執筆者:水口貴博

やる気が出ないニートを励ます30の言葉

15

劣等感も焦燥感も、あっていい。

劣等感も焦燥感も、あっていい。 | やる気が出ないニートを励ます30の言葉

ニートにとって、大きな敵があります。

劣等感と焦燥感です。

自分は人と比べて劣っているという劣等感。

自分は人と比べて遅れているという焦燥感。

何をするにしても、この2つが常に大きな妨げになるのではないでしょうか。

ニートから脱出するためには、劣等感や焦燥感を克服する必要があると思われがちです。

もちろん理想を言えば、克服できるのが一番です。

劣等感があると、自分に自信が持てず、弱腰になってしまうでしょう。

焦燥感があると、いつも落ち着かず、不安な気持ちになるでしょう。

しかし、実際、劣等感や焦燥感を完全に克服するのは難しいです。

社会でうまくやっている人を、よく見てみましょう。

実のところ、ほとんどの人が、劣等感や焦燥感を抱えています。

会社員は、老後に不安を抱えているから、少ない給料で切り詰めた生活を送っています。

経営者も、不安定な経営に悩んでいるから、ぎりぎりの経営でも必死になっています。

スポーツマンも、将来の肉体の衰えに不安を感じているから、賢明にトレーニングしています。

うまくやっているのではありません。

うまくやっているように見えるだけです。

劣等感も焦燥感を見せないように生きている姿が、うまくいっているように見えるだけです。

すべての人が、劣等感や焦燥感を抱えながら、ぎりぎりの生活を送っています。

劣等感や焦燥感をなくそうと思う必要はありません。

劣等感や焦燥感を抱えながら生きていくのです。

劣等感や焦燥感を抱えながら生きていくことが、劣等感や焦燥感を小さくするコツです。

あなただけではありません。

みんな、一緒なのです。

やる気が出ないニートを励ます言葉(15)
  • 劣等感や焦燥感を持ったまま、生きていく。
生きがいがなくて、大いに結構。

やる気が出ないニートを励ます30の言葉

  1. 考え方を明るくすれば、未来も明るくなる。
  2. もがくあなたは素晴らしい。
    心の奥では「何とかしたい」と願っているから。
  3. じっとしているのは、動いているより、疲れる。
  4. ニートにも、幸せを願う権利はある。
  5. 明るい未来は、最初からあるのではない。
    明るい未来を想像するから、明るい未来がやってくる。
  6. なぜ、レールから脱線した生き方のほうが面白いのか。
  7. 後悔も、人生の一部。
  8. 成功への階段は、上がるものとは限らない。
  9. ニートの生活は麻薬のようなもの。
    「いつでも抜け出せる」と思いながら、いつまでも抜け出せない。
  10. 叱る人を拒み続けているかぎり、ニートから抜け出せない。
  11. 握り拳だけで、やる気を出す方法。
  12. 今が苦しいのは、ハッピーエンドに向かう途中だから。
  13. 悩みがあるから立ち止まるのではない。
    悩みながら前に進め。
  14. 暗い過去がたくさんあるなら、これから明るい未来を増やせばいい。
  15. 劣等感も焦燥感も、あっていい。
  16. 生きがいがなくて、大いに結構。
  17. 後悔は少ないほうがいい。
    しかし、1つはあったほうがいい。
  18. 「世の中や社会が悪い」という批判をしない。
  19. 全力を出した行動に、悪い結果はない。
  20. 元気だから笑顔になるのではない。
    笑顔になるから元気が出る。
  21. 「できない」と思うことを「できるかもしれない」に言い換えるだけでいい。
  22. 「ニートの人生は終了している」という言葉は、無視していい。
  23. 仕事をするのはつらくない。
    つらくなる姿勢がいけないのだ。
  24. 途中でやめたことも、立派な行動の1つ。
  25. 「自分は弱い」と自覚している人のほうが、強い人より強くなる可能性を秘めている。
  26. 決断は、決断すること自体が、素晴らしい。
  27. 人の間にいるからこそ、人間らしく生きられる。
  28. 誰でも欠点や短所があるように、誰でも美点や長所がある。
  29. とことん暗い経験をした後は、明るいことが待っている。
  30. 何もしなかった80年より、何かをした80年を、生きる。

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