ニートは、途中でやめる行動の連続です。
職業安定所に行くつもりで家に出たが、気が変わって、途中で引き返した。
面接の電話番号を押している途中で怖くなり、電話ができなかった。
インターネットで応募しようとしたが、手が震えて、最後の「送信」のクリックができなかった。
職業安定所に着いたのはいいが、パソコンの前に座るだけで終わってしまった。
履歴書を書いたのはいいが、おじけづいて、提出できなかった。
行動の途中で勇気が不足して、やめてしまうことがあります。
「自分は何をしているのか。今日も無駄にしてしまったではないか」
そうして自分を責めていませんか。
いいえ、責める必要はありません。
これでいいのです。
成果があったから、OKではありません。
行動したから、OKです。
途中でやめたことも、立派な行動の1つです。
1歩でなくてもいいのです。
0.5歩でも、前進です。
最初は、これで十分です。
少なくとも、就業意欲があり、前向きな行動ができています。
まだ小さな行動ですが、これから大きくしていけばいいのです。
途中でやめた自分を許しましょう。
途中でやめてしまいましたが、途中までは行動できた実績があるわけです。
だから自分を褒めましょう。
「途中でやめたけど、途中までは行動できた」
「ここまでできただけでも、自分はよく頑張ったじゃないか」
そう考えると、心が楽になります。