ニートとは、何でしょうか。
ニートとは、造語です。
「not in Employment, Education or Training」の頭文字を取って「NEET」と呼びます。
心理学で、ある不思議な実験がありました。
ニートの状況を表すであろう、心理学の実験です。
犬小屋と、犬1匹を用意しました。
すべてを自分のせいにするのは、良くありません。
「ニートになってしまったのは、自分に責任がある。すべて、自分が悪い」
人一倍、責任感が強い人なら、そう思う人もいるでしょう。
「もう無理」
「すでに限界」
そう思うのは、勘違いです。
ニートが「このままでいい」と思うのは、いいことなのでしょうか。
きちんと仕事をして、国に税金を納めていれば「このままでいい」という言い分もわかります。
幸せの基準は人それぞれですから、本人が「このままでいい」と思うのも自由です。
カーテンや窓を閉め切ったままでは、生活がどんよりします。
カーテンをしめたままでは、部屋が暗くなります。
窓を閉め切っていると、空気はよどんでいく一方です。
朝起きれば、着替えます。
さすがにパジャマのままでは、外にも出られませんし、汗くさいにおいもします。
気持ちも、緩んだままになるでしょう。
あなたは、妄想しやすい人ですか。
妄想しやすいかどうかも、性格の1つであり、個人差があります。
妄想しやすい人は、その性格に悩まされることがあります。
不安を感じるだけでも、体力や精神力を消耗します。
「仕事をしない自分は、情けない」
「老後はどうなるんだろう」
動かない生活が楽。
仕事のない生活が楽。
人間関係のない生活が楽。
ニートには、デジタルに触れる時間が多い傾向にあります。
代表は、テレビとパソコンです。
テレビは、楽です。
ちまたでは「就職難」という言葉がよく聞かれます。
「就職率が落ち込んでいます。過去最悪の就職難です」
「不景気で大卒の就職内定率が下がり、就職難の時代が続いている」
ニートから脱出するためには、励みが必要です。
励みがあれば「よし。頑張るぞ」という意気込みが出て、就職活動にも気合が入るでしょう。
さて、問題は何を励みにするかです。
「あなたの特徴を教えてください」
そう聞かれたとき、反射的に、できないことを考えていませんか。
自分の特徴と言えば「これができない」「あれもできない」など、できないことばかり考えるなどです。
「親の援助ばかりで生きている自分が恥ずかしい」
「仕事をしていない自分は、社会に情けない」
親や社会に申し訳ないと思います。
悩みをため込んでいませんか。
恥ずかしい悩みをため込んでいると、精神的に良くありません。
悩みをため込み続けていると、今度は「悩みによるストレス」という悩みが増えます。
部屋でずっと閉じこもっていると「孤立している」という感覚が強くなります。
人と接するといえば、親くらい。
「世間から仲間外れにされている」という感覚を抱く人も、多いのではないでしょうか。
いつでも全力を出せばいいわけではありません。
全力を出したくても、全力を出せないときがあります。
たとえば、体調が悪いときです。
世の中の実情がわかってくると、すさんだ現実に気づくことがあります。
「世の中の社長たちは、金儲けしか考えていない」
「仕事をしても、こき使われるだけ」
精神疾患が原因でニートになっている場合、まず治療が優先です。
統合失調症、気分障害、不安障害などです。
精神疾患の治療の特徴は、治療に時間がかかることです。
まず、職業安定所に行くことを、目標としましょう。
ささいな目標ですが、大切な第一歩です。
到着するだけでいいのです。
職業安定所に向かうとき、どんな服装で行くかです。
私服でもいいのですが、おすすめではありません。
私服は、気持ちが緩みやすくなります。
仕事を始める前に、必ず考えることがあります。
「自分に仕事ができるのだろうか」です。
就職活動をする人なら、誰でも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
職業安定所では、さまざまな人がいます。
私服を着た人もいれば、スーツを着た人もいます。
若者もいれば、中年もいるでしょう。
職業安定所は、混み合っていることがあります。
これは、時代や規模に左右されます。
不況の時代には、失業が増えるため、職を探す人が増えます。
履歴書を書いた後「これでいいのだろうか」と不安になります。
未熟な自分では、履歴書の善しあしを客観的に判断するのは難しいでしょう。
あなたなら、履歴書の相談を誰にしますか。
残念ながら、すべての相談員が頼りになるとは限りません。
相談員によって、対応が大きく異なることがあります。
職業安定所で、職員に就職活動の相談をするときです。
「面接は自然体でいいだろう」
そう思いますが、ニートの場合、自然体で面接を受けるのは危険です。
ぼんやりした様子が伝わると、採用担当者も不安を抱くでしょう。
ニートは、空白期間がやっかいです。
履歴書に空白期間があると、採用担当者から「やる気がない人物」という先入観で見られる傾向があります。
その先入観を吹き飛ばすためにも、面接では、いつも以上にやる気を見せる態度がいいでしょう。
ある職場に、新人がやってくることになりました。
上司は、こう言いました。
「技術は足りないが、仕事をする姿勢だけはある」と。
ニートとは、何でしょうか。
ニートとは、造語です。
