お金が貯まらない人は、余計な買い物が多いのです。
買わなくてもいいものを買っています。
余計な買い物が多い。
本人は「いいものを買った」「安いものを買って得をした」とご満悦です。
余計な買い物をしているから余計な出費をすることになり、お金が貯まりません。
良かれと思って購入したものでも、余計な出費につながっていることがあります。
安いものを買って得をしたと言いますが、大切な視点が抜けています。
「買わないのが一番安上がり」なのです。
毎年スマホを新しく買い換えなければいけないわけではありません。
仕事でパソコンが必要だからといって、最新式が必要というわけではありません。
新しいものを買うとき、自分に「待った」をかけてください。
余計な出費のもとです。
誘惑の多い世の中です。
メディアでは、魅力的なCMや広告を通して、消費者の購買欲をあおってきます。
大量生産・大量消費の時代において、消費は正義です。
できるだけ消費を促そうと、魅力的なCMや広告を打ち出し、私たちはいつの間にかその魔法にかかっています。
気づくと、欲しい気持ちが高ぶっていて、買わずにはいられなくなっています。
これほど危険なことはありません。
毎年スマホを新しく買い換えなければいけないように感じますが、本当にそうでしょうか。
いいえ、気のせいです。
今持っているスマホで十分なら、そのまま使い続けましょう。
古いタイプかもしれませんが、支障がないなら、新しく買い換える必要はありません。
最新式やハイスペックでなければダメというケースは、めったにありません。
仕事でパソコンが必要だからといって、新しいパソコンが必要というわけではありません。
簡易用途のみなら、中古で十分です。
新品のパソコンや最新式のパソコンでなければいけないというケースが、めったにありません。
わざわざ新しいものを買わなくても、中古で十分ということがあります。
中古であれば、大幅に安く手に入ります。
半額以下というケースも珍しくありません。
つまり「古いもので十分なら、新しいものを買う必要はなし」ということです。
新しいスマホが欲しくなったら「なぜ新しいスマホが欲しいの?」と自問してみましょう。
特に支障がないなら、今のスマホを使い続ければいいことです。
バッテリーの持ちが気になるなら、バッテリー交換をするか、携帯用充電器の購入で済ませばいいことです。
新品を買うのに比べれば、圧倒的に安上がりです。
新しいパソコンが欲しくなったら「なぜ新しいパソコンでないといけないの?」と自問してみましょう。
メールチェックやネット閲覧のみなら、手持ちのスマホで事足ります。
何なら手持ちのスマホでできることもあります。
わざわざパソコンを買う必要がないなら「購入なし」で済ませられます。
購入に迷ったときは「買わないのが一番安上がり」という言葉を思い出し、自問してください。
はっと目が覚めます。
欲しい気持ちがすっと冷めます。
古いもので十分なら、新しいものを買う必要はないのです。