世の中には、さまざまな癖があります。
指を鳴らす癖、悪口を言う癖、ネガティブに考える癖。
言葉遣いの癖、怠けてしまう癖、過去を振り返ってしまう癖。
借金癖を直すための第一歩。
それは「自覚」です。
借金癖は、癖の1つです。
「借金癖は病気」
「借金癖は直せない」
「借金癖は一生直らない」
本気で借金癖を直すなら、あるものを書いておきましょう。
それは、宣誓書です。
宣誓書とは、誓いや決断の言葉を表した文書です。
改善を行うときは、少しずつ段階を経るのが一般的です。
運動不足を改善するなら、急に運動するのではなく、少しずつ運動量を増やしていきます。
体質を改善するなら、急に食生活を変えるのではなく、少しずつ食生活を変えます。
お金が足りなかったときどうするか。
借金癖の成り行きを左右する場面の1つです。
日常では、ときどきお金が足りない場面に遭遇することがあります。
お金が足りないとき、どうするか。
借金癖のある人とない人の違いが垣間見える場面の1つです。
借金癖のある人に見られる、典型的な考え方があります。
借金癖を直すなら、掃除の習慣をつけましょう。
「借金癖と掃除に、何の関係があるのか」
疑問に思うかもしれませんが、無関係どころか、大いに関係があります。
借金癖を直すなら、必ず考えておきたいことがあります。
「生活費の内訳」です。
借金癖のある人は、生活費の内訳を考えていません。
買い物をするときは、ある癖をつけておきましょう。
それは「必要なものなのか欲しいものなのか考える」という癖です。
買い物には、大きく2種類あります。
金銭感覚を狂わせる原因の1つ。
それは「分割払い」です。
借金癖を直すなら、特別な事情がないかぎり、分割払いは禁止にしましょう。
「借金癖がある」
「お金の管理に自信がない」
「お金を持っていると使いすぎてしまう」
浪費癖のある人は、ある習慣を心がけましょう。
「大きな買い物をするときは、身近な人に相談する」という習慣です。
「いちいち相談なんてしていられない」
借金癖を直すなら「付き合い方」を見直すことが大切です。
付き合いのいい人になるのではありません。
付き合いの悪い人になるのです。
浪費癖や借金癖を直すなら、見栄を張りたい気持ちに要注意です。
もちろん身だしなみやエチケットを考えることは大切です。
相手に不快感を与えないよう、身だしなみを整えたりエチケットを守ったりするのは必要なこと。
ときどき臨時収入を得ることがあります。
親からのお小遣い。
親戚からのお年玉。
借金癖のある人は「趣味がギャンブル」というケースが少なくありません。
競馬、競輪、競艇。
パチンコ、スロット、マージャン。
あるとき人から、期待されることがあります。
かわいい部下から「先輩、頑張ってください」と言われると、期待に応えたくなります。
上司から「ぜひとも君にお願いしたい」と言われると、仕事のモチベーションに火がつくでしょう。
借金癖を直すなら「プレゼントの習慣」を心がけましょう。
お金のかかるプレゼントの習慣ではありません。
お金のかからないプレゼントの習慣です。
浪費が起こりやすいタイミングは、昼食と夕食にあります。
午前中に仕事を頑張った後は、おなかもすいていて、昼食をがっつり食べたくなります。
また夕食を食べるタイミングでは、仕事の疲れもピークに達しているでしょう。
借金癖の原因の1つに、ストレスがあります。
ストレスをためていると、発散させるためにお金を使うことになります。
勉強のストレス、仕事のストレス、人間関係のストレス。
借金癖のある人は、お金を使うタイミングに特徴があります。
もっぱら給料日の後です。
口座に給料が振り込まれたと同時に、勢いよく使おうとします。
ときどき借金を推奨する言葉を見聞きすることがあります。
「すべての借金が悪いとは限らない」
「自分への投資なら、借金が許される」
すでに借金があるなら、現状を把握しましょう。
自分が今、どこからどのくらいお金を借りているのか、きちんと把握することが大切です。
借金の現状を把握していないと、借金をしていないような錯覚を覚えます。
大きな借金があるとき、あなたなら家族に打ち明けますか。
家族に大きな借金を打ち明けるのは、なかなか難しいもの。
「家族には内緒で、こっそり返済していきたい」と思うことが多いでしょう。
借金の返済計画は、なかなか自分では考えにくいことがあります。
厳しい現実を見ることになるため、やる気が起きないこともあるでしょう。
借入先が複数あると、頭の中が混乱して、うまく計画を立てられないこともあるでしょう
借金癖なのか、借金依存症なのか。
それぞれで対応策は変わります。
どちらも「たびたび借金を行う」という点は共通です。
どんなに借金癖がひどくても、ヤミ金融には手を出さないでください。
ヤミ金融は、違法な貸金業者です。
一般的な登録貸金業者は、法律で定められている金利の範囲内で貸し付けを行います。
こつこつ借金を返していった結果、返済完了の日がやってきます。
「借金をすべて返済できた」
「自分は借金癖が直った」
借金癖を直す最後の手段があります。
それは「債務整理」です。
「債務整理」と聞けば「最悪の状況」「人生の終わり」と思い込んでいる人もいるかもしれません。