「not in Employment, Education or Training」の頭文字を取って「NEET」と呼びます。
労働、教育、職業訓練のいずれにも参加していない人のことを指す言葉とされています。
一言で言えば、求職活動をしていない人です。
ニートは、フリーターや失業者と似ているように思えますが、意味が異なります。
フリーターや失業者は就業意思がありますが、ニートは就業意思がありません。
就業意思の有無が、ニートと、フリーターや失業者を分けるポイントです。
ニートの半数以上は、親との同居が多いといわれています。
生活実態のほとんどは、部屋でだらだらとした過ごし方です。
親からの援助を頼りにして、日中は部屋の中で生活している様子のようです。
実は、ニートという現象は、国内だけではありません。
ニートという現象は今、世界的に増加しています。
もともとは、1990年代の末にイギリスで名付けられたのですが、その後、ほかの国でも問題が広がっています。
今では、ほとんどの国でニートが増加傾向にあるといわれています。
なぜ、ニートがこれほど社会で騒がれているのでしょうか。
ニートを続けることは、本人の人生問題だけではありません。
働く人が減るということは、国の消費や税収入が減ることになり、国力低下につながるため、問題視されています。
そのため、国でも重要な社会問題として、大きく取り上げられることが多いのです。
心理学で、ある不思議な実験がありました。
ニートの状況を表すであろう、心理学の実験です。
犬小屋と、犬1匹を用意しました。
犬は、犬小屋に鎖でつながれています。
特殊な仕掛けで、床から犬に電気ショックを与えました。
驚いて飛び上がった犬は逃げようとしましたが、鎖があるため、逃げられませんでした。
この電気ショックを、何度も繰り返しました。
犬は必死で逃げようとしますが、やはり鎖のせいで逃げられません。
さて、電気ショックを何百回も繰り返したところで、ある異変が起こりました。
最初は逃げようと暴れていた犬が、暴れなくなったのです。
「どうせ逃げられない」と思い、逃げる努力をしなくなったのです。
最初は痛かった電気ショックにも、すっかり慣れてしまいました。
さらに不思議なのは、この後です。
その後、犬をつないでいた鎖をほどきました。
自由に動ける状態です。
しかし、電気ショックを与えても、犬は逃げません。
「何をしても無駄だ」と学習して、無気力になってしまったのです。
これを心理学では「学習性無力感」といいます。
努力を重ねても望む結果が得られない経験や状況が続くと、だんだん考えが卑屈になります。
「何をしても意味がない」と思うようになり、前向きな努力を行わなくなるのです。
心理学で実際に行われた実験ですが、ニートの状況に当てはまることがあります。
自分も今、この犬のような状況になっていないか、問いかけることです。
鎖につながれているのは、思い込みです。
すでに鎖は解かれ、自由に動ける状態です。
やるべきことは、ただ1つです。
就職活動することです。
一歩前に踏み出さなければ、未来を変えることはできません。
すると、意外と自由に動ける自分に気づけるでしょう。
学習性無力感を取り払っていきましょう。
あると思っていた鎖は、もうないのです。
すべてを自分のせいにするのは、良くありません。
「ニートになってしまったのは、自分に責任がある。すべて、自分が悪い」
人一倍、責任感が強い人なら、そう思う人もいるでしょう。
もちろん自分にも多少の責任があるかもしれません。
積極性がなかったり、行動しなかったり、諦めやすかったりすることもあるでしょう。
しかし、すべて自分の責任と思うのは、考えすぎです。
すべて自分の責任というのはあり得ません。
親の教育が悪かったせいもあるでしょう。
学校の環境が悪かったせいもあるでしょう。
ゆがんだ社会のせいもあるでしょう。
自分以外にも、原因があるはずです。
すべて自分が悪いと考えないことです。
あまり自分を責めすぎないでください。
全責任を負う必要はないのです。
「もう無理」
「すでに限界」
そう思うのは、勘違いです。
あなたはもっと行動できます。
行動できないと思うのは、見栄があるからです。
人目を意識しているから、恥ずかしくて行動できなくなっています。
そういう自分に気づくことです。
人目のせいで自分の人生が制限されるなんて、もったいないことです。
見栄を捨てましょう。
笑われてもいい。
ばかにされてもいい。
かっこ悪いと思われてもいい。
見栄を捨てれば、もっと勇気が出るようになり、今まで隠れていた行動力がみなぎってきます。
乗り越えられなかった壁が、乗り越えられるようになるのです。
ニートが「このままでいい」と思うのは、いいことなのでしょうか。
きちんと仕事をして、国に税金を納めていれば「このままでいい」という言い分もわかります。
幸せの基準は人それぞれですから、本人が「このままでいい」と思うのも自由です。
しかし、ニートの場合「このままでいい」と思うのは危険です。
「勤労の義務の放棄」「年金保険料や健康保険料の未払い」などの問題が浮上するからです。
大なり小なり、法律が関係してきます。
堅苦しい話になりますが、国民として生きているかぎり、国に税金を納めなければいけません。
勤労や法律を無視していると、周りからの評価は厳しくなるでしょう。
真面目に働いている人からは、非国民のような扱いをされるかもしれません。
自分では大丈夫と思っても、そう思う世間があります。
