あなたは今、狭い場所に閉じ込められています。
自分の部屋です。
「出られない。動けない。外に出せ」と叫んでいます。
ニートの生活が長ければ長いほど、解決が難しくなります。
あらゆることが衰えるからです。
ニートの生活が長くなるにつれて、社会的活動のイメージが薄れます。
「世の中には、何通りの生き方があるのか」
そんな質問が飛んでくれば、こう答えてやりましょう。
「世界人口だけ存在する」と。
笑われないように生きようとするのは、無理があります。
現実的に言えば、笑われない生き方は不可能です。
どんなことをしても、あなたのすることを笑う人がいます。
元気が出なくて、外に出られないと思います。
元気が出なければ、行動力が出なくて当然です。
元気が出てから外に出ればいいと思うでしょう。
昼夜逆転の状態のまま、ニートの生活から脱出するのは、無理があります。
世間と自分との生活サイクルが不一致の状態では、社会復帰は難しいでしょう。
まず、世間と自分との生活サイクルを一致させましょう。
ごみ出しでいいから、外に出ることです。
部屋に引きこもっていても、ごみを出すくらいならできるでしょう。
遠出をするわけではありません。
部屋に引きこもっている人の場合、親と一緒に食事をしない人がほとんどでしょう。
理由は単純です。
親と一緒に食べるのが、不快だからです。
おしゃれをしてみましょう。
部屋から出ない生活だから、おしゃれが不要ではありません。
部屋から出ない生活だからこそ、おしゃれが必要です。
希望とは何でしょうか。
望みがなくても、望みを見つけようとすることです。
うまくいく可能性がなくても、可能性をつくろうと、もがくことです。
新たな人生を始めるスイッチは、どこにあるのでしょうか。
実は、身近なところにあります。
あなたの部屋の中にあります。
部屋に引きこもっていると、変化のない毎日になりがちです。
行動範囲は限られ、大きな刺激もありません。
変化がないと、だんだんと自分の殻に閉じこもってしまい、悪い方向へ考えやすいのです。
ニートから脱出するには、気分を盛り上げることが必要です。
気持ちを明るくさせたり高ぶらせたりして、パワーを出すということです。
「行動するぞ」「ニートからは卒業する」という思いきりには、やはり強い意気込みが必要です。
自己啓発書に並んでおすすめするのが、ビジネス書です。
ビジネス書には、社会で仕事に必要なノウハウがたくさん書かれています。
仕事術、会話術、文書作成術などです。
完璧主義なんて、捨てたほうがいいです。
もちろん完璧が悪いわけではありません。
何事も、満点を目指す姿勢は素晴らしいと考えます。
「可能性が低いのでやめます」
そう言って、諦めていませんか。
合理的な理由に聞こえますが、つまらないです。
ニートから脱出したければ、ニュースを見ないようにしましょう。
「『ニュースを見る』の間違いではないか」と思っているのでしょう。
いいえ、ニュースを見るのをやめるのです。
見栄やプライドがあると、ニートから脱出できません。
「助けを求めるのはかっこ悪い」
「これ以上、恥をさらしたくない」
部屋に閉じこもっていると、人と接触しない生活になります。
人と接すことがなければ、傷つかないのですが、褒められることもありません。
生きている価値を見いだしにくい状態です。
ニートを批判する人がいます。
「人間失格」「ニートでは情けない」「生きる価値はない」などの批判をする人です。
仕事をせず、親の援助ばかりを頼って生きていると、厳しい言葉を言われることもあるでしょう。
「ゆっくりだから、やっても無駄」と思うと、何もできません。
たしかにゆっくりなら、成長の具合がわかりにくいデメリットがあります。
やったところで「あまり変わっていないな」と思います。
世間には「レール」と呼ばれる生き方が用意されています。
問題なく、小学、中学、高校へと進学します。
学校を卒業後は、会社に就職して、結婚、出産などを進んでいくコースです。
ニートの脱出の手始めとして、資格取得はいかがでしょうか。
ニートには、自由な時間がたくさんあります。
朝から晩まで、1日24時間が、自由に使えます。
資格取得を目指すとき、幅広い業種で役立つ資格があります。
やはり最初に目指したいのは、希望する業種に関する資格です。
希望する業種につながる資格があれば、強いアピールポイントになり、採用の可能性が上がります。
ニートのうちに資格を取っておくと、就職活動がしやすくなります。
特におすすめは「母国語」「マナー」「英語」「簿記」「IT」に関連した資格です。
幅広い業種で通用しやすいため、履歴書の印象が良くなります。
ニートの原因は、さまざまです。
本人の性格、家族問題、過去のトラウマなど、多種多様です。
本人の気持ちだけの問題なら、まだいいのです。
ニートの生活から脱出するために、医師の力が必要になる場合があります。
ニートになる原因に、病気が関係している場合です。
病気には、適切な薬を処方して対応をしないと、いつまでも改善しません。
ニートの生活は、親との同居が意欲の妨げになっている場合があります。
親がお金をくれるから、働く必要がない。
家があるから、住む場所に困ることもない。
チョウは、生まれたときから美しいわけではありません。
生まれたときは、幼虫です。
どちらかというと、醜い姿です。
引きこもったまま、何もしないと、どうなるか。
その答えは、単純です。
悪化です。
あなたは今、狭い場所に閉じ込められています。
自分の部屋です。
「出られない。動けない。外に出せ」と叫んでいます。
誰が閉じ込めているのでしょうか。
犯人は誰でしょうか。
