かわいさを作るためには、否定の言い方に注意しましょう。
否定するのが悪いわけではなく、あくまで「言い方」がポイントです。
何かを否定したいとき、あなたはどんな言い方をしますか。
「嫌い」
「まずい」
「つまらない」
物事を否定するとき、はっきりした言い方をしているなら注意したほうがいいでしょう。
もちろんはっきり否定するのは悪くありません。
はっきり否定すれば、意味がストレートに伝わります。
素直で正直で真面目です。
はきはきした印象が出て、相手にとっても言葉を理解しやすいでしょう。
「正直に言って何が悪いのか」と思う人もいるでしょう。
不自然なところはなく普通のことに思えますが、かわいい人になりたいなら、ここに改善点があります。
ストレートに否定すると、きつい印象が出ます。
ネガティブなインパクトが強いため、ストレスやプレッシャーを与えることがあります。
人によっては不快に感じることも少なくありません。
そのためいくら本音とはいえ、少し言い方を工夫したほうがいいでしょう。
肯定の言葉ならストレートに言ってもかまいませんが、否定の言葉ならストレートな言い方に注意したい。
ストレートに否定した言い方をしていると、かわいい雰囲気を作れないのです。
かわいい人になりたいなら「ポジティブな言葉を使って否定する」という言い方を身につけましょう。
難しそうですが、簡単です。
ほとんど同じ意味を保ちながら、言葉の印象はずいぶん変わります。
たとえば「嫌い」という一言は「好きではない」と言い換えましょう。
「まずい」という一言は「おいしくない」と言い換えましょう。
「つまらない」という一言は「面白くない」と言い換えましょう。
「暗い」ではなく「明るくない」。
「難しい」ではなく「簡単ではない」。
「ださい」ではなく「おしゃれではない」。
「失敗した」ではなく「成功できなかった」。
「気分が悪い」ではなく「気分が良くない」。
否定した言い方とはいえ、ポジティブな言葉を使っているので、ネガティブな印象が和らぎます。
柔らかい印象を保ちながら否定を伝えることができます。
普段の癖にしておきましょう。
難しいことではなく、ほんの少しの心がけで実現できます。