公開日:2013年5月8日
執筆者:水口貴博

ニートから脱出する30の方法

  • あなたの部屋の扉は、
    未来に続く扉。
ニートから脱出する30の方法

あなたの部屋の扉は、未来に続く扉。

あなたは今、狭い場所に閉じ込められています。
自分の部屋です。
「出られない。動けない。外に出せ」と叫んでいます。

ニートからの脱出は、早ければ早いほどいい。

ニートの生活が長ければ長いほど、解決が難しくなります。
あらゆることが衰えるからです。
ニートの生活が長くなるにつれて、社会的活動のイメージが薄れます。

世の中には、何通りの生き方があるのか。

「世の中には、何通りの生き方があるのか」
そんな質問が飛んでくれば、こう答えてやりましょう。
「世界人口だけ存在する」と。

笑われない生き方は不可能。

笑われないように生きようとするのは、無理があります。
現実的に言えば、笑われない生き方は不可能です。
どんなことをしても、あなたのすることを笑う人がいます。

元気が出ないから、暗い場所にいるのではない。
暗い場所にいるから、元気が出ない。

元気が出なくて、外に出られないと思います。
元気が出なければ、行動力が出なくて当然です。
元気が出てから外に出ればいいと思うでしょう。

早寝早起きだけでも、成果。

昼夜逆転の状態のまま、ニートの生活から脱出するのは、無理があります。
世間と自分との生活サイクルが不一致の状態では、社会復帰は難しいでしょう。
まず、世間と自分との生活サイクルを一致させましょう。

ごみ出しでいいから、外に出る。

ごみ出しでいいから、外に出ることです。
部屋に引きこもっていても、ごみを出すくらいならできるでしょう。
遠出をするわけではありません。

会話がなくてもいい。
親と一緒に食事ができれば、1つの前進。

部屋に引きこもっている人の場合、親と一緒に食事をしない人がほとんどでしょう。
理由は単純です。
親と一緒に食べるのが、不快だからです。

部屋から出ない生活だから、おしゃれが必要。

おしゃれをしてみましょう。
部屋から出ない生活だから、おしゃれが不要ではありません。
部屋から出ない生活だからこそ、おしゃれが必要です。

「希望がない」とは、やるだけのことをやった人だけが言える言葉。

希望とは何でしょうか。
望みがなくても、望みを見つけようとすることです。
うまくいく可能性がなくても、可能性を作ろうと、もがくことです。

部屋の電器製品をオフにすると、人生がオンになる。

新たな人生を始めるスイッチは、どこにあるのでしょうか。
実は、身近なところにあります。
あなたの部屋の中にあります。

日記をつけると、心の不安定を解消できる。

部屋に引きこもっていると、変化のない毎日になりがちです。
行動範囲は限られ、大きな刺激もありません。
変化がないと、だんだんと自分の殻に閉じこもってしまい、悪い方向へ考えやすいのです。

いかに気分を盛り上げるか。

ニートから脱出するには、気分を盛り上げることが必要です。
気持ちを明るくさせたり高ぶらせたりして、パワーを出すということです。
「行動するぞ」「ニートからは卒業する」という思いきりには、やはり強い意気込みが必要です。

ビジネス書は、仕事をしていない人にも参考になる。

自己啓発書に並んでおすすめするのが、ビジネス書です。
ビジネス書には、社会で仕事に必要なノウハウがたくさん書かれています。
仕事術、会話術、文書作成術などです。

完璧主義なんて、捨てたほうがいい。

完璧主義なんて、捨てたほうがいいです。
もちろん完璧が悪いわけではありません。
何事も、満点を目指す姿勢は素晴らしいと考えます。

可能性は、すごく低くていい。
後から増やすものだから。

「可能性が低いのでやめます」
そう言って、諦めていませんか。
合理的な理由に聞こえますが、つまらないです。

役立つであろうニュースが、ニートからの脱出を妨げている。

ニートから脱出したければ、ニュースを見ないようにしましょう。
「『ニュースを見る』の間違いではないか」と思っているのでしょう。
いいえ、ニュースを見るのをやめるのです。

見栄やプライドを捨てないと、ニートから脱出できない。

見栄やプライドがあると、ニートから脱出できません。
「助けを求めるのはかっこ悪い」
「これ以上、恥をさらしたくない」

ニートから脱出するには、自分で自分を褒める習慣が必要。

部屋に閉じこもっていると、人と接触しない生活になります。
人と接すことがなければ、傷つかないのですが、褒められることもありません。
生きている価値を見いだしにくい状態です。

ニートを批判する人は、大切な理解が抜けている。

ニートを批判する人がいます。
「人間失格」「ニートでは情けない」「生きる価値はない」などの批判をする人です。
仕事をせず、親の援助ばかりを頼って生きていると、厳しい言葉を言われることもあるでしょう。

ゆっくりでもいいから、前に進む人が、偉い。

「ゆっくりだから、やっても無駄」と思うと、何もできません。
たしかにゆっくりなら、成長の具合がわかりにくいデメリットがあります。
やったところで「あまり変わっていないな」と思います。

不登校や退学は、マイナスとは限らない。
その事実を生かせばいい。

世間には「レール」と呼ばれる生き方が用意されています。
問題なく、小学、中学、高校へと進学します。
学校を卒業後は、会社に就職して、結婚、出産などを進んでいくコースです。

ニートの自由な時間は、資格の勉強に適している。

ニートの脱出の手始めとして、資格取得はいかがでしょうか。
ニートには、自由な時間がたくさんあります。
朝から晩まで、1日24時間が、自由に使えます。

幅広い業種で役立つ、5つの資格。

資格取得を目指すとき、幅広い業種で役立つ資格があります。
やはり最初に目指したいのは、希望する業種に関する資格です。
希望する業種につながる資格があれば、強いアピールポイントになり、採用の可能性が上がります。

資格の取得に、1つの無駄もない。

ニートのうちに資格を取っておくと、就職活動がしやすくなります。
特におすすめは「母国語」「マナー」「英語」「簿記」「IT」に関連した資格です。
幅広い業種で通用しやすいため、履歴書の印象がよくなります。

自分の力だけでは、解決できない問題もある。

ニートの原因は、さまざまです。
本人の性格、家族問題、過去のトラウマなど、多種多様です。
本人の気持ちだけの問題なら、まだいいのです。

病院さえ行けなければ、往診。

ニートの生活から脱出するために、医師の力が必要になる場合があります。
ニートになる原因に、病気が関係している場合です。
病気には、適切な薬を処方して対応をしないと、いつまでも改善しません。

「親がいる環境では甘えてしまう」。

ニートの生活は、親との同居が意欲の妨げになっている場合があります。
親がお金をくれるから、働く必要がない。
家があるから、住む場所に困ることもない。

さなぎの状態がないと、チョウになれない。

チョウは、生まれたときから美しいわけではありません。
生まれたときは、幼虫です。
どちらかというと、醜い姿です。

引きこもったまま何もしないと、どうなるか。

引きこもったまま、何もしないと、どうなるか。
その答えは、単純です。
悪化です。

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