実は、自分です。
自分で自分を閉じ込めています。
自分が犯人であると同時に、自分が被害者でもある状態です。
部屋を出るには、鍵が必要です。
誰が鍵を持っているのでしょうか。
鍵も自分が持っています。
あなたの勇気が、外に出るための鍵になります。
あなたが勇気を出せば、部屋からいつでも出られるようになっています。
それでも犯人であるあなたは、拒み続けるかもしれません。
犯人を説得できるのも、あなただけです。
「さあ、出てこい。出てくるんだ」と、自分を説得しましょう。
あなたの部屋の扉は、未来に続く扉です。
扉を開ければ、まぶしい光が差し込んでくるでしょう。
未来の光です。
そして、部屋の外に出れば、未来があります。
「誰かに閉じ込められている」というのは勘違いです。
「これからの人生は自分しだい」という事実に気づくことです。
問題は自分にあり、解決策も自分にあります。
思いきって扉を開け、部屋の外に出るのです。
ニートの生活が長ければ長いほど、解決が難しくなります。
あらゆることが衰えるからです。
ニートの生活が長くなるにつれて、社会的活動のイメージが薄れます。
人と会っても、どう振る舞えばいいのか、混乱するでしょう。
礼儀や言葉遣いも、使う機会がなければ、磨かれません。
動くことがなければ、体力すら衰えます。
使わなければ、次第に衰えたり忘れたりするのが人間です。
時間がたつごとに、考え方も卑屈になります。
「どうせ自分には無理」「もう社会には復帰できない」「生きる価値がない」など、諦めた考えを持ちやすくなります。
ニートの生活が長ければ長いほど、解決が難しくなるのです。
そうなる前に、対策を立てることです。
ニートからの脱出に向けた行動を早めにしておくほど、回復も容易になるでしょう。
できるだけ早く行動すれば、変化に適応する柔軟性が残っているため、改善の糸口がつかみやすくなります。
ニートの生活が1年なら、十分な可能性があります。
3年でも、本人の気持ちさえあれば、脱出が可能です。
5年でも、本気を出せば、可能性があります。
脱出に踏み切るなら、できるだけ早めが大切です。
「世の中には、何通りの生き方があるのか」
そんな質問が飛んでくれば、こう答えてやりましょう。
「世界人口だけ存在する」と。
世界に80億人いれば、80億通りの生き方があります。
今後、世界人口が100億人になれば、100億通りの生き方が存在するでしょう。
まったく同じ人なんていないのです。
たとえ、DNAが同一の一卵性双生児でも、それぞれの環境が違いますから、別々の人生を歩みます。
英語圏で生まれた人は英語をなめらかに話し、日本語圏で生まれた人は日本語をなめらかに話すでしょう。
政治家の親から生まれた人は、そういう影響を受けるでしょう。
エンジニアの親から生まれた人は、そういう影響を受けるでしょう。
引きこもり、不登校も、ニートも、生き方の1つです。
すべてが正解です。
「そういう生き方もある」ということです。
そこから立ち上がったという人も、数多く存在します。
世の中には、世界人口分だけ生き方があると思うのが正解です。
その世界人口分だけある生き方の1つが、今のあなたです。
他人と生き方を比較しても、仕方ありません。
環境が異なるのですから、むやみに比較しないことです。
自分の人生を恨まないことです。
むしろ自分の今の環境を認め、これからの人生を真剣に考えることです。
誰かを追いかける生き方ではなく、自分らしさを極める生き方です。
世界に1つしかない自分の生き方を、もっと深めようではありませんか。
今の自分の人生は、自分が選んだ人生です。
これからの人生も、自分が決めることです。
自分の決断も考えも方法も、すべて自分に託されていると考えることが大切です。
笑われないように生きようとするのは、無理があります。
現実的に言えば、笑われない生き方は不可能です。
どんなことをしても、あなたのすることを笑う人がいます。
おかしな生き方だから笑われるとは限りません。
真面目で真剣に生きていても、笑われるのが人生です。
真面目に勉強していても、笑う人がいます。
真面目に仕事をしても、笑う人がいます。
ノーベル賞を受賞した人のことさえ、笑う人がいるのです。
残念ですが、そういう世の中です。
世の中にはさまざまな人がいるのですから、受け止め方や考え方も、人それぞれです。
結局のところ、何をやっても、一部の人から笑われるのが運命です。
完全に避けられないのです。
笑われない生き方は、諦めましょう。
諦めるほうが合理的です。
「笑われない生き方」ではなく「笑われてもいい生き方」をするのです。
「何をやっても、一部の人から笑われる」という前提で進めれば、笑われる恐怖が和らぎます。
「想定内」と思えると、度胸が身につきます。
笑われるのを気にしなくなれば、これからの人生に専念できるでしょう。
笑われることを受け入れると、行動する勇気が出てきます。
元気が出なくて、外に出られないと思います。
元気が出なければ、行動力が出なくて当然です。
元気が出てから外に出ればいいと思うでしょう。
しかし、思い込みです。
元気が出ないから、暗い場所にいるのではありません。
暗い場所にいるから、元気が出ないのです。
薄暗い空間は、人の気力を奪う力があります。
暗い場所は、目から入る視覚情報も暗いため、気分まで暗くさせてしまうのです。
暗い場所にいると、脳はぼうっとして、気分が沈むばかりです。
「元気が出てから外に出よう」と思うのは良くありません。
「元気が出ないから外に出よう」です。
外に出ると、自然と元気が出てきます。
太陽の光のおかげです。
太陽の光は、人の心を明るくさせ、生きる気持ちを勢いづかせる力があります。