世間からの非難や攻撃は、ひどくなる一方です。
「このままでいい」ではなく「このままではいけない」です。
まだ結果を出していなくてもいいです。
まず「このままではいけない」と考えましょう。
「このままではいけない」と思ううちに、だんだん危機感が芽生えてきます。
不安や緊迫感が高まると、行動したい気分に変わってきます。
自分で自分に言い聞かせるように言えば、気持ちが変わってきます。
カーテンや窓を閉め切ったままでは、生活がどんよりします。
カーテンをしめたままでは、部屋が暗くなります。
窓を閉め切っていると、空気はよどんでいく一方です。
朝、起きれば、まずカーテンと窓を開けましょう。
まず、ここからです。
睡眠中の呼吸によって、朝は、室内の二酸化炭素の濃度が高くなっています。
窓を開けて、新鮮な空気と入れ替えましょう。
カーテンを開けると、日光が部屋の中に入ってきます。
太陽の光には、気分を高める効果があります。
窓を開けると、新鮮な空気が入ってきます。
新鮮な空気は、すがすがしい気持ちにさせる効果があります。
カーテンと窓を開けるくらいなら、簡単ですね。
この習慣を毎日続けていると、あなたの生活も、自然に明るくなっていくでしょう。
ささいな行動ですが、生活の改善が期待できます。
窓と未来は、つながっています。
窓を開けると、未来も開ける。
朝起きれば、着替えます。
さすがにパジャマのままでは、外にも出られませんし、汗くさいにおいもします。
気持ちも、緩んだままになるでしょう。
さて、注意したいのは、どんな服に着替えるかです。
気をつけたいのが、ジャージです。
ジャージは厚手で柔らかく、伸縮性もあります。
夏でも冬でも着られます。
便利で着心地もいいので、ジャージに着替える人も多いのではないでしょうか。
しかし、このジャージが危険なのです。
ジャージは、パジャマではありませんが、パジャマに近い服装です。
普段着として着ていると、気持ちは緩みやすく、気合も入りにくいのです。
服の力を侮ってはいけません。
衣服は、心に影響を与えます。
ジャージを着ていると、気合を出したくても、気合が出にくくなります。
やる気が出ないのは、着心地のいいジャージのせいかもしれません。
いくら本人が意欲を出したくても、緩んだ服を着ていると、出る意欲も出なくなります。
着心地がいいのはわかりますが、本気でニートから脱出したければ、避けたほうがいい服装です。
着替えるなら、きちんとしたシャツに着替えましょう。
あなたは、妄想しやすい人ですか。
妄想しやすいかどうかも、性格の1つであり、個人差があります。
妄想しやすい人は、その性格に悩まされることがあります。
意思の力で恐怖や緊張を抑えようとすると、かえって大きくなることがあります。
「恐怖に勝て!」と思うと、恐怖と戦っている自分を妄想してしまい、余計に恐怖が大きくなるでしょう。
「緊張するな!」と思うと、緊張から逃げている自分を妄想してしまい、余計に緊張が強くなるでしょう。
不安を抱えている自覚が強くなるため、余計に悪化するのです。
最初は小さな恐怖でも、妄想が繰り返されると、最終的に動けなくなるのです。
性格は、なかなか変えられません。
「妄想するな」と考えるのも難しい。
いい方法があります。
妄想しやすいなら、妄想する前に行動しましょう。
「怖い」「緊張する」と思いそうになれば、すぐ行動する。
妄想する時間を、自分に与えないのです。
たとえば、面接です。
採用担当者から面接の日程を聞かれたときは、できるだけ早くお願いしましょう。
面接までの日程が長いと、待っている間に妄想が働き、本番のときには最悪の状況になっているでしょう。
妄想してしまうなら、妄想する時間をなくすのです。
「3日後」より「明日」です。
「明日」より「今から」です。
早く面接を終わらせれば、待ち時間が最短になるため、妄想する時間も最短になります。
深く考えすぎず、さっさと面接の日程を決めてしまいましょう。
恐怖や緊張を、最小限に抑えることができます。
不安を感じるだけでも、体力や精神力を消耗します。
「仕事をしない自分は、情けない」
「老後はどうなるんだろう」
「このままの生活ではよくない」
何も行動していないのに、体が重くなります。
「自然と解決するのではないか」と思いますが、自然と解決することはありません。
本人がニートから脱出する意思がないと、いつまでも同じ生活が続くでしょう。
アリ地獄にいるようなものです。
ほうっておけば、抜け出すどころか、どんどん深く陥ります。
ニートの問題は、自然に解決するものではなく、自分から解決させるものです。
自分から「脱出する!」と覚悟を決めて行動するから、実際に脱出に成功できます。
不安を感じるなら、今すぐ行動です。
こうしているうちにも、時間が過ぎ、脱出の条件が厳しくなります。
ニートからの脱出は、早ければ早いほど、成功しやすくなります。
今日は、これからの人生の最初の日です。
今までのことは忘れ、これからのことを考えましょう。
「今から始める」という新しい気持ちでスタートです。
最初はうまくいかないかもしれませんが、前向きな行動をしていれば、少しずつ前に進めるでしょう。
動かない生活が楽。
仕事のない生活が楽。
人間関係のない生活が楽。
楽なほうへ向かっていれば、たしかに楽でしょう。
楽ばかりの生活は、天国のように感じるに違いありません。
しかし、楽が楽と感じるのは、一時的です。
