執筆者:水口貴博

物を持たない30のシンプル生活

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旅先で買えるものを、わざわざ持たない。

旅先で買えるものを、わざわざ持たない。 | 物を持たない30のシンプル生活

知らない土地に旅行をするときには、何かと不安が付きまといます。

いくらホテルを予約していても、自分の部屋で使っているタオルやドライヤー、シャンプーやリンスを持っていきたがります。

「とりあえず……」と思って、スーツケースに入れます。

これが、旅行のフットワークを重くさせる原因の1つです。

日常で使っている身の回り品のほとんどは、旅先で購入できます。

タオル・シャンプー・リンスに至っては、ホテルの部屋に置いています。

現地ですでに用意されているものを、わざわざ持って出かける必要はありません。

わざわざ余計な荷物を持っていくようなもの。

行きでスーツケースがパンパンになるくらい持っていく人に限って、帰りのお土産を入れるスペースがなくて困ります。

現地でお土産を持って帰るためにも、行きはできるかぎり身軽にしておくのが賢明です。

旅行慣れしている人ほど、これらの事実をきちんと把握しています。

旅慣れている人ほど、行きの荷物はほとんどないくらい軽いものです。

私の父は仕事柄、いつもいろいろな地域へ出張します。

しかし、遠くに行くときでさえ、身軽に出かけていきます。

手にするスーツケースは小さく、服くらいしか入れていません。

「現地で手に入るものをわざわざ持っていく必要はない」といい、極力荷物を減らして出かけていくのです。

これが旅慣れている人のスタイルです。

現地で重い荷物を引きずって疲れてしまうくらいなら、荷物を極端に減らしていったほうが現地での行動も生き生きできるのです。

物を持たないシンプル生活(25)
  • 現地で手に入るものを、わざわざ持って行かないようにする。
使わないのにもらうことは、ごみをもらっているということ。

物を持たない30のシンプル生活

  1. ごみを捨てると、生活が向上する。
  2. 本人がごみだと気づいていないごみがある。
  3. 「誰かにあげることができないか」と、考えてみる。
  4. 「いつか使うかもしれない物」に限って、一生使うことはない。
  5. ほとんどの物はレンタルできる。
    個人があえて持つ必要はない。
  6. ブランドばかりをたくさん持とうとするのは、自信のなさの表れ。
  7. 物に囲まれすぎてしまうと、人間ではなくなってしまう。
  8. 一番の物だけを持てばいい。
  9. 一番の物だけは、複数持つことが許される。
  10. 整理整頓の基本は、机の上から。
  11. 「使うか使わないか」を基準に考えよう。
  12. 友人が持っている物を、わざわざ持つ必要はない。
  13. 100パーセントの収納が、100点の収納ではない。
  14. 手紙や年賀状は、捨ててもいい。
  15. 捨てるときの心の痛みは、勉強代だと考えよう。
  16. 中途半端な物は、出番も中途半端。
  17. 物を捨てないと、集中ができない。
  18. 1つが捨てられなくても、まとめてなら捨てることができる。
  19. 記念品は、心にしまう。
    わざわざ部屋に残さない。
  20. ごみ捨てをしないと、ごみが部屋の住人になってしまう。
  21. 自分らしい部屋にするなら、模様替えや装飾よりごみ捨て。
  22. 他人に捨ててもらうと、捨てられる。
  23. 自分が必要だと思い込んでいるだけ。
    なくなっても困らない。
  24. 「借りること」を前提に生活すれば、必ず部屋はすっきりする。
  25. 旅先で買えるものを、わざわざ持たない。
  26. 使わないのにもらうことは、ごみをもらっているということ。
  27. 貧乏性は、病気と言ってもいい。
  28. 新しい物を買ったら、古い物は捨てよう。
  29. 捨てる力を身につけると、置く場所と捜す時間を節約できる。
  30. 最後に残った物が、本当に必要な物。

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