生活の中心は、夜ではなく、昼にしましょう。
外に出る理由は「元気がないから」です。
「今日も元気が出ないな。じゃあ、外に出ようか」と思うくらいでいいのです。
外に出れば、明るい太陽が待っています。
あなたを励ますために、待機しているのです。
昼夜逆転の状態のまま、ニートの生活から脱出するのは、無理があります。
世間と自分との生活サイクルが不一致の状態では、社会復帰は難しいでしょう。
まず、世間と自分との生活サイクルを一致させましょう。
早寝早起きです。
太陽が昇ると同時に、目を覚まします。
できれば、軽く散歩してみるのがおすすめです。
体調に合わせて、10分から30分ほど歩いてみましょう。
人と会うのが苦手でも、朝早くなら、人もまばらで歩きやすいでしょう。
太陽を浴びながら体を動かしていると、精神的にも明るくなり、元気が出てきます。
夜は、12時前に就寝です。
就寝の2時間前から、携帯電話やパソコンは控えましょう。
携帯電話やパソコンの光はとても明るいため、睡眠を促進する物質である、メラトニンの分泌を妨げます。
電子機器の代わりに、読書して時間をつぶせば、自然な眠気がやってくるでしょう。
当たり前の生活サイクルですが、ニートには、生活を改善するための大切なサイクルです。
早寝早起きだけでも、1つの成果です。
ごみ出しでいいから、外に出ることです。
部屋に引きこもっていても、ごみを出すくらいならできるでしょう。
遠出をするわけではありません。
人と話すわけでもありません。
ほんの一瞬で終わる作業です。
それでもいいのです。
「そんなくだらないことに意味はない」と思っていませんか。
いいえ、くだらないことではありません。
ごみを出すとはいえ、立派な家庭の手伝いです。
実際、社会に出て仕事をすると、ごみ出しという仕事は、嫌と言うほどさせられます。
入社して最初に担当するのは、ごみ出しです。
毎日ごみを出す仕事をさせられるでしょう。
ごみ出しをばかにしていると、いつまでもニートから脱出できません。
「今日のごみ出しは自分がやる」と、親に言えばいいだけです。
ちょっとしたリハビリです。
社会復帰の第一歩なのです。
部屋に引きこもっている人の場合、親と一緒に食事をしない人がほとんどでしょう。
理由は単純です。
親と一緒に食べるのが、不快だからです。
親と一緒に食事をすれば、自分の不摂生な生活をうるさく言ってくるかもしれません。
親と一緒に食べても、食事がまずく感じるだけと思うでしょう。
「親に申し訳ない」「恥ずかしい」「楽しくない」という自覚もはっきりあるでしょう。
1人で食べたほうが、気楽に感じます。
1日の3食とも、1人で済ませることが多いのではないでしょうか。
しかし、そうだとしても、やはり親と一緒に食事をするべきです。
「親に会いたくない」と思い、部屋に引きこもります。
すると、余計に自分を責めてしまい「親に会いたくない」という思いが強くなります。
どんどん部屋から出にくくなる、という悪循環になるのです。
楽なほうへ進むと、かえって苦しくなります。
親と一緒に食べづらいかもしれませんが、一緒に食べましょう。
朝晩の2回が難しければ、朝食だけでもかまいません。
会話がなくてもいいのです。
会話がなくても親と一緒に食事ができれば、1つの前進です。
親と関わることで、最低限の人間関係は保てます。
親と食事ができるなら、ニートから脱出できる可能性は十分にあります。
人と話ができるなら、他の人とも話ができるはずです。
もし親と楽しく会話ができれば、ニートからの脱出は目前と考えていいでしょう。
自分から部屋の外に出て、誰かと一緒に食事をする行為が大切です。
おしゃれをしてみましょう。
部屋から出ない生活だから、おしゃれが不要ではありません。
部屋から出ない生活だからこそ、おしゃれが必要です。
服に興味がなくてもいいのです。
外に出ることがなくてもいいのです。
人と会う予定がなくてもいいのです。
とにかく、おしゃれをします。
おしゃれは、ニートから脱出する原動力になるからです。
「服を買うには外に出なければいけない」と思っていませんか。
いいえ、出る必要はありません。
インターネットで買い物をすればいいのです。
今は、インターネットによって、世の中のほとんどの商品が自宅で買い物ができるようになりました。
インターネットがなければ、カタログ販売を利用すればいいのです。
カタログで洋服を注文するなら、インターネットも不要です。
電話で人と話すのが難しいなら、はがきやファックスによる注文もあるはずです。
「かっこいい」「かわいい」「モテそうだ」と思う服を買って、自宅で着てみましょう。
服を買うついでに、靴やアクセサリーを買うのも、いいアイデアです。
すると、不思議なことに、外に出たくなるはずです。
おしゃれとは、自信です。
自分に自信がつくと、行動する勇気が出てきます。
自分の服装を誰かに見てもらいたくなるので、外に出て、人と会いたくなるでしょう。
おしゃれは、行動力に直結します。
部屋から出ない生活だから、おしゃれが必要なのです。
希望とは何でしょうか。
望みがなくても、望みを見つけようとすることです。
うまくいく可能性がなくても、可能性をつくろうと、もがくことです。
絶体絶命のピンチでも「大丈夫。なんとかなる」と前向きになることです。
希望は、運任せではありません。
希望は、待つものでもありません。
希望は、つくるものです。
「希望がない」と言っていませんか。
それは、本当にやるだけのことをやった人だけが言える言葉です。
まだ何もしていない人が「希望がない」というのは、おかしいです。
