公開日:2013年5月15日
執筆者:水口貴博

ニートの就職活動を支援する30の言葉

  • 一瞬でも
    「就職してみようかな」と思うのは、
    意欲がある証拠。
ニートの就職活動を支援する30の言葉

一瞬でも「就職してみようかな」と思うのは、意欲がある証拠。

「自分には就職の意欲がない」
そう思っても、ときどき「就職してみようかな」と思うことはありませんか。
ときどきでもいいのです。

他人の不幸を笑う時間を、就職活動に回す。
建設的な時間になるだろう。

インターネットで、他人の不幸を探していませんか。
自分がつらい境遇に置かれていると、自分よりつらい境遇にいる人を探したくなります。
自分より不幸な人を見ると「ああ、自分はまだましだ」とほっと安心できるのです。

ベッドの上は、ニートにとって、危険がいっぱい。

ニートの生活を送っていると、ベッドの上にいる時間が長くなりがちです。
ベッドの上は、気持ちいいからです。
ふかふかしたところのほうが、リラックスできます。

いきなり高みを目指さない。
できる範囲から活動しよう。

一度ニートになった人が仕事を探すとき、注意があります。
いきなり高みを目指さないことです。
たとえば、いきなり正社員として働くのは、少し難しいかもしれません。

最初からスタートダッシュを期待するのは、ナンセンス。

最初からスタートダッシュを期待していませんか。
テレビの見過ぎです。
テレビは、平凡なことをわざわざピックアップして、放送しません。

就職の準備は、自分の部屋でしないほうがいい。

ニートが就職の準備をするなら、気をつけたい場所があります。
自分の部屋です。
自分の部屋は危ないです。

世の中には、ニートを必要としている会社がたくさんある。

ニートが世間から必要とされていないと思うのは、誤解です。
テレビやメディアの影響で、悪い妄想を膨らませているだけです。
世の中には、ニートを必要としている会社がたくさんあります。

最初の1社が受け終われば、就職活動の半分は終わったと思っていい。

ニートは、最初の面接までの道のりが、大変に感じるでしょう。
重い腰を上げて、部屋の外に出て、慣れない道を歩きながら職業安定所に向かいます。
履歴書の書き方に苦戦して、面接の予約を入れた後、どきどきしながら採用担当者と面談です。

うまくいかなくてもいい。
よくないのは、何も行動しないこと。

うまくいかなくてもいいのです。
電話で断られても、借金するわけではありません。
面接で落とされても、命まで取られるわけではありません。

ニートから脱出できた体験談に難癖をつけるから、いつまでも脱出できない。

ニートから脱出するため、ニートから脱出できた人の体験談を読むことがあります。
インターネットで探せば、比較的、簡単に見つかります。
「参考になるかもしれない」と思い探すのは、素晴らしい姿勢です。

給料が少なくても、自活できていれば、立派な社会人。

「ご職業は?」
そう聞かれたとき「無職です」「ニートです」と答えるのは、恥ずかしい気持ちがあります。
社会活動に参加せず、親の援助だけに頼って生きているのは、成人でも、子どものように感じます。

仕事の意味は、仕事をしながら考えればいい。

あなたにとって、仕事の意味は何ですか。
仕事をするからには、仕事の意味を考える必要があると思いがちです。
もちろん仕事の意味を早く考えるのは、悪いことではありません。

迷惑をかけるつもりにならないと、ニートから脱出できない。

「人に迷惑がかかるから、思いきった行動ができない」
そう思うのは、ナンセンスです。
ニートの生活から脱出するためには、大なり小なり、他人に迷惑がかかります。

就職活動は期限を設けたほうが、張りが出る。

期限を設けずに活動もできますが、だらだらしやすくなります。
「今日でなくてもいいか。また明日にしよう」と思うでしょう。
気持ちが緩んでいると、面接でも態度が悪くなりやすいため、採用されにくくなります。