楽な生活が続くと、苦労がないため、知力・体力・精神力が衰え始めます。
人間関係のない生活が続けば、会話術が衰える一方です。
動かない生活が続けば、体力も衰える一方です。
仕事のない生活が続けば、精神力も弱くなる一方です。
知力・体力・精神力が衰えると、今度は一転して、何をするにも苦しく感じるようになります。
「一言の挨拶すら面倒」
「軽い散歩さえ疲れる」
「簡単なアルバイトすらできない」
ちょっとした行動が、すさまじく難しく感じるようになるのです。
最悪の場合「食事で口を動かすのが面倒」と言い始めるかもしれません。
衰えがひどくなると、苦しみがなくても、苦しみを感じ始めるようになります。
結果として、楽な生活が、地獄になります。
楽ばかりを求めると、最終的に、いちばん苦しくなるのです。
楽を求めるのではなく、苦しみを求めることです。
もちろん苦しみばかりを求めるのではなく、適度に苦しみを求めます。
自分で自分にストレスを与える習慣が大切です。
適度なストレスによって、知力・体力・精神力が鍛えられます。
成長して力をつけるにつれて、苦しみのある人生でも、苦しみがないように思えてきます。
結果として、生きるのが楽になるのです。
楽ばかりを求めてはいけない。
適度な苦しみのある生活こそ、天国への近道です。
ニートには、デジタルに触れる時間が多い傾向にあります。
代表は、テレビとパソコンです。
テレビは、楽です。
スイッチ1つで、面白い番組がとめどなく流れます。
スクリーンをぼうっと眺めているだけで、楽しい時間が過ごせます。
さらにパソコンは、テレビ以上に便利です。
パソコンさえあれば、何でもできます。
ブログ、画像、動画、ニュース、ゲームなど、面白いコンテンツにすぐアクセスできます。
しかも、無料です。
テレビとパソコンは、ニートにとって、最高の娯楽道具と言っていいでしょう。
しかし、この便利な道具が、ニートからの脱出の妨げになっているのも事実です。
デジタルな娯楽道具に頼れば頼るほど「人生は、部屋の中で十分楽しめる」と勘違いします。
すると「別に働かなくてもいいではないか」という怠けた考えに偏ります。
「今のままでいい」と思い、部屋から出にくくなるのです。
便利な道具に頼りすぎないことです。
デジタルに触れる時間を減らし、アナログに触れる時間を増やしましょう。
たとえば、テレビを見る時間を、4時間から3時間に減らします。
減らした分は、散歩の時間にしましょう。
体を動かすことで、気持ちが盛り上がり、さらに行動の意欲が湧くでしょう。
パソコンを1日8時間しているなら、6時間に減らしてみます。
減らした分は、読書の時間に充てましょう。
良質の知識と知恵に触れることで、自分の身を引き締める重要性を思い出し、自発的に行動したくなるでしょう。
テレビとパソコンに触れる時間を、少しずつ減らしましょう。
健全な人間性を、だんだん取り戻せます。
ちまたでは「就職難」という言葉がよく聞かれます。
「就職率が落ち込んでいます。過去最悪の就職難です」
「不景気で大卒の就職内定率が下がり、就職難の時代が続いている」
「いつまでこの就職難の時代が続くのだろうか」
たしかに不景気の状態では、募集が少なくなり、就職は難しいのかもしれません。
しかし、就職難というのは、大手企業や上場企業に就職する場合の話です。
大きな会社は、不景気になると「人の質」を求める傾向があるため、就職難がはっきり感じられます。
大きな会社以外にも、目を向けてください。
中小企業やベンチャー企業に注目すれば、募集している企業が見つかるでしょう。
中小企業やベンチャー企業でも見つかれなければ、零細企業にも注目です。
就職難と聞けば、募集がないように聞こえますが、誤解です。
不況で就職難とはいえ、仕事を選ばなければ、たくさんあります。
もちろん募集人数は少ないかもしれませんが、どんなに就職難の時代でも、募集は必ずあります。
「就職難の時代だから、就職活動しても無駄」と思わないことです。
就職難という言葉も、気にしません。
気にしたところで、気持ちが暗くなるだけで、何の役にも立ちません。
就職活動する前から、気分が落ち込んでしまいます。
就職難という言葉は、忘れましょう。
「就職難でも、仕事を選ばなければ、たくさんある」と考えましょう。
不可能より、可能性に目を向けたほうが、前向きな気持ちになれます。
ニートから脱出するためには、励みが必要です。
励みがあれば「よし。頑張るぞ」という意気込みが出て、就職活動にも気合が入るでしょう。
さて、問題は何を励みにするかです。
励みを見つけるのは、難しいように思えますが、実は簡単です。
植物です。
植物を、タネをまくところから育てましょう。
タネと自分の、どちらが先に花を咲かせられるか、競走するのです。
タネをまいた瞬間から、あなたも就職活動を開始します。
タネは毎日、水や日光を吸収しながら、懸命に育とうとします。
土から芽を出します。
茎を伸ばして、葉ができます。
人と競走すると、いらいらすることもありますが、植物と競走するなら、いらいらすることはありません。
植物に「頑張れ」と声をかけましょう。
日に日に成長する様子を見ながら、あなたも「自分も負けていられない」と意気込むのです。
どんどん大きく成長していく様子を見ていると、生きる力をもらえるでしょう。
植物とはいえ、励みの1つになるはずです。
あなたの採用が決まるころには、きっと植物が花を咲く時期になるでしょう。