何もやっていないなら、希望がないのかどうかは、わかりません。
「希望がない」という言葉は、やることをやってから言うものです。
まだ希望はあります。
もがいたり悪あがきをしたりして、最後まで諦めないことです。
恥を捨てましょう。
プライドも捨てましょう。
見栄や世間体も捨てましょう。
そういうものは、すべて邪魔です。
捨てた分だけ体は軽くなり、希望を手にしやすくなります。
最後の最後まで諦めずにもがき続ければ、本当に奇跡が起きるのです。
新たな人生を始めるスイッチは、どこにあるのでしょうか。
実は、身近なところにあります。
あなたの部屋の中にあります。
電器製品です。
あなたの部屋にあるすべての電器製品を、すべて、オフにしましょう。
パソコンの電源をオフにします。
テレビのスイッチも、オフにします。
ポータブルゲームのスイッチも、時計のスイッチも、部屋の電気も、オフにしましょう。
部屋は暗くなり、時間もわからず、情報も入ってこない状態になります。
何も情報が入ってこなくなると、人間は、不思議な力が湧き始めます。
刺激を求めて、体がうずき始めるのです。
人は、刺激を求めようとする本能があります。
あらゆる刺激が遮断されると、一転して、刺激を求めて行動したくなるのです。
明るさを求めて、窓を開けたくなるでしょう。
情報を求めて、外に出たくなるでしょう。
寂しさを紛らすため、人に会いたくなるでしょう。
それが、人間です。
刺激の渇望があると、部屋から出たくなります。
部屋の電器製品をオフにすることで、人生がオンになるのです。
部屋に引きこもっていると、変化のない毎日になりがちです。
行動範囲は限られ、大きな刺激もありません。
変化がないと、だんだんと自分の殻に閉じこもってしまい、悪い方向へ考えやすいのです。
あれこれ思い悩んでも、悪い妄想が膨らむだけで、いいことはありません。
そこでおすすめなのが、日記です。
日記をつければ、自分の日々の様子を客観視できます。
引きこもりの生活で、感じたことや思ったことを、素直に書きつづっていきましょう。
日々の出来事と一緒に書くことで、気持ちを吐き出せます。
感じたことを書いていくうちに、考えや心の整理がされていきます。
心の不安定を解消する効果もあるのです。
日々の単純な出来事を書くだけでも意味があります。
「散歩をした」「勉強をした」「親と話をした」という単純な内容でも、きちんと前進していることが感じられます。
日記という日課があると「日記のネタになる」と思い、行動力が湧きやすくなる効果もあります。
毎日書くのが理想ですが、体調に合わせて、2日に1回や3日に1回でもかまいません。
書くことを習慣にすることが大切です。
日記の効果は急に出るものではありませんが、続けていくうちに、次第に効果が出てきます。
ニートから脱出するときの助けの1つになるはずです。
ニートから脱出するには、気分を盛り上げることが必要です。
気持ちを明るくさせたり高ぶらせたりして、パワーを出すということです。
「行動するぞ」「ニートからは卒業する」という思いきりには、やはり強い意気込みが必要です。
意気込みを自分でうまく上げるのは、なかなか難しい場合があります。
部屋に引きこもっている状態では変化が乏しいため、気分が上がるどころか、下がりがちです。
そういうときは、自己啓発書の助けを借りましょう。
自己啓発書は、こういうときのために存在している本です。
本屋に行って、自分に合った自己啓発書を探すといいでしょう。
わずかな金額で、意気込みを強くできるのですから、安いものです。
本屋に行くのが難しければ、オンラインの本屋で購入すればいいでしょう。
お金がかかるのがためらうなら、インターネットで自己啓発系のウェブサイトを探すのも1つの手段です。
定額制のインターネットなら、基本的に通信料のみで、いくらでも閲覧できます。
検索すれば、自己啓発系のウェブサイトは数多くあります。
自分の好みに合ったウェブサイトを見つけて読んでいくうちに、気分が盛り上がり、意気込みも強くなるでしょう。
自己啓発書は、気分が落ち込んでいるときほど、よく読めます。
学校の勉強より、大切な学びもあります。
人生で大切なことは、早く知っておくほうがいい。
今のうちにたくさん読んで、人生を勉強しておくといいでしょう。
ニートという時期も、一種の意義を見いだせます。
自己啓発書に並んでおすすめするのが、ビジネス書です。
ビジネス書には、社会で仕事に必要なノウハウがたくさん書かれています。
仕事術、会話術、文書作成術などです。
「ビジネス」という名前のとおり、一般的に仕事をしている人向けですが、そうでない人にも通じる内容です。
学生や主婦だけでなく、ニートにも通じます。
ビジネス書とはいえ、軸になっているのは、人です。
そこに人がいるかぎり、仕事術、会話術、文書作成術など、基本となる部分は同じなのです。
すべてが参考になるわけではありませんが、参考になる部分はたくさん見つかるでしょう。
ビジネス書は、学校の教科書とは違い、面白く書かれているのが特徴です。
学校の教科書は、事実が淡々と書かれていて退屈に感じても、ビジネス書なら勢いよく読めることがあります。
ビジネス書は、構成が読みやすく工夫され、やる気を刺激する言葉もたくさん見つかります。
ニートの生活を送っている人にとっても、有意義な内容になるでしょう。
ビジネス書で得られる効果は、ノウハウだけではありません。
気持ちをポジティブにさせる効果もあります。
ビジネス書でノウハウを身につけているうちに「自分にもできそうだ」「実際に試したい」と思えてくるでしょう。
外に出たい気持ちが強くなるのです。
