執筆者:水口貴博

物を持たない30のシンプル生活

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100パーセントの収納が、100点の収納ではない。

100パーセントの収納が、100点の収納ではない。 | 物を持たない30のシンプル生活

収納は、いっぱいに詰め込んでは赤信号です。

いっぱいに詰め込んでいると取り出すときが大変になり、戻すときも大変になります。

いずれおっくうになり、片付けるのが面倒になります。

そのうえ、見た目からして余裕が感じられません。

100パーセントまでぎゅうぎゅうに入っていると「収納している」というより「詰め込んでいる」印象を受けてしまいます。

収納をいっぱいにすると、収納上手であるように思われますが、取り出すときと戻すときのことを考えていないのです。

本当に収納上手な人は、いっぱいにはせず70パーセントくらいに止めておきます。

そうすることで取り出しやすくて戻しやすく、見た目にも余裕が感じられます。

100パーセントの状態に詰め込むことが整理整頓ではなく、余裕のある状態できれいにそろっていることが整理整頓なのです。

学校のテストでは100点は優秀ですが、収納に限っては、100パーセントは100点ではないのです。

物を持たないシンプル生活(13)
  • 収納は、70パーセントまでにしておく。
手紙や年賀状は、捨ててもいい。

物を持たない30のシンプル生活

  1. ごみを捨てると、生活が向上する。
  2. 本人がごみだと気づいていないごみがある。
  3. 「誰かにあげることができないか」と、考えてみる。
  4. 「いつか使うかもしれない物」に限って、一生使うことはない。
  5. ほとんどの物はレンタルできる。
    個人があえて持つ必要はない。
  6. ブランドばかりをたくさん持とうとするのは、自信のなさの表れ。
  7. 物に囲まれすぎてしまうと、人間ではなくなってしまう。
  8. 一番の物だけを持てばいい。
  9. 一番の物だけは、複数持つことが許される。
  10. 整理整頓の基本は、机の上から。
  11. 「使うか使わないか」を基準に考えよう。
  12. 友人が持っている物を、わざわざ持つ必要はない。
  13. 100パーセントの収納が、100点の収納ではない。
  14. 手紙や年賀状は、捨ててもいい。
  15. 捨てるときの心の痛みは、勉強代だと考えよう。
  16. 中途半端な物は、出番も中途半端。
  17. 物を捨てないと、集中ができない。
  18. 1つが捨てられなくても、まとめてなら捨てることができる。
  19. 記念品は、心にしまう。
    わざわざ部屋に残さない。
  20. ごみ捨てをしないと、ごみが部屋の住人になってしまう。
  21. 自分らしい部屋にするなら、模様替えや装飾よりごみ捨て。
  22. 他人に捨ててもらうと、捨てられる。
  23. 自分が必要だと思い込んでいるだけ。
    なくなっても困らない。
  24. 「借りること」を前提に生活すれば、必ず部屋はすっきりする。
  25. 旅先で買えるものを、わざわざ持たない。
  26. 使わないのにもらうことは、ごみをもらっているということ。
  27. 貧乏性は、病気と言ってもいい。
  28. 新しい物を買ったら、古い物は捨てよう。
  29. 捨てる力を身につけると、置く場所と捜す時間を節約できる。
  30. 最後に残った物が、本当に必要な物。

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