終了している」というのは、嘘です。
ニートの人生は、まだ終了していません。
そう簡単に人生が終了するほど、人生は安くありません。
どんなニートにも、未来があります。
世の中には、生まれて間もなく、死んでしまった人がいます。
生まれつき、難しい病気があって、生きたくても生きられなかった人もいます。
生まれつき、耳と口が不自由で、話したくても話せない人もいます。
生まれつき、足がなくて、歩きたくても歩けない人もいます。
生まれつき、顔に傷やあざなどのため、見かけで損をしやすい人もいます。
そういう人たちに比べれば、ニートは恵まれています。
人と話すのが苦手とはいえ、話せないわけではありません。
不自然な点はあるかもしれませんが、人と会話ができます。
外を歩かないとはいえ、歩けないわけではありません。
勇気があれば、外で歩けます。
劣った足腰は、鍛えればいい。
外見に、致命的な欠点があるわけでもありません。
人生の残り時間も、たっぷりあります。
恵まれた自分に気づけば、まだ間に合うことが実感できるでしょう。
「人生が終了している」と思うのは、勘違いです。
ニートにも未来はあります。
年を取ったニートでも、やる気と行動力があれば、まだ間に合います。
仕事をすると、つらいと思うのは、誤解です。
仕事をするのはつらくありません。
仕事をするとは、人と社会の役に立つことです。
仕事をすればするほど、誰かの役に立つわけですから、これほど嬉しいことはありません。
大変なこともありますが、それだけ誰かを助けているということです。
「ありがとうございます」と感謝されれば、疲れも吹き飛びます。
「喜んでくれる人がいるのだから、また頑張ろう」と思えます。
もし仕事がつらく思うなら、問題は仕事ではありません。
仕事がつらくなるような姿勢が悪いのです。
劣悪で非合法な労働を強いる仕事なら別ですが、そうでなければ、問題は自分にあると思うことです。
感謝を忘れたり、消極的だったり、あら探しをしたりなどです。
「させられている」という姿勢はNGです。
仕事から逃げる姿勢があると、つらく感じて当然です。
楽をすることばかり考えるのが、いちばん苦しいのです。
仕事がつらいと感じるなら、問題は仕事ではなく、自分にあると思うことです。
ニートは、途中でやめる行動の連続です。
職業安定所に行くつもりで家に出たが、気が変わって、途中で引き返した。
面接の電話番号を押している途中で怖くなり、電話ができなかった。
インターネットで応募しようとしたが、手が震えて、最後の「送信」のクリックができなかった。
職業安定所に着いたのはいいが、パソコンの前に座るだけで終わってしまった。
履歴書を書いたのはいいが、おじけづいて、提出できなかった。
行動の途中で勇気が不足して、やめてしまうことがあります。
「自分は何をしているのか。今日も無駄にしてしまったではないか」
そうして自分を責めていませんか。
いいえ、責める必要はありません。
これでいいのです。
成果があったから、OKではありません。
行動したから、OKです。
途中でやめたことも、立派な行動の1つです。
1歩でなくてもいいのです。
0.5歩でも、前進です。
最初は、これで十分です。
少なくとも、就業意欲があり、前向きな行動ができています。
まだ小さな行動ですが、これから大きくしていけばいいのです。
途中でやめた自分を許しましょう。
途中でやめてしまいましたが、途中までは行動できた実績があるわけです。
だから自分を褒めましょう。
「途中でやめたけど、途中までは行動できた」
「ここまでできただけでも、自分はよく頑張ったじゃないか」
そう考えると、心が楽になります。
「自分は弱い人間だ」
そう思うのは、誤解です。
本当に弱ければ、弱いと思うことすらないはずです。
もしくは、すでに死にかけている状態になっているでしょう。
「自分は弱い」と思っているうちは、まだ弱くありません。
弱いと思う余裕が、まだ残っています。
しかも、弱いと認める素直さもあります。
余裕も素直さもあるのですから、まだ希望はあるのです。
「自分は弱い」と思うなら、いい方法があります。
他人の助けを借りるのです。
弱くてもいいのです。
その代わり、素直に協力を求める姿勢を持ちましょう。
自分1人では弱くても、他人の力を借りれば、強くなれます。
自分は1人しかいませんが、他人は大勢います。
大勢の協力を借りれば借りるほど、強くなれるでしょう。
「自分は弱い」と自覚している人のほうが、素直に協力を求める姿勢があるため、弱さを補えます。
最終的に、強い人より強くなる可能性を秘めているのです。
決断の素晴らしさとは何でしょうか。
決断は、良い選択をすることが大切と思われがちです。
将来のことを考え、試行錯誤したうえで、選択を間違えないようにしますね。
良い結果が出れば「その決断は素晴らしかった」と思うでしょう。
たしかにそれも決断の素晴らしさですが、もっと基本的なことを見落としています。