完璧主義なんて、捨てたほうがいいです。
もちろん完璧が悪いわけではありません。
何事も、満点を目指す姿勢は素晴らしいと考えます。
完璧にこなそうとする姿勢はいいのですが、思いのほか、人間には難しいでしょう。
誰でもうっかりはありますし、ミスもあります。
見間違い、聞き間違い、勘違いなどもあるでしょう。
そもそも人間が不完全であるため、完全を目指すのは無理があるのです。
完璧主義で考えていると、余計なストレスが増え、引きこもりからの脱出を妨げます。
完璧主義なんて、捨てたほうがいい。
だいたいできていればいいのです。
点数も不要です。
「とりあえずできただけで十分」と考えましょう。
とりあえずできただけで、大きな前進です。
一度でもできれば手応えがつかめるため、次からはもっと取り組みやすくなるでしょう。
可能性は、あとから広げていけばいいのです。
最初から大きな結果を求めるのではなく、小さな結果から始めましょう。
完璧主義を捨てれば、物事に取り組みやすくなるのです。
「可能性が低いのでやめます」
そう言って、諦めていませんか。
合理的な理由に聞こえますが、つまらないです。
合理的すぎるからです。
可能性の大小だけで、やるかどうかを決めるのは、淡泊です。
最初から可能性が高ければいいと思いますが、最初からうまくいくとわかっているのも、面白くありません。
最初から結果がわかっている勝負は、退屈に感じるのと同じです。
可能性が低くても、やりたいことなら、やってみましょう。
可能性は、すごく低くていいのです。
限りなく0%に近くても、大丈夫です。
そもそも可能性は、あとから増やすものだからです。
たとえ可能性が1%でも、経験をしているうちに、パーセンテージが上がります。
1%が2%になり、2%が3%になるでしょう。
むしろ最初は、可能性が低いほうがいいのかもしれません。
最初の可能性が低ければ、可能性を上げていくプロセスが楽しめます。
可能性を上げていくプロセスは、最初の可能性が低くないと経験できません。
このパーセンテージを上げる快感がたまらないのです。
人生の深い味わいの1つです。
自力で人生を切り開く快感です。
どのくらい可能性を上げられるのかは、自分しだいです。
いつか、可能性が100%になるのを目指して、挑戦してみましょう。
ニートから脱出したければ、ニュースを見ないようにしましょう。
「『ニュースを見る』の間違いではないか」と思っているのでしょう。
いいえ、ニュースを見るのをやめるのです。
ニュースを確認したほうが、社会情勢が把握でき、役立つだろうと思いますが、そうとは限りません。
役立つであろうニュースが、ニートからの脱出を妨げていることがあります。
たとえば、今日のトップニュースを見てみましょう。
どんな内容のニュースが掲載されているでしょうか。
おそらく次のような内容のニュースでしょう。
事故、不祥事、不正、汚職、逮捕、侵害、失言、失態、失点。
離婚、自殺、有罪、解雇、非難、終了、解体。
紛失、流出、炎上、発覚、痴漢、セクハラ。
一言で言えば、暗いニュースです。
もちろん明るいニュースもあるでしょうが、暗いニュースのほうが多いはずです。
こうした暗いニュースを見ながら、あなたは怒ったり、悲しんだり、落ち込んだり、いらいらしたりしているでしょう。
ニュースを通して暗い情報をインプットしているうちに、いつしか社会に絶望して、就業意欲を失っているのです。
ニュースを見れば見るほど、暗い情報に触れやすくなるため、ニートから抜け出しにくくなります。
だから、ニュースは見ないようにしましょう。
社会に絶望するくらいなら、ニュースを見ないほうがましです。
有益な情報もありますが、ニートから脱出できるまでは、遮断したほうが有益です。
ニュースを読まなくなるだけで、気分が安定します。
「頑張ってみよう」という、本来の人間らしさが取り戻せるのです。
見栄やプライドがあると、ニートから脱出できません。
「助けを求めるのはかっこ悪い」
「これ以上、恥をさらしたくない」
見栄やプライドがあると、勇気が出ず、行動の妨げになります。
すでにニートは、状態だから関係ないと思いますが、そうではありません。
すでに恥ずかしい状態だからこそ「これ以上、恥をさらしたくない」と思います。
ニートであればあるほど、余計な見栄やプライドを強く持ちやすい傾向があります。
見栄やプライドがあると、支援があっても、素直に受けられません。
「そんな援助なんて必要ない。プライドが許さない。ほっといてくれ」と強がってしまう。
プライドと見栄があるうちは、ニートから脱出できません。
しかし、どんなに見栄やプライドが強くても、やはり捨てる必要があります。
捨てにくいかもしれませんが、思いきって捨てるのです。
見栄やプライドを捨てるから、誰かを頼ったり、頭を下げてお願いしたりできます。
かっこ悪いことをたくさんして、恥をさらすような覚悟が大切です。
見栄もプライドも捨てるのが、ニートから脱出する第一歩です。
見栄もプライドも捨てれば、他人の支援を素直に受けられるようになります。
実際、そういう姿を、周りの人は思ったほどかっこ悪いこととは思いません。
一生懸命にもがいている姿は、むしろ応援したくなります。
見栄もプライドも捨てて行動すれば、周りからどんどん支援が集まってくるのです。
部屋に閉じこもっていると、人と接触しない生活になります。
人と接すことがなければ、傷つかないのですが、褒められることもありません。
生きている価値を見いだしにくい状態です。
褒められない生活が長くなればなるほど、どんどん自信をなくします。
傷つかない安心感があっても、それを越える空虚感でいっぱいになるのです。
