「世の中や社会が悪い」という批判をしないことです。
たしかに自分がニートになったのは、悪い世の中や社会が一因としてあるのかもしれません。
しかし、批判したところで、世の中や社会が急に変わるわけではありません。
「世の中や社会が悪い」という批判で、社会に出ない言い訳をしている自分に気づくことです。
批判をすればするほど、自分が正当化されるため、社会に出るきっかけを失います。
大切なことは「その中でどう生きていくか」ということです。
世の中や社会が悪いとはいえ、その中で、うまくやっている人もいるのです。
ニートから這い上がった人の話を聞いてください。
「世の中や社会が悪い」という批判はしていないはずです。
「大変だったが全力を尽くした」「とにかく体当たりだった」などのコメントをしているはずです。
どうせ批判をするなら、世の中や社会を批判する自分を批判することです。
「そんなこと言っても仕方ないだろう。しっかりしろ、自分!」と言って、お説教です。
自分で自分を叱る言葉は、身にしみます。
人生は、這い上がるためにあります。
大変かもしれませんが、だからこそ、挑む意味があります。