どちらが先に花を咲かせられるか、競走です。
一緒に成長するのです。
「あなたの特徴を教えてください」
そう聞かれたとき、反射的に、できないことを考えていませんか。
自分の特徴と言えば「これができない」「あれもできない」など、できないことばかり考えるなどです。
たしかにできないことも自分の特徴ですが、そればかり考えるのは良くありません。
できないことばかり考えていれば、誰でも自信がなくなります。
「自分はダメな人間だな」と思い、もっとダメな人間になってしまうでしょう。
できないことはあっていいのです。
完璧な人間なんて、この世に1人もいないのですから、悪いことではありません。
むしろ、人間らしいと考えることができます。
できないことより、できることを考えましょう。
「体力なら、あるほうだと思う」
「絵は、上手に描けるほうだと思う」
「ブラインドタッチは、早いほうだと思う」
「アニメの知識なら、詳しいほうだと思う」
とびきりうまくできる必要はありません。
「できるほうだと思う」という程度でいいのです。
できるほうだと思うことは、すでに十分な長所です。
自分にできることを、紙にリストアップしていきましょう。
すると、どうでしょう。
自分の長所が目に見えると、元気が出てきませんか。
同時に、探すべき仕事の方向性までぼんやり見えてくるはずです。
ブラインドタッチができるなら、それを使った仕事がふさわしいでしょう。
体力があるほうなら、肉体系の仕事がふさわしいでしょう。
できることを、仕事を通して鍛えれば、もっとうまくできるようになるはずです。
だから、どんどん未来が明るくなります。
できることを中心に、仕事を探してみましょう。
「親の援助ばかりで生きている自分が恥ずかしい」
「仕事をしていない自分は、社会に情けない」
親や社会に申し訳ないと思います。
「申し訳ない」と思うなら、申し訳ない気持ちをモチベーションにしましょう。
申し訳ないと思うのも、パワーです。
「親や社会に申し訳ないので、仕事を始めます」
そうした理由で仕事を始めるのも、ありです。
モチベーションと言えば、燃えるようなやる気をイメージしますが、それだけではありません。
申し訳ない気持ちも、モチベーションになります。
反省しながら行動できるので、謙虚な姿勢になれるでしょう。
「罪を償わなければいけない」と反省する人は、生き方を改めようという意識が強いため、救いやすくなります。
少し出遅れましたが、謙虚な姿勢なら、誰にも負けない状態です。
不純な動機と言われようが、行動できればそれでいいのです。
悩みをため込んでいませんか。
恥ずかしい悩みをため込んでいると、精神的に良くありません。
悩みをため込み続けていると、今度は「悩みによるストレス」という悩みが増えます。
ため込むのが、いちばんいけない。
悩みは、ため込むのではなく、吐き出すものです。
まず、紙に吐き出しましょう。
悩みを紙に書いて、吐き出すのです。
悩みを紙に書くだけでも、かなりすっきりするでしょう。
自分の悩みが目に見える形になると、具体的になるため、解決法も考えやすくなります。
次は、人に対して吐き出します。
親、先生、上司など、頼りになる人に話をすることで吐き出します。
自分より長く生きている人は、同じ悩みを経験したことがあるでしょうから、共感しながら聞いてくれるはずです。
プライベートな内容で話しにくければ、友人です。
友人に悩みを話すことで、吐き出します。
大切な友人の話を、親密に聞いてくれるでしょう。
友人にさえ言いにくければ、市町村が提供する電話相談サービスでもいいでしょう。
話すのが苦手なら、インターネットの相談サービスを利用すれば、匿名で相談できます。
とにかく、誰でもいいから、吐き出すことです。
吐き出すと、気持ちが落ち着きます。
相手から、解決につながるヒントが得られるかもしれません。
悩みは、ため込むのではなく、吐き出すものです。
どんどん吐き出しましょう。
部屋でずっと閉じこもっていると「孤立している」という感覚が強くなります。
人と接するといえば、親くらい。
「世間から仲間外れにされている」という感覚を抱く人も、多いのではないでしょうか。
しかし、仲間外れにされているというのは誤解です。
そういう状況を、自分からつくっていることに気づいてください。
部屋に閉じこもる生活が続けば、誰も近づけなくなります。
世間と接触がないため、孤立して当然なのです。
孤立したくなければ、外に出ましょう。
外に出ると、たくさんの人と出会えます。
自分から外に出て、人と会いに行くようにすれば、孤立を防げます。
自分から挨拶をしてみましょう。
挨拶でいいのです。
人間関係は、挨拶から始まります。
何度も顔を合わせていると、お互いを知り合うようになります。
顔見知りになるだけでも、基本的な人間関係が構築できます。
できれば挨拶は、されるのではなく、自分からしましょう。
積極的に挨拶をすることで、早く関係を深められます。
だんだん親しみが湧いてくれば、世間話もできるようになるでしょう。
まず外に出ないと、始まらないのです。
いつでも全力を出せばいいわけではありません。
全力を出したくても、全力を出せないときがあります。
たとえば、体調が悪いときです。
体調が悪いとき、無理をして全力を出そうとすると、余計に体調を崩すことがあります。
体に無理な負荷がかかり、回復を妨げるのです。
体調がよくないときは、体調に合わせて、少しだけ頑張りましょう。
