公開日:2005年6月ごろ
執筆者:水口貴博

シンプルな生活を送る30の方法

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「いつか使うかもしれない物」に限って、一生使うことはない。

「いつか使うかもしれない物」に限って、一生使うことはない。 | シンプルな生活を送る30の方法

「いつか使うかもしれない」

「今は使わないけど、とりあえず取っておこう」

あなたの生活の中には、きっとこんな物がたくさんあるのではないですか。

今は使うことも機会もなくてまったく必要もないけれど、もしかしたらいつか使うかもしれないという物です。

こうした「いつか使うかもしれない物」も、あなたがごみと気づいていないごみの1つです。

「いつか使うときが来るかもしれない」ということは、実際には一生来ないということも考えられます。

そんな「いつ使うかわからない物」をずっと部屋の中にため込んでいると、あなたの部屋は倉庫になります。

自分の部屋は生活をするところであって、倉庫ではないのです。

いらない物ほどいつもは使わない物です。

だからとはいえ完全に不必要というわけでもなく、これほど捨てにくい物もありません。

捨てられないからとため込んでいると、部屋の中が「いつか使うかもしれない物」だらけになり、自分の部屋なのに倉庫になります。

ゆっくりたまっていくだけに気づきにくく、これも危ない状態です。

たとえば、本です。

本は1回読んでしまえばもう二度と読むことはありません。

「もしかしたらいつか読むかもしれないから取っておこう」

こう思って本棚にはたくさんの本がどんどん増えます。

私は、日頃から本を読む習慣があります。

昔は本棚を買って、読んだ本から「いつかまた読むかもしれない」と思い、本棚に並べていました。

しかし、不思議なことに本棚に並べられている本をもう一度手に取り、読み直すということは全然ありませんでした。

そのうえ、日頃から本を読んでいるものですから、いつしか本棚は入りきらないほどパンパンになってしまいました。

そこでまた新しい本棚を買って、読んだ本から「いつかまた読むかもしれない」と思い本棚に並べ続けていきます。

しかし、やはりもう一度読むことはありません。

これが何度も何度も繰り返され、最後には私の部屋は図書館のような状態になっていました。

友人が「何か面白い本ない?」とレンタルしに来るありさまです。

私の部屋は、もはや図書館というわけです。

「いつか読むかもしれない本たち」のおかげで、自分の部屋が本の倉庫状態になっていました。

これは当時私が22歳だったころの話です。

こんな経験を通じて「いつか使うかもしれない物はいらない物だな」と痛感しました。

「このままでは私の部屋は、本で埋まってