部屋に閉じこもっていると、人と接触しない生活になります。
人と接すことがなければ、傷つかないのですが、褒められることもありません。
生きている価値を見いだしにくい状態です。
褒められない生活が長くなればなるほど、どんどん自信をなくします。
傷つかない安心感があっても、それを越える空虚感でいっぱいになるのです。
では、どうするか。
自分で自分を褒めるのです。
自分が頑張ってできたことを、少し大げさに褒めましょう。
ささいなことでかまいません。
「今日は、早起きができた。眠いけど、新しい努力をしたぞ」
「今日は、少し外を歩いた。距離は短いけど、よく頑張った」
「今日は、ハローワークに行ってきた。手応えは小さかったけど、よくやった」
「今日は、いつもよりポジティブ思考になれた。まだまだだけど、希望が見えてきた」
「今日は、食べすぎなかった。すごいぞ、自分。まだ余分な脂肪があるけど、明日も続けよう」
褒める回数に上限はありません。
自分で自分を褒めて、褒めて、褒めるのです。
自分を褒める習慣ができると、少しずつ自信がついてきます。
自信がつくと、また新しい行動ができるようになる、という好循環です。
このサイクルによって、失われた自信を取り戻していくのです。