少しだけ、外を歩いた。
少しだけ、勉強をした。
少しだけ、仕事をした。
体調が悪いときは、少しで十分です。
状態がよくないのですから、少しでちょうどいいのです。
大切なことは、きちんと頑張った自分を褒めることです。
少しでも頑張ったなら、自分で自分を褒めましょう。
「少しだけど、よく頑張った。偉いぞ、自分!」
少しでも、きちんと努力をしたのは事実です。
体調が悪くても、やるだけのことはやったのです。
世の中の実情がわかってくると、すさんだ現実に気づくことがあります。
「世の中の社長たちは、金儲けしか考えていない」
「仕事をしても、こき使われるだけ」
「政治家は、保身しか考えていない」
幼いころ、社会に大きな期待を抱いていた分、気づいたときの絶望感も大きくなりがちです。
最終的には、こんな言葉を口にするようになります。
「世の中はおかしい。間違っている」と。
世の中に絶望して、ニートになる人も多いでしょう。
ニートをしていれば、少なくとも、おかしな世の中に振り回されずに済むように思えます。
世の中と隔離された生活を送れば、おかしな世の中から被害を受けることもありません。
しかし、ここなのです。
「世の中はおかしい。間違っている」と嘆いたところで、何の役に立つのでしょうか。
おかしな世の中を改善するために、何か行動しているなら意味もあるでしょうが、嘆くだけでは無意味です。
むしろ、マイナスです。
仕事もせず、将来に希望も持たず、親の援助ばかりで生きています。
話すことといえば「もう手遅れ。何をやっても無駄。未来はない」という愚痴ばかり。
国の税収を下げ、国力を下げ、未来を奪っています。
嘆くだけでは、始まらないのです。
おかしな世の中を改善したければ、部屋から出て、社会で働くことです。
それだけで、世の中が、少し改善されます。
嘆くよりは、はるかに有益です。
つらいことや大変なこともありますが、楽しいことも嬉しいこともあるのです。
精神疾患が原因でニートになっている場合、まず治療が優先です。
統合失調症、気分障害、不安障害などです。
精神疾患の治療の特徴は、治療に時間がかかることです。
風邪の治療のように、数日で完治することはまれです。
心が影響しているため、回復にも時間がかかる場合が多いのです。
3カ月、半年、1年など、長期にわたる治療になるでしょう。
病状によっては、数年かかる場合もあります。
「早く働かなければ」という気持ちもあるでしょうが、焦りは禁物です。
精神疾患を抱えたまま、無理をして働きに行こうとすると、病の回復を妨げるでしょう。
「気合で直そう」と思いますが、気合で治れば苦労しないのです。
精神疾患が原因とわかれば、まず治療を優先しましょう。
焦っていると治療の妨げになり、余計に治療が長引きます。
「休むことが治療」と思い、無理な行動は避けましょう。
主治医の指示に従って、必要な薬をきちんと飲みましょう。
就職活動は、体調が回復してからでも間に合います。
気持ちが前を向いているかぎり、手遅れはありません。
急がないのも、治療の1つです。
まず、職業安定所に行くことを、目標としましょう。
ささいな目標ですが、大切な第一歩です。
到着するだけでいいのです。
家を出て、自転車や交通機関を利用して、向かうだけです。
少し距離はあるかもしれませんが、難しくありませんね。
これだけで、素晴らしい実績です。
「行動できた」という実績です。
職業安定所に着いたらどうするかなんて、考えなくていいのです。
職業安定所まで来れば、後は流れに任せるだけです。
職業安定所に行くと、職員の人がうろうろしています。
たまたま目の前にいた職員に「どうすればいいですか」と一言尋ねれば、親切に案内してくれます。
すると、何かをせざるを得ない状況になります。
パソコンに条件を打ち込めば、数は少ないかもしれませんが、候補がいくつか出てくるでしょう。
少し条件を緩めると、数は一気に増えます。
「なるほど。こうすればいいのか」という最初の手応えがつかめるでしょう。
自分と同じように、仕事を探す人がたくさんいるため、気分も盛り上がっていくでしょう。
なかなか見つからなくても、周りにも似たような状況の人がたくさんいます。
「もう少し頑張ってみようか」と、励まされます。
職業安定所まで来れば、後は成り行きでなんとかなります。
成り行きでいいのかと思いますが、成り行きでいいのです。
とにかく仕事をしている人が偉い。
仕事の意味は、後で考えればいいのです。
仕事の仕方も、入社してから、もがけばいいのです。
仕事をすれば、とにかく人と社会の役に立ちます。
規模は小さくても、働いていることが大切です。
職業安定所に行くことが目標です。
後は流れに身を任せましょう。
職業安定所に向かうとき、どんな服装で行くかです。
私服でもいいのですが、おすすめではありません。
私服は、気持ちが緩みやすくなります。
気持ちが緩んでいると、職業安定所に行っても仕事を探す意欲が減退して、調子が出にくくなるのです。
職業安定所に向かうなら、ビジネススーツが理想です。
ビジネス用のシューズ、ベルト、ワイシャツ、ネクタイ、上着など、一式そろえましょう。
「ビジネススーツは堅苦しい」と思いますが、それがいいのです。
堅苦しいから、気合が入ります。
ビジネススーツを着ると、気持ちが引き締まります。
気合を入れる場所にふさわしいのは、気合の入った服装です。
職員による待遇も違ってきます。
