交番や警察署の前で「昨日の交通事故」という掲示板を見かけることがあります。
その名のとおり、昨日発生した交通事故の件数のほか、死亡者数・負傷者数が表示されています。
曖昧な数字でぼかさず、具体的な数字で示されているのが特徴です。
デジタル式もありますが、数字札を差し替えるアナログ式も多く見かけます。
あの掲示板を見て、あなたは何を思うでしょうか。
普段見過ごしがちな掲示板かもしれません。
深く考えることなく「へえ、そうなんだ」と見て終わっているだけなら、もったいないことです。
あの掲示板は、もちろんただの飾りではありません。
私たちへの「注意喚起」の意味があります。
「昨日はこれだけの交通事故が発生しました。けがをしたり命を落としたりする人もいます。あなたも十分気をつけてください」
そういったメッセージが込められているのです。
わざわざ具体的な数字を見せているのは、言葉だけで注意するより、事故の危険性が伝わりやすいからです。
「1」という数字であっても、実際に事故に遭った人がいるのです。
ただ見て終わりにするのではありません。
掲示板の数字を見て、安全運転への意識を高めましょう。
「こんなに事故が発生しているのか。私も気をつけよう!」
そう思うだけでも、びしっと気持ちが引き締まります。
たとえ死亡者がゼロであっても油断はできません。
昨日はゼロでも、今日もゼロとは限らないのです。
日頃から車の運転をする人も多いでしょう。
交通量の多い場所や時間帯に運転することもあるかもしれません。
ちょっとした気の緩みが、交通事故につながることもあります。
たった一瞬の油断が、大事故につながることもあるのです。
交番の前を通ることがあれば、ぜひ掲示板に目を向け、安全運転への意識を高めるきっかけにしてください。