「1番でなければ仕事ができない」というのは、思い込み。

夢を諦める人の大半は、誤った思い込みです。
「1番でなければ仕事ができない」という思い込みです。
たとえば、数学の好きな人がいるとします。

「厳しい」と考えると、気力を奪う。
「楽しい」と考えると、気力が湧く。

ニートの生活を送っていると、厳しい言葉に触れる機会が多くなるでしょう。
社会に参加していないため、厳しい言葉を言われやすくなります。
「いつまでそんな生活を続けるのか」

すべて自分の責任にしない。
すべて相手の責任にしない。

「すべて自分の責任」と思わないことです。
自分にも責任の一部はあるのかもしれませんが「すべて自分の責任」と思うのは、考えすぎです。
すべて自分の責任というのはあり得ません。

ニートも社会人も、実情は、同じことの繰り返し。

ニートは、部屋で同じことを繰り返すように思えます。
同じ時間に起きて、同じ時間に食事をして、同じテレビ番組を見て、同じ時間に寝ます。
「同じ生活ばかりでダメだな」と思いますが、本当にそうでしょうか。

ニートでも、懸命に就職活動する姿は、かっこいい。

「就職活動は、みじめな姿だ」
そう考えるのは、誤解です。
就職活動は、みじめな姿ではありません。

就職難と言われる時代でも、常に募集のある仕事。

就職難と言われる時代でも、常に募集のある仕事があります。
人が嫌がる仕事です。
人が嫌がる仕事とは、何でしょうか。

やる気が出ないのは、やりたいことではないから。

やる気は、やりたいことをしていれば、自然と出るものです。
やりたいことだから、やる気が出ます。
やりたいことをやっていれば「やる気を出す」という作業は不要です。

勢いが出れば、もっと勢いが出るように心がけよう。

就職活動は、勢いに乗ることが大切です。
就職活動がだらだらしていると、えない結果しか出ないでしょう。
意図的に勢いを作り出し、勢いがあるうちに、次の行動をすることが大切です。

人と会うのが苦手なら、人と会わなくていい仕事をすればいい。

人と会うのが苦手なら、人と会わなくていい仕事をすればいいのです。
逃げるような考えに思えますが、逃げではありません。
前向きな考えです。

面接で、ニートの空白期間を聞かれたときの答え方。

ニートが面接を受けるとき、必ず聞かれる質問があります。
空白期間についてです。
「仕事をしていない時期があるのはなぜか。何をしていたのか」

不採用の通知を受け取るのも、1つの前進。

うまくいかない日々があってもいいのです。
うまくいかないのは、悪いことではありません。
不採用の通知を受け取るのも、1つの前進です。

空白期間が理由で面接に落とされたなら、喜んでいい。

ニートが理由で面接に落とされたとき、どう考えるかです。
次のように、考えていませんか。
「ニートは、就職活動がやりにくい」

不採用に、いちいち腹を立てない。
次に行こう。

ニートに対する世間の風当たりは、一般的にあまりよくありません。
就職活動でも、実感することがあるでしょう。
「電話対応で『ニート』と言ったとたん、態度が急変して断られた」

「ニートから脱出した」という武勇伝は、元ニートしか話せない。

何のために、就職活動をするのか。
それは将来「ニートから脱出した」という武勇伝にするためです。
成功談の中でも、どん底からい上がった話は、特に人の心を動かします。

週に1日でも仕事をすれば、ニートから卒業になる。

いきなり正社員を目指すのもいいですが、厳しい現実があるでしょう。
正社員の場合、勤務時間が厳密で、社内規則も厳しい傾向があります。
仕事に慣れていないニートにとって、難易度が高いのです。

ニートの就職に、手遅れはあるのか。

ニートの就職に、手遅れはあるのでしょうか。
いいえ、ありません。
本気で仕事をしたい気持ちがあれば、30代でも40代でも、ニートから脱出することが可能です。

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