ビジネススーツを着ている人には、本気で仕事を探している姿勢が周りに伝わります。
わざわざビジネススーツを着ているのは、本気の表れです。
職員にとっても、ビジネススーツを着て仕事を探している人は、応援したくなるのです。
見た目で判断される世の中です。
もし自分のビジネススーツがまだなければ、買いましょう。
買うお金すらなければ、親に借ります。
ビジネススーツで就職活動をしたほうが、仕事が見つかりやすくなります。
仕事を探す段階から、仕事が始まっていると考えることです。
仕事を始める前に、必ず考えることがあります。
「自分に仕事ができるのだろうか」です。
就職活動をする人なら、誰でも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
仕事をする前は、仕事の不安があって当然です。
しかし、考えそうになっても、考えないことです。
つまらない妄想だからです。
実際のところ、仕事ができるかどうかなんて、仕事を始めてみないとわかりません。
「自分に仕事ができるのだろうか」と考えても、暗い気持ちにしかなりません。
不安が不安を呼び、どんどん憂うつに陥ります。
つまらない妄想で、就職活動を妨げるのは、もったいないことです。
「仕事を始めれば、なんとかなるだろう」という考えでいいのです。
実際のところ、なんとかなる場合が大半です。
「仕事ができない」という理由だけで、すぐ解雇されることはありません。
職務違反でもしないかぎり、雇い主の都合による解雇は、違法です。
仕事がうまくできなかったとしても、職場の人が配慮して、やりやすい仕事に変更してくれるでしょう。
だからこそ「仕事を始めれば、なんとかなるだろう」でいいのです。
前向きに考えながら、就職活動をしましょう。
職業安定所では、さまざまな人がいます。
私服を着た人もいれば、スーツを着た人もいます。
若者もいれば、中年もいるでしょう。
中には、やる気がなさそうな人もいるでしょう。
腰を曲げながら、気の抜けた表情の人を見ていると「本気で仕事を探す気があるのか」と思います。
職業安定所は、独特の雰囲気が漂っています。
職業安定所にいる人は、職員を除き、無職の人ばかりです。
仕事をしていない人ばかりが集まっているせいか、どことなく、悲しくて痛ましい雰囲気が漂っています。
そんな中で、どうやって意欲を高めるかです。
実は簡単です。
職業安定所では、自分より必死になっている人を探しましょう。
多くの人がいれば、1人くらいはいるはずです。
血眼になって、忙しそうに動いている人です。
人は、人からの影響を受けやすい生き物です。
学生時代、勉強意欲の高い人を見ていると、自分の勉強意欲まで高まった経験があるでしょう。
空気から気迫が伝わってきて、自分の意欲まで高まります。
それと同じように、就職活動の意欲の高い人を見ているだけで、気迫が伝わってきて、自分の意欲まで高くなるのです。
「意欲がなければ、分けてもらう」という発想です。
自分より必死になっている人を見ているだけでいいのです。
「自分も負けてはいられない。もっと必死になろう」と思い、心のエンジンに火がつきます。
職業安定所は、混み合っていることがあります。
これは、時代や規模に左右されます。
不況の時代には、失業が増えるため、職を探す人が増えます。
職業安定所の規模が小さいと、パソコンや職員の数が限られているため、混み合いやすい傾向があります。
場合によっては、30分待ちや1時間待ちになることもあります。
せっかく意気込んで職業安定所に行っても、長い時間、待たされることがあるのです。
ようやく自分の出番が回ったとしても、制限時間を設けられたり、焦った対応をされたりすることもあります。
嫌になってしまいますね。
これを簡単に解決できる方法があります。
朝いちばんに向かうことです。
職業安定所の営業開始が9時なら、8時45分くらいに行ってみましょう。
朝いちばんで向かえば、人はまばらです。
もちろん待ち時間はありません。
朝は、職員にも余裕があるため、いつもより親身な対応をしてくれるでしょう。
少し眠いかもしれませんが、その見返りは十分あります。
早起きは、健康にもよく、生活リズムも健全になります。
就職活動の時期から早起きを習慣にしておけば、実際に仕事を始めてからも役立ちます。
「自分の将来のため」と思って、早起きをして向かいましょう。
履歴書を書いた後「これでいいのだろうか」と不安になります。
未熟な自分では、履歴書の善しあしを客観的に判断するのは難しいでしょう。
あなたなら、履歴書の相談を誰にしますか。
おそらく親・先輩・先生などに相談するのではないでしょうか。
もちろん人生の先輩ですから、適切にアドバイスしてもらえるでしょう。
しかし、もっと頼りになる先輩がいるのです。
職業安定所にいる職員です。
職業安定所といえば「仕事を探す場所」と思いがちですが、それだけではありません。
履歴書の相談も受け付けています。
職業安定所の職員は、これまで見てきた履歴書の数が違います。
1日だけで、さまざまなタイプの求職者や採用担当者と接しています。
経験量が、圧倒的に違うのです。
書き終わった履歴書は、職業安定所の職員に見てもらい、善しあしの意見を求めるといいでしょう。
「履歴書を書いたのですが、直したほうがいい点があれば、遠慮せず、何でも教えてください」
熱意を見せながら、相談しましょう。
「誤字脱字がある」
「志望動機の説得力が弱い」
