執筆者:水口貴博

物を持たない30のシンプル生活

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貧乏性は、病気と言ってもいい。

貧乏性は、病気と言ってもいい。 | 物を持たない30のシンプル生活

貧乏であることは、悪いことではありません。

ただし、貧乏性は、よくないことです。

貧乏性が身についていると、もらう癖がついてしまいます。

ただで入った物は「得をした」と思いますが、当然使うこともありません。

「得をした」と思っているだけに必要である物だけでなく、必要のない物までたくさん手に入れていくことに快感を得ています。

ただで手に入る物はとりあえずもらい、自分の部屋のごみになるのです。

貧乏性の人が危険なのは、自分でごみを集めている習慣に気づけないことです。

ささいな金額で人とめたりして人間関係を壊し、お金で買えない物をどんどん失ってしまいます。

お金がないと、たかだか1,000円とはいえ、大きな金額に見えます。

1,000円をないがしろにしろと言っているのではありません。

「たった1,000円のやりとりで、大切な人間関係を壊してしまうのは、さらにもったいない」と言いたいのです。

貧乏性は、病気と言ってもいいでしょう。

目に見えないやりとりや大切さがわからなくなってしまう、病気です。

貧乏性を治すには、一生懸命に働き、節約する習慣を身につけることです。

少なくとも貧乏からは脱出できます。

貧乏性のままでは、お金が手に入っても、お金で手に入らない物を失ってしまうのです。

物を持たないシンプル生活(27)
  • 貧乏でも、貧乏性にはならないようにする。
新しい物を買ったら、古い物は捨てよう。

物を持たない30のシンプル生活

  1. ごみを捨てると、生活が向上する。
  2. 本人がごみだと気づいていないごみがある。
  3. 「誰かにあげることができないか」と、考えてみる。
  4. 「いつか使うかもしれない物」に限って、一生使うことはない。
  5. ほとんどの物はレンタルできる。
    個人があえて持つ必要はない。
  6. ブランドばかりをたくさん持とうとするのは、自信のなさの表れ。
  7. 物に囲まれすぎてしまうと、人間ではなくなってしまう。
  8. 一番の物だけを持てばいい。
  9. 一番の物だけは、複数持つことが許される。
  10. 整理整頓の基本は、机の上から。
  11. 「使うか使わないか」を基準に考えよう。
  12. 友人が持っている物を、わざわざ持つ必要はない。
  13. 100パーセントの収納が、100点の収納ではない。
  14. 手紙や年賀状は、捨ててもいい。
  15. 捨てるときの心の痛みは、勉強代だと考えよう。
  16. 中途半端な物は、出番も中途半端。
  17. 物を捨てないと、集中ができない。
  18. 1つが捨てられなくても、まとめてなら捨てることができる。
  19. 記念品は、心にしまう。
    わざわざ部屋に残さない。
  20. ごみ捨てをしないと、ごみが部屋の住人になってしまう。
  21. 自分らしい部屋にするなら、模様替えや装飾よりごみ捨て。
  22. 他人に捨ててもらうと、捨てられる。
  23. 自分が必要だと思い込んでいるだけ。
    なくなっても困らない。
  24. 「借りること」を前提に生活すれば、必ず部屋はすっきりする。
  25. 旅先で買えるものを、わざわざ持たない。
  26. 使わないのにもらうことは、ごみをもらっているということ。
  27. 貧乏性は、病気と言ってもいい。
  28. 新しい物を買ったら、古い物は捨てよう。
  29. 捨てる力を身につけると、置く場所と捜す時間を節約できる。
  30. 最後に残った物が、本当に必要な物。

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