では、どうするか。
自分で自分を褒めるのです。
自分が頑張ってできたことを、少し大げさに褒めましょう。
ささいなことでかまいません。
「今日は、早起きができた。眠いけど、新しい努力をしたぞ」
「今日は、少し外を歩いた。距離は短いけど、よく頑張った」
「今日は、ハローワークに行ってきた。手応えは小さかったけど、よくやった」
「今日は、いつもよりポジティブ思考になれた。まだまだだけど、希望が見えてきた」
「今日は、食べすぎなかった。すごいぞ、自分。まだ余分な脂肪があるけど、明日も続けよう」
褒める回数に上限はありません。
自分で自分を褒めて、褒めて、褒めるのです。
自分を褒める習慣ができると、少しずつ自信がついてきます。
自信がつくと、また新しい行動ができるようになる、という好循環です。
このサイクルによって、失われた自信を取り戻していくのです。
ニートを批判する人がいます。
「人間失格」「ニートでは情けない」「生きる価値はない」などの批判をする人です。
仕事をせず、親の援助ばかりを頼って生きていると、厳しい言葉を言われることもあるでしょう。
社会人として働いている人から言われると、完璧な正論のように思え、言い返せないのです。
言い返せない自分が、また情けなく思え、落ち込んでしまいます。
しかし、ニートを批判する人は、大切な理解が抜けています。
「ニートにも深い事情がある」という理解が抜けているのです。
ニートは、なりたくてなっているわけではありません。
何らかの背景があります。
生まれ、育ち、病気などの関係で、社会に出るタイミングを逃しただけです。
そもそも田舎の場合は、雇用が少ないという現実もあります。
すべてのニートは、心のどこかでは「社会に出て仕事をしたい」と思っています。
気持ちと行動がうまく噛み合わず、もがいている状態です。
人としては同じであり、上も下もないのです。
残念ながら世の中には、ニートを理解せず、一方的に批判する人がいます。
自分を上だと考えて、他人を見下すような言い方をする人です。
ニートを非難する人は、無視しましょう。
そういう人の話を聞いても、希望を失うだけです。
説得しようとしても、自分が疲れるだけです。
正論で責められると、余計に自分を責めてしまい、ニートの生活から脱出しにくくなります。
距離を置いて、付き合わないようにしましょう。
逆に、ニートを支援する人と付き合います。
ニートを支援する人と一緒にいると、明るい言葉をかけてもらえるため、元気や勇気が出てきます。
建設的な解決方法を教えてくれれば、就職のきっかけをつかみやすくなるでしょう。
付き合う人を選ぶことで、未来も変わるのです。
「ゆっくりだから、やっても無駄」と思うと、何もできません。
たしかにゆっくりなら、成長の具合がわかりにくいデメリットがあります。
やったところで「あまり変わっていないな」と思います。
しかし、ゆっくりを理由にして止まるのは、良くありません。
人生は、小さな差の積み重ねが、大きくなります。
小さな差を無視していると、いつの間にか、大きな結果を失ってしまいます。
小さな差をばかにする人は、あとから悔しい思いをするでしょう。
早いか遅いかは、問題ではありません。
前進があるかないかが、問題なのです。
「ゆっくりでもいい」と思うことです。
ゆっくりでもいいから、前に進む人が、偉い。
ゆっくりであることに愚痴を言わず、淡々と努力できる能力があるからです。
少しでも前進があれば、昨日とは違った自分になれます。
ゆっくりでもいいから、やりましょう。
1ページでもいいから、読書することです。
週に1日でもいいから、仕事をすることです。
ゆっくりでもいいから、体を動かしましょう。
小さな差を積み重ねていれば、いつか大きな結果を生んでいるのです。
世間には「レール」と呼ばれる生き方が用意されています。
問題なく、小学、中学、高校へと進学します。
学校を卒業後は、会社に就職して、結婚、出産などを進んでいくコースです。
しかし、何らかの事情があり、そのレールから外れた生き方をすることがあります。
たとえば、不登校や退学です。
不登校や退学は、悪いことでしょうか。
いいえ、必ずしも悪いこととは限りません。
もし不登校や退学が悪いことなら、松下幸之助もエジソンも、悪者と言うことになります。
松下幸之助は、小学校を4年で退学しています。
発明王のエジソンは、小学校をたった3カ月で退学しています。
もし松下幸之助やエジソンが、学校を普通に卒業していれば、偉業は果たしていなかったでしょう。
普通の人生では、普通の発想や行動しかできなくなります。
普通ではない人生だから、普通ではない発想や行動ができるようになります。
もし、何らかの事情で変わった人生を送っているなら、否定ではなく、肯定しましょう。
悪いと考えない。
生かそうと考えることです。
多くの人が歩んでいない道を歩んでいるなら、多くの人ができないことを実現できる可能性を秘めています。
脱線した人生ではありません。
変化球の人生です。
変化球は、バッターを驚かせることができます。
不登校や退学という過去は、マイナスとは限りません。
あなたしだいです。
不登校や退学した時期があったから、できることもあるでしょう。
自然とそういう人生を歩んでいるのは、何かの縁があるのかもしれません。
松下幸之助やエジソンのように、学校が合わずに、退学する場合もあります。
その代わり、何かを徹底して打ち込めばいいのです。
自由に使える時間を生かして、レールに敷かれた人生を送っている人を、驚かせてやろうではありませんか。
偉業を成し遂げれば「不登校や退学をして良かった」という事実に変わります。
