「至福の時間」
そう聞いて思い浮かべるのは、どんな状況でしょうか。
おいしい料理を味わっているときや入浴を楽しんでいるときを思い浮かべる人もいるでしょう。
ペットとたわむれているときやカフェでコーヒーを飲んでいるときを思い浮かべる人もいるでしょう。
暖かいお布団で寝ることも至福の時間の1つですね。
さて、そのほかにも、至福の時間は私たちの生活の意外なところに存在します。
「時間を忘れて没頭しているとき」です。
何に没頭しているか関係ありません。
好きなことでもいいですが、そうでなくてもかまいません。
時間を忘れて仕事に没頭しているとき。
時間を忘れて勉強に没頭しているとき。
時間を忘れて趣味に没頭しているとき。
期日に追われていて集中している状況もあるでしょう。
それはストレスを感じているときかもしれません。
たとえそうだとしても、時間を忘れて没頭しているなら、至福の時間です。
時間を忘れるのは、完全に自分の世界に入り込んでいるということです。
目の前のことに全神経が注がれていて、100パーセント集中できている状態といえます。
これほど幸せなことはありません。
後から振り返ったとき「大変だったけど、充実した時間だった」と思えるでしょう。
あなたが時間を忘れて没頭することは何ですか。
趣味でも仕事でも何でもかまいません。
時間を忘れて没頭するときがあれば、至福の時間の1つとしてカウントしてください。
時間を忘れて没頭することは、必ずあなたの強みになります。
最大のエネルギーと集中力が注がれているので、高いレベルに到達するのです。
短い時間であってもいいので、1日に1回は没頭の機会を作りましょう。