執筆者:水口貴博

顔のしみを消す30の方法

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なぜしみは、1つできると、あっという間に増えてしまうのか。

なぜしみは、1つできると、あっという間に増えてしまうのか。 | 顔のしみを消す30の方法

バッグでも、靴でも、洋服でも、買ったばかりのきれいなものは、丁寧に扱います。

汚れが1つもない状態を、長く維持したいと思うからです。

しかし、人間とは不思議なものです。

1つも汚れがないときは丁寧に扱うのですが、問題は、汚れが1つできたときです。

「あっ。汚れてしまった!」

1つでも汚れができてしまったとたん、それ以後、扱いが急変します。

傷物のような扱いになり、急に扱いが乱暴になるのです。

こうした心理状態や行動パターンは、スキンケアにも言えます。

顔にしみが1つもない時期は、丁寧にスキンケアをして、若々しい状態を維持しようと思います。

しかし、しみが1つでもできると、大きなショックを受けます。

「ついに、しみができてしまった」

独特の諦め感が漂います。

この諦め感がよくありません。

「1つあれば、2つも同じ」だと思い、少し手を抜く。

「2つあれば、3つも同じ」だと思い、さらに手を抜く。

ついには「これだけしみができれば、いくつしみがあっても変わらない」と諦める。

しみが増えるほど、諦めが強くなる。

スキンケアがどんどん乱暴になるのです。

しみは1つできると、あっという間に増えてしまうといわれます。

なぜか。

それは、1つでもしみできると、人間は手を抜きやすいからです。

しみは、できた後のほうが、手を抜きやすい。

油断しているときほど、油断している自分に気づきにくい。

しみができたとき、油断しつつある自分に、気づくことが大切です。

「もうこれ以上、増やさない!」

諦めるのではなく、引き締めるのです。

落ち込む暇があるなら、より、強い意気込みに変えましょう。

顔のしみを消す方法(26)
  • しみができても諦めず、油断しがちな自分を引き締める。
昼用と夜用のクリームを反対に使うと、逆にしみの原因になりかねない。

顔のしみを消す30の方法

  1. しみができやすい体質かどうかを、客観的に確かめる方法。
  2. しみには大きく分けて、6種類ある。
  3. しみができるメカニズムとは。
  4. ビタミンCが肌に効く、5つの理由。
  5. しみへの効果を期待するなら、ビタミンCは1,500ミリグラム以上が目標。
  6. ビタミンCをたくさん取りすぎたときの副作用は?
  7. 美白化粧品の効果は、美白だけではない。
  8. ビタミンCとビタミンC誘導体の違いとは。
  9. できたばかりのしみは、1カ月を目安に、美白化粧品で徹底する。
  10. 速攻性を求めるなら、化粧品のグレードを上げるより、美容パック。
  11. しみができた直後こそ、美容パックの本当の出番。
  12. 日焼けの後、できるだけしみを作らない、3つの回復方法。
  13. 美白化粧品できれいになったら、次はしみが目立つようになった。
    どうすればいい?
  14. 美白化粧品は、できたばかりのしみに効く。
    古くからあるしみにはほとんど効果がない。
  15. ささいな外出のときに起こりやすい理想と現実のギャップ。
  16. むさ苦しい格好も、気の持ちようで、快感になる。
  17. レーザーによるしみの除去は万能ではない。
    レーザーで取れないしみ「肝斑」とは。
  18. ピーリングには、しみを薄くさせる効果もある。
  19. 擦り傷や虫刺されが治った後に残る黒いしみは、どうすればうまく除去できるの?
  20. いらいらしていると、しみもできやすい。
  21. 締めつけて圧迫させるタイプの下着は、美肌には悪影響。
  22. レモンパックは要注意。
    美白どころか、しみの原因になる。
  23. 生理前は、特に肌トラブルが多い時期であると気づく。
  24. 新しい化粧品は、生理が終わった後が、ベストタイミング。
  25. 子どもを産んでからは、しみができやすくなるのはなぜ?
  26. なぜしみは、1つできると、あっという間に増えてしまうのか。
  27. 昼用と夜用のクリームを反対に使うと、逆にしみの原因になりかねない。
  28. タバコは、美白を妨げる要因になる。
  29. 季節の変わり目は、肌の調子が狂いやすい。
  30. しみを消す一番の特効薬は、元気と笑い。

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