「内容は良いのに言葉遣いが乱暴な本」と出会うことがありませんか。
著者は個性的な人物のようで、とげのある言い回しが目立つ……。
他者を見下すような表現や、稚拙で乱暴な言い回しが多いと、どうしても気になってしまうもの。
いくら中身は良くても、言葉遣いにとげがあると、本の内容がすんなり頭に入ってきません。
特に差別的な表現が多いと、強い抵抗感を覚えるものです。
読み進めたくても、ページをめくる手が止まりがちになるのではないでしょうか。
さて、こんなとき、あなたならどうしますか。
もちろん読むのをやめるのも1つの選択肢です。
「この著者とは合わない」と判断し、読書を中断するのも悪くありません。
その本を売れば、いくばくかの足しにもなります。
しかし、言葉遣いが乱暴という理由だけで本を閉じてしまうのも、せっかくの学びの機会を失うようでためらわれます。
こんなとき「ある工夫」をすることで、スムーズに読み進められるようになります。
言葉遣いが乱暴な著者のことを「そういうキャラ」と思って読むのです。
キャラだと思えば、不思議とむっとしません。
映画で悪役を演じる俳優を「役柄」として受け入れるように、著者の独特の口調も「キャラ」として割り切ってしまうのです。
この受け止め方ができると、自然に受け入れられるようになります。
意外と腹も立ちません。
肝心の中身に集中できるようになるのです。
本は知識と知恵の宝庫です。
受け止め方を工夫することで、学びの間口はぐっと広がります。
著者の言葉遣いが少々乱暴であっても、本の中身が良いなら、エッセンスだけでも取り入れたほうが自分のためになります。
可能なかぎり学びの間口を広げて、吸収力を高めていきましょう。