「こういう表現は、ふさわしくないね」
「こういう書き方をすれば、見栄えが良くなるよ」
具体的に改善案をアドバイスしてくれるでしょう。
これまで数多くの採用担当者と接しているため、どんな履歴書がよくて悪いのか、直感的に理解しているのです。
職員にもさまざまな性格の人がいますから、できるだけ熱心で丁寧な人を選んで、相談するといいでしょう。
ベテランからのアドバイスを、無料で何度でも受けられるのですから、得だと思いませんか。
頼りになる人には、素直に頼っておきましょう。
防げる失敗は、未然に防ぐことです。
得られる協力を得ておくことが、採用への近道です。
残念ながら、すべての相談員が頼りになるとは限りません。
相談員によって、対応が大きく異なることがあります。
職業安定所で、職員に就職活動の相談をするときです。
職員全員が、親身に対応してほしいですが、期待外れの場合があります。
親身な職員もいれば、そうでない職員もいます。
中には「面倒だな」と言わんばかりの、乱暴な態度の職員もいるでしょう。
悩みがあり、市町村の相談センターに電話することがあります。
温かい対応をしてくれる相談員もいれば、冷たい対応の相談員もいます。
中には「早く電話を切りたい」と言わんばかりの、失礼な対応する相談員もいるでしょう。
ぶっきらぼうな対応をされれば、腹が立つこともあるでしょう。
残念ながら、前向きになった心を壊す相談員がいるのも、事実です。
「職業安定所も相談センターも頼りにならない」と思いそうになりますが、ちょっと待ってください。
たまたま、話した人が悪かっただけです。
すべての相談員を「頼りにならない」と拒絶するのは良くありません。
頼りにならない人もいれば、頼りになる人もいます。
「頼りになる相談員がまだ見つかっていないだけ」と考えましょう。
一度の失敗でめげず、できるだけ頼りになる職員を探しましょう。
専門知識が豊富で、話し方がわかりやすく、親身に対応してくれる人です。
そういう人物を、自分で探す努力も必要です。
「面接は自然体でいいだろう」
そう思いますが、ニートの場合、自然体で面接を受けるのは危険です。
ぼんやりした様子が伝わると、採用担当者も不安を抱くでしょう。
空白期間の説明がしどろもどろになっていると「今回は採用を見送ろう」と思うでしょう。
やる気がないのに「やる気がありません」と言ってしまえば、その時点で不採用が決定です。
ニートは、空白期間があるため、ほかの人より厳しい目で見られると思っていいでしょう。
ニートは、嘘でもいいから、面接でやる気を見せなければいけません。
やる気がなくても「やる気があります」と言います。
「どんな仕事でもいい」と思っても「本当にこの仕事がしたいのです」とアピールしましょう。
見せかけの威勢でいいのです。
嘘でもいいから、強くアピールすることも必要です。
どん底の状態から這い上がるには、そのくらい大げさな虚勢を張る必要があります。
採用担当者を驚かせるほど、やる気を見せましょう。
嘘でもいいから、空白期間があることを忘れさせるくらい、熱意を見せるのです。
ニートは、空白期間がやっかいです。
履歴書に空白期間があると、採用担当者から「やる気がない人物」という先入観で見られる傾向があります。
その先入観を吹き飛ばすためにも、面接では、いつも以上にやる気を見せる態度がいいでしょう。
その1つが、メモです。
面接では、必ずメモ用紙を持参しましょう。
面接中は、採用担当者の話のポイントをメモ用紙にメモしながら、面接を受けることをおすすめします。
話の内容を書き留めるだけでなく、仕事への熱意を伝える効果があるからです。
これだけで「仕事をする最低限の姿勢はあるな」と思われます。
熱意は、言葉より態度のほうが、よく伝わります。
また、メモに使う筆記用具は、鉛筆よりボールペンがいいでしょう。
鉛筆よりボールペンのほうが、しっかりした印象が伝わりやすいためです。
書き間違えば、二重線で消しましょう。
さらに細かい話ですが、ボールペンも、景品でもらえるようなボールペンはNGです。
落ち着いた色で、きちんとしたボールペンを使いましょう。
メモを取るのは、すべての社会人に必要な姿勢です。
熱心にメモを取る姿を見て「仕事を任せても、最低限の仕事はしてくれそうだ」という印象が伝わりやすくなります。
メモを取る姿が、採用担当者の心を動かすのです。
ある職場に、新人がやってくることになりました。
上司は、こう言いました。
「技術は足りないが、仕事をする姿勢だけはある」と。
その説明から「きっと若い人が来るのだろう」と思っていました。
「どんな人だろう」と思ってやってきた人は、50代のおじさんでした。
白髪交じりで、顔にはしわがたくさんありました。
50代でも、新しい職場では、新人です。
彼は、背筋を伸ばした後「よろしくお願いします」と、さわやかに頭を下げました。
その姿を見た職場の人は、感動しました。
50代でも、新人として頭を下げられる謙虚さに、感動したのです。
彼は謙虚さがあったため、職場の人から応援されました。
たちまち仕事を覚えていき、職場にうまくなじむことができました。
偉そうにしている年配は嫌われますが、謙虚があれば、年齢にかかわらず、仕事をやっていけます。
覚えようとする姿勢があれば、覚えられます。
頑張ろうとする姿勢があれば、応援してくれます。
30代や40代で遅すぎるなんて、諦めが早すぎます。
世の中には、50代の新人がたくさんいるのです。