執筆者:水口貴博

顔のしみを消す30の方法

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ピーリングには、しみを薄くさせる効果もある。

ピーリングには、しみを薄くさせる効果もある。 | 顔のしみを消す30の方法

ピーリング専用の化粧品が売られているのを見かけます。

わざと肌をこすって、無理やり角質を落とす方法とは違います。

説明を読んでみると「特別な液を塗れば、無駄な角質がきれいにがれ落ちる」と書いています。

「剥がす」というフレーズがあるためが、少し痛々しい印象があります。

「ピーリングで、肌を傷めることはないのでしょうか」

肌に悪そうな印象がありますが、そうとも言い切れません。

洗顔料を使えば、顔の汚れや皮脂を取り除くことはできます。

ですが、肌質や洗顔料の種類によっては、無駄な角質層まで落ちてくれないことがあります。

そんなとき、ピーリングが有効です。

ピーリングとは、特別な液を肌に塗ることで皮膚表面の古い角質を剥がし、新しい角質の再生を促す美容法です。

こするとはいえ、古い角質が浮いた状態になるため、弱い力で剥がせます。

ピーリングの方法と頻度さえ間違えなければ、肌に大きなダメージを与えることはありません。

余分な角質が落ちて、気持ちいいのです。

無駄な角質がなくなることで、顔色が明るくなり、化粧水の浸透もよくなります。

新陳代謝がスムーズになり、肌が生き生きします。

なにより嬉しいのが、しみへの効果です。

無駄な角質を取り払い、しみの除去にも効果があります。

ただし、注意しなければいけないこともあります。

ピーリングをするなら、次の3つに注意をしましょう。

(注意1)
強い力でこすらない

無駄な角質を落とすとき、こするとはいえ、強い力で無理にこするのはよくありません。

優しい力で滑らせるようにしましょう。

(注意2)
頻度は、多くても週に1、2回まで

毎日は、おすすめしません。

1週間に1回、多くても1週間に2回までです。

頻繁に行うと、未熟な角質まで取り除いてしまい、逆に肌を傷める結果になります。

2日連続で行わず、一定の間隔を開けるようにしましょう。

(注意3)
肌のトラブルがある人は控える

乾燥肌や敏感肌の人や、にきびなど肌にトラブルを抱えている人は、ピーリングによって悪化する場合があります。

肌に異常を感じたら、無理をせず、すぐ使用を中止しましょう。

方法と頻度さえ間違えなければ、ピーリングは美肌に有効と考えていいでしょう。

顔のしみを消す方法(18)
  • 正しい方法と頻度で、ピーリングをする。
擦り傷や虫刺されが治った後に残る黒いしみは、どうすればうまく除去できるの?

顔のしみを消す30の方法

  1. しみができやすい体質かどうかを、客観的に確かめる方法。
  2. しみには大きく分けて、6種類ある。
  3. しみができるメカニズムとは。
  4. ビタミンCが肌に効く、5つの理由。
  5. しみへの効果を期待するなら、ビタミンCは1,500ミリグラム以上が目標。
  6. ビタミンCをたくさん取りすぎたときの副作用は?
  7. 美白化粧品の効果は、美白だけではない。
  8. ビタミンCとビタミンC誘導体の違いとは。
  9. できたばかりのしみは、1カ月を目安に、美白化粧品で徹底する。
  10. 速攻性を求めるなら、化粧品のグレードを上げるより、美容パック。
  11. しみができた直後こそ、美容パックの本当の出番。
  12. 日焼けの後、できるだけしみを作らない、3つの回復方法。
  13. 美白化粧品できれいになったら、次はしみが目立つようになった。
    どうすればいい?
  14. 美白化粧品は、できたばかりのしみに効く。
    古くからあるしみにはほとんど効果がない。
  15. ささいな外出のときに起こりやすい理想と現実のギャップ。
  16. むさ苦しい格好も、気の持ちようで、快感になる。
  17. レーザーによるしみの除去は万能ではない。
    レーザーで取れないしみ「肝斑」とは。
  18. ピーリングには、しみを薄くさせる効果もある。
  19. 擦り傷や虫刺されが治った後に残る黒いしみは、どうすればうまく除去できるの?
  20. いらいらしていると、しみもできやすい。
  21. 締めつけて圧迫させるタイプの下着は、美肌には悪影響。
  22. レモンパックは要注意。
    美白どころか、しみの原因になる。
  23. 生理前は、特に肌トラブルが多い時期であると気づく。
  24. 新しい化粧品は、生理が終わった後が、ベストタイミング。
  25. 子どもを産んでからは、しみができやすくなるのはなぜ?
  26. なぜしみは、1つできると、あっという間に増えてしまうのか。
  27. 昼用と夜用のクリームを反対に使うと、逆にしみの原因になりかねない。
  28. タバコは、美白を妨げる要因になる。
  29. 季節の変わり目は、肌の調子が狂いやすい。
  30. しみを消す一番の特効薬は、元気と笑い。

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