私は先日、ある事実に気づき、はっとしました。
「まだジンギスカンを食べたことがない!」と気づいたのです。
何かの拍子に「ジンギスカンはどんな味だったかな?」と思うことがあったのですが、味や食感を思い出せません。
なぜ思い出せないのだろうと不思議に思っていたら、そもそもまだ一度も食べたことがないことに気づいたのです。
自分でも驚きました。
てっきり食べたことがあると思っていました。
日頃から肉は食べますし、焼き肉屋にも数え切れないほど行ったことがあります。
さまざまな種類の肉を食べてきました。
そうした経験から「ジンギスカンも食べたことがある」と思い込んでいたのです。
これは自分にとって意外な発見でした。
あなたの日常にも、そんなことはないでしょうか。
食べたことがあると思っていても、あらためて振り返ると、実はまだ食べたことがないものがあるかもしれません。
思い込みは、いつの間にか生まれます。
特に見た目が似ている食べ物は、一方を食べたことがあると、もう一方も食べたことがあると思いやすいものです。
またテレビでよく見かける食べ物も、なんとなく自分も食べたことがあるという錯覚を引き起こします。
たとえば、そうめんを食べたことはあっても、きしめんはまだ食べたことがないという人もいるでしょう。
食パンを食べたことはあっても、フランスパンはまだ食べたことがないという人もいるでしょう。
ピーナツを食べたことはあっても、カシューナッツはまだ食べたことがないという人もいるでしょう。
ジャポニカ米を食べたことはあっても、インディカ米はまだ食べたことがないという人もいるでしょう。
見た目は似ていますが、味や食感は異なります。
味や食感を思い出してみましょう。
思い出せなければ、実はまだ食べたことがないのかもしれません。
意外な発見は、意外と身近にあるのです。