ニートの脱出の手始めとして、資格取得はいかがでしょうか。
ニートには、自由な時間がたくさんあります。
朝から晩まで、1日24時間が、自由に使えます。
見方を変えれば、勉強に専念しやすい環境です。
誰にも邪魔されず、静かな空間もあります。
自由な時間を活用して、資格を1つでも取っておけば、就職活動に役立ちます。
目指す資格は自由ですが、できれば就職に役立つものがいいでしょう。
希望する職種がはっきりしていれば、その職種に関係した資格を優先させましょう。
機械を操作する仕事をしたければ、機械の操作に関する資格です。
校正業務が希望なら、校正の資格です。
翻訳の仕事をしたければ、TOEICやTOEFLなどです。
資格取得者は、採用で優遇されやすいため、アピールポイントの1つになります。
何も資格がない履歴書より、1つでも資格のある履歴書のほうが、見栄えが良くなります。
希望する職種と資格に関連がなくても「資格が取れるほど努力家」というアピールになります。
資格は1つでもいいですが、できればいくつか取っておくといいでしょう。
複数の資格があれば、相乗効果が生まれ、なお就職活動が有利になります。
勉強の勢いに乗れば、連続した資格の取得も難しくはないでしょう。
「努力家」という印象も強くなるため、履歴書の印象が良くなり、内定の可能性が上がるのです。
資格取得を目指すとき、幅広い業種で役立つ資格があります。
やはり最初に目指したいのは、希望する業種に関する資格です。
希望する業種につながる資格があれば、強いアピールポイントになり、採用の可能性が上がります。
では、特に職種の希望がなければ、資格は不要かというと、そうではありません。
幅広い業種で役立つ資格を取っておけばいいのです。
幅広い業種で通用する資格があれば、選択できる業種も広がります。
幅広い業種で通用しやすい資格は、次の5つのタイプです。
どんな仕事でも、やはり母国語が必要です。
読み書きや文法などは、会話でも文章でも、基本中の基本です。
母国語に関係した資格を取っておけば、あらゆる業種で役立つでしょう。
どんな仕事でも、人が存在します。
人が存在するかぎり、マナーも存在します。
マナーに関する資格を取っておけば、仕事をスムーズにするだけでなく、スムーズな人間関係にも役立ちます。
グローバル社会は、広がる一方です。
職種にもよりますが、ほとんどの職種で英語の知識は必要になるでしょう。
入社したときに役立たなくても、将来になって必要になる場合もあります。
そもそも日常会話にすら、英語が普通に登場するようになりました。
英語は、仕事だけでなく、日常でも役立ちます。
テレビやニュースなどでもよく登場しますから、勉強して、損はありません。
会社であるかぎり、必ずお金の流れが存在します。
お金の流れがあるかぎり、必ず経理の仕事も存在します。
簿記関係の資格を取っておけば、経理に関する仕事ができるようになります。
また簿記の知識が直接役立たなくても、金融知識として、間接的に役立ちます。
ニュースで会計の話が登場したときも、理解がしやすくなるでしょう。
日常生活でも、お金は一生付き合うテーマですから、勉強して損はありません。
いまや、ほとんどの企業でITを導入しています。
ITに関する資格があれば、仕事でも役立つでしょう。
IT関係に、タイピング技能も含めます。
素早いタイピングは、仕事の速さに直接つながります。
ニートのうちに資格を取っておくと、就職活動がしやすくなります。
特におすすめは「母国語」「マナー」「英語」「簿記」「IT」に関連した資格です。
幅広い業種で通用しやすいため、履歴書の印象が良くなります。
自由な時間が多いニートのうちに、就職に有利な資格を1つでも取っておくといいでしょう。
では、就職に関係ない資格は意味がないかというと、そうではありません。
就職に役立たなくてもいいのです。
資格が就職に役立たなくても、資格の取得によって得られる自信が役立つからです。
「自分は一生懸命勉強して資格を取った」という事実は、一生涯、消えません。
たとえ資格に有効期限があっても「資格を取った」という過去は消えませんし、消せません。
「自分はやればできる人間」という自信は、就職活動だけでなく、人生全体に良い影響を及ぼすでしょう。
取りやすい資格でも、興味のある資格でもかまいません。
ニッチな資格でも、マニア向けの資格でも、何でもいいのです。
人生は楽しむためにあります。
あらゆる資格は、すべて役立ちます。
どんな資格も、自信につながります。
資格の取得に、1つの無駄もないのです。
ニートの原因は、さまざまです。
本人の性格、家族問題、過去のトラウマなど、多種多様です。
本人の気持ちだけの問題なら、まだいいのです。
おしゃれをしたり本を読んだりなどで意欲を高めれば、解決のきっかけがつかめるでしょう。
しかし、必ずしも自分の力ですべてが解決できるとは限りません。
ニートの原因に、病気が関係している場合があるからです。
たとえば、うつ病です。
うつ病は、れっきとした病気です。
本人がいくら頑張ろうとしても、病気ですから、難しい場合があります。
無理に頑張ろうとすると、かえって悪化します。
こうなると、本人や家族の手に負えません。
医師の力を借り、カウンセリングや薬の処方などが必要になる場合があるのです。
適応障害、強迫性障害、対人恐怖症、統合失調症などが、間接的に影響している場合もあります。
その原因を突き止めるためにも、病院に行くことです。
病気であるかを確認するためにも、やはり病院に行って、医師に診てもらうことが大切です。