決断は、決断すること自体が、素晴らしいのです。
決断をした瞬間、人生の駒が前に進みました。
「よし。これに決めた」と決断したとき、意識の中で方向性が定まりました。
意識なので、現実にまだ変化は現れていません。
しかし、確実に強い思考と意気込みが生まれ、新しい人生に向かう準備が始まっているのです。
決断は、決断すること自体が、素晴らしいのです。
新しい人生をつくりたければ、まず決断しましょう。
決断した日は、新しい人生を作った日です。
まず決断から始めると、うまくスタートできます。
これからのことは、決断してから考えればいいのです。
「人間関係が煩わしい」
ニートが、社会を拒絶する理由の1つです。
「人付き合いが苦手」「傷つくのが怖い」「気を使うのが面倒」と思うでしょう。
たしかに人間関係に入れば、煩わしいこともあります。
人付き合いにはマナーが必要ですし、人目を気にすることでストレスも増えるでしょう。
時には、不快な一言を言われるかもしれません。
だからとはいえ、人間関係を絶つのは良くありません。
人間が人間を避けると、人間らしくなくなります。
「人」の「間」にいるから「人間」です。
人間が、人間らしく生きるためには、人の間に入らないといけません。
人の間に入れば、当然嫌なこともあるでしょう。
挨拶をしなければいけませんし、気遣いも必要です。
相手の都合を考えなければいけないときもあります。
相手の不快な発言に我慢しなければいけないときもあるでしょう。
そういうことがあるから、人間らしい生活が送れるのです。
嬉しいことだけでなく、嫌なこともすべて含めて、人間関係です。
人間関係は、拒絶するより、受け入れましょう。
人間関係の最大のコツは、相手にも自分にも、完璧を求めないことです。
お互いに不完全ですから、時には嫌なこともあります。
嫌なことは深く考えすぎず、さらりと流しましょう。
嫌なこともあってこそ、人間らしく生きられます。
自分の欠点ばかり見る癖はありませんか。
「朝が苦手」
「逃げる癖がある」
「飽きやすい」
「集中が続かない」
「会話が下手」
「人と協力するのが苦手」
ダメな自分を責めると、自分に自信がなくなります。
自分に自信がなくなると、もっと行動しなくなり、またダメになります。
悪循環なのです。
事実だとしても、ダメな自分を責めるのは良くありません。
誰にでも、欠点や短所は必ずあるからです。
ダメな部分を見る癖がついていると、いつまでも自信が持てません。
永遠に、ダメな自分から抜け出せなくなるのです。
自分のダメな部分ではなく、良いところを見ましょう。
誰でも欠点や短所があるように、誰でも美点や長所があります。
「健康である」
「視力がいい」
「パソコンができる」
「タイピングが早い」
「論理的に考えるのが得意」
「1人で作業するのが好き」
ダメな部分は無視して、良い部分だけを注目しましょう。
自分の良い部分を見る習慣を持つことで、だんだん自信が出てきます。
見るポイントを変えれば、自信が出てくるのです。
黒には、限界があります。
完全な黒になれば、もうそれ以上、黒くすることはできません。
黒は黒です。
暗さの限界に達している状態です。
これは、人生でも同じです。
とことん暗い経験をしたなら、喜びましょう。
それ以上、暗い経験はありません。
とことん暗い経験をした後は、明るいことが待っています。
どんな明るいことが待っているのかは、これからのお楽しみです。
少しでも早く明るい出来事を引き寄せたければ、コツがあります。
明るい考えを持つことです。
明るい考えを持てば、明るい出来事はいつもより早く訪れます。
わくわくしながら、明るくなるのを待ちましょう。
生きるとは、何かをするということです。
「何かをする」という意味に「食べる」と「寝る」は省きます。
目的もなく怠けて過ごす生活も「何かをする」という意味から省きます。
自分の生活を振り返って、いかがでしょうか。
目的もなく、怠けて過ごす日々になっていませんか。
もし、何もしていないと思うなら、生活改善が必要です。
生きている実感を得るなら、やはり仕事をするのがいちばんです。
仕事をしていれば、社会や人とつながれます。
自分が大きなネットワークの一部になって仕事をすることで、ネットワーク全体に良い影響が波及します。
苦しい仕事だからいけないわけではありません。
苦しくても、人の役に立つ仕事ができていれば、有意義な苦しみです。
あなたが苦しんだ分、誰かが救われます。
大変な仕事でもいいのです。
大変な仕事であるほど、終わったときは、達成感や充実感で満たされます。
生きているなら、仕事を通して、何かをするのです。
生きていても、何もしない毎日では、死んでいるようなものです。
せめて外に出て、仕事をしましょう。
自分のできる範囲でいいのです。
何もしなかった80年は、自慢になりません。
何かをした80年のほうが、人生の充実感は大きくなるのです。