商品を購入するときは「修理」まで考慮に入れることが大切です。
長く使い続けたい商品があるでしょう。
特に家電製品は、頻繁に買い換えるものではありません。
価格が高いこともあり、故障しても修理しながら使い続けるケースが一般的です。
機器に不具合が生じても、修理に出せば解決できます。
保証期間内であれば、無償で修理してもらえます。
期間を過ぎていても、有償で修理を受けられることがほとんどです。
きちんと直せば、長く使い続けられるし、愛着も深まります。
スマホもパソコンも家電製品も、いずれは調子が悪くなる消耗品です。
購入費用は高くても、修理をしながら長く使えば、結果として節約になるのです。
しかし、ここで思わぬ落とし穴があります。
修理しようにも、その製品がすでに販売終了していて、受付自体が打ち切られていることがあるのです。
販売終了後もしばらくは部品の在庫があって修理は可能ですが、それでもずっと続くわけではありません。
年月がたつと、いずれ部品の在庫が尽き、修理できなくなります。
さらに企業自体が倒産してしまっている可能性もゼロではありません。
その点、資本力のある有名企業であれば、一定の余力があります。
仮に経営危機があっても、企業の統廃合により、商品ブランドや修理体制が引き継がれるケースも多くあります。
また定番商品であれば、販売実績も豊富であるため、今後も販売や修理制度が継続されると期待できます。
もちろん「有名企業だから絶対安心」とは言い切れませんが、無名メーカーや短命ブランドよりはリスクが低いといえるでしょう。
修理の可能性まで考えるなら、資本力のある有名企業の定番商品を買うのが無難なのです。