ファミリーレストランで、こんな光景を目にしました。
幼い子ども連れの親子が席に着き、注文を終え、やがて料理が運ばれてきました。
その子どもは食べ始める前、きちんと手を合わせ「いただきます」と挨拶の言葉を口にしました。
一方、親は手を合わせることもなく、無言で食べ始めました。
食事が終わると、子どもは再び手を合わせて「ごちそうさまでした」と挨拶しました。
親は、手を合わせることもなく、無言で食事を終えました。
子どものほうが、大人より食事マナーがきちんと守っていたのです。
おそらくその子どもは、保育園や幼稚園で「いただきます」「ごちそうさま」をしっかり教わっているのでしょう。
子どもは素直で飲み込みが早いため、教わったことをそのまま実行できます。
子どもだからといって、食事マナーが悪いとは限りません。
時には子どものほうが、食事マナーが良いこともあるのです。
子どもの素直な振る舞いを見ていると、私たちが忘れていたことに気づかされ、再認識の機会を与えてくれます。
「大人の学び直し」という言葉をよく耳にするようになった昨今です。
大人の学び直しは、特別なところにあるわけではなく、意外と身近なところにあります。
子どもこそ、先生です。
子どもの素直な振る舞いから、正しい食事マナーを再認識するのです。