かわいい人になるには、話し上手になる必要があるのでしょうか。
「会話が途切れてはいけない」
「面白い話ができるようにならないといけない」
「上手な話し方ができるようにならないといけない」
もちろん話は、下手より上手であるほうがいいでしょう。
話が面白いと、人気者になれ、多くの人が集まってくるでしょう。
ビジネスでは、説得するときも交渉するときも、話し上手のほうが有利です。
しかし、かわいい人になるなら、無理に話し上手を目指す必要はありません。
話し上手になろうとすると、ぺらぺらした話し方になりがちです。
まくし立てるような話し方をすると、威圧感が出てしまいます。
マシンガントークのように勢いよくしゃべり続けると、相手を驚かせてしまうことでしょう。
自己主張が強い印象を与えたり、ストレスやプレッシャーを与えたりすることもあります。
相手も話を聞くのに疲れてくるでしょう。
一方的な話し方は「自己中心的」「自己主張が強い」など、思わぬ誤解を招くことも少なくありません。
自分ばかり話していると、かわいげが消えてしまいます。
話し上手は、かわいい人の必須条件ではないのです。
むしろかわいい人の必須条件では、聞き上手になることです。
かわいい人は、聞き上手です。
相手の話を途中で折ることはありません。
「うんうん」とうなずきながら、きちんと話を最後まで聞きます。
途中で話したいことがあっても、相手が話し終わるまで待ちます。
適度に相槌を打ちながら、相手の話を真剣に聞きます。
きちんと人の話を聞ける人は、すべての人から愛されます。
きちんと話を聞ける人には好印象があり、モテていくのです。
かわいい人になりたいなら、話し上手より聞き上手を目指しましょう。
しっかり話を聞ける女性は、素直で純粋で余裕が感じられます。
しっかり相手の話に集中して聞きましょう。
話を聞きながら相槌も打つことも大切です。
「うんうん」
「へえ」
「なるほど」
「そうだね」
「面白いね」
「知らなかった」
「初めて知った」
相槌はコミュニケーションの潤滑油。
相槌は「あなたの話をきちんと聞いていますよ」というサインを伝えるものです。
相槌を打つと、どんどん話が弾んでいって盛り上がります。
聞き上手というだけで、かわいい魅力が高まります。
しゃべりに自信がないなら、なおさら聞く側に回るのが賢明です。
話すこと・聞くことの割合は「3対7」もしくは「2対8」がいいでしょう。
聞き上手になると、相手の心を癒やせます。
聞き上手もコミュニケーション能力の1つです。
相手に気持ちよく話をさせることができるだけでも、素晴らしい能力です。
かわいい人になるなら、話し上手より聞き上手を目指しましょう。