そもそも対策は、原因がわからなければ立てようがありません。
原因がわかるから、適切な対策を立てることができます。
「自分の力だけでは難しい」と思えば、素直に病院へ行って、診てもらいましょう。
早く行動したほうが、早い改善につながります。
ニートの生活から脱出するために、医師の力が必要になる場合があります。
ニートになる原因に、病気が関係している場合です。
病気には、適切な薬を処方して対応をしないと、いつまでも改善しません。
「自分の力だけでは難しい」と思えば、素直に病院に行って、治療してもらうことが大切です。
さて、ここでひとつ、問題が立ちはだかります。
病院に行って診察してもらえばいいのですが、外に出るのさえ厳しい場合があります。
重度の精神障害では、歩くことすらままならない場合もあるでしょう。
外に出るのだから病院に行けない。
病院に行かないから、原因もはっきりしないという場合があります。
そんなとき頼りになるのが、往診です。
往診とは、医師が患者の家に行って診察することを言います。
病院まで行かなくても、医師が自宅まで来てもらうなら、家から出る必要はありません。
原因を突き止め、改善策の提案や薬の処方など、専門家が適切に対応してくれるでしょう。
「医師なんて頼りにならない」と思うでしょうが、一度は頼ってみるのです。
頼りになるかどうかは、頼ってみないとわかりません。
頼りにしない姿勢があると、改善を余計に妨げます。
素直になることが大切です。
本当に人生を改善したいと思うなら、得られる協力は素直に得ておくことです。
人の助けは、借りられるだけ借りるのが賢明です。
往診という手段を活用すれば、改善のきっかけがつかみやすくなります。
ニートの生活は、親との同居が意欲の妨げになっている場合があります。
親がお金をくれるから、働く必要がない。
家があるから、住む場所に困ることもない。
親があらゆる世話をしてくれるから、何もしなくていい。
親がいると、つい甘えてしまうのです。
本来、子どもを助けるべき親の存在が、子どもの自立を妨げている場合があります。
そのことを、親も気づいていない場合さえあります。
「親がいる環境では甘えてしまう」
そんな実感があるなら、方法は1つのみです。
一人暮らしです。
一人暮らしをすれば、すべてを自分で対応しなければなりません。
おなかがすくと、買い物に行かざるを得ない状況になります。
動かざるを得ない状況になることで、動くきっかけを見いだしやすくなります。
周りの環境を新しくすることで、気持ちをリセットさせる効果もあります。
新しい環境には、自分のことを知っている人がいません。
新しい環境で、生活をやり直すと考えれば、行動する勇気も湧いてくるでしょう。
もちろん一人暮らしは、簡単にできるものではありません。
引っ越しには、大きなお金もかかりますから、親の援助が必要になるでしょう。
親に余計な負担をかけるかもしれません。
しかし「親がいる環境では甘えてしまう」という実感があるなら、試す価値はあります。
自分から親に「怠けている自分を引き締めたい。一人暮らしをしたい」と提案をしてみるといいでしょう。
引っ越しや維持費の費用がかかっても「わが子の自立のためなら」と涙をぬぐって、容認してくれる場合があります。
一人暮らしによって、気持ちが引き締まれば、自然と意欲が湧いてくるでしょう。
「親に申し訳ない」と思いますが、その気持ちを行動する意欲に変えることです。
自分から変わろうとする気持ちと行動が大切です。
チョウは、生まれたときから美しいわけではありません。
生まれたときは、幼虫です。
どちらかというと、醜い姿です。
その後、さなぎになり、チョウへと変化します。
特にさなぎになっているときは、動きがまったくありません。
食事もほとんどなく、死んでいるかのようです。
しかし、じっとしていても、成虫になるために必要な変化が内部で行われています。
じっとしているというより、じっとしていなければいけない事情があるのです。
だからこそ、必要な変化がスムーズに進み、美しいチョウになれます。
あなたがじっとしているのも、さなぎのようなものです。
チョウになるための前段階です。
じっとしているというより、じっとしていなければいけない事情があるのでしょう。
動きたくても、動けない事情があるのでしょう。
外見だけみれば、さなぎのようですが、今は大切な時期です。
「無駄」と思わず「意味がある」と考えることです。
じっとしていることで、必要な変化がスムーズに進みます。
じっとしているからできることを、今のうちにやっておきましょう。
必要な準備が整えば、自分から殻を破りましょう。
美しいチョウになれます。
今のもどかしさが、チョウになったときの活動力を生み出します。
引きこもったまま、何もしないと、どうなるか。
その答えは、単純です。
悪化です。
休養のため、じっとしているなら、まだいいのです。
じっとすることが治療なら、改善に向かっていると考えられます。
しかし、本当に何もしないで部屋に引きこもったままでは、変化がありません。
何もしなくて、自然に改善することはありません。
何もしなければ、ただ時間が過ぎ、ただ年だけ取っていきます。
年を取るほど、社会復帰の条件が厳しくなります。
養っている親でさえ、いつかは死にます。
うすうす気づいているにもかかわらず、見て見ぬふりをしているのです。
「楽な生活だな」というのは、勘違いです。
空虚感、劣等感、焦燥感、絶望感は、あとからまとめてやってきます。
感じないのではなく、後回しにしているだけです。
現状維持は、後退と同じです。
変化することが、改善です。
手遅れになる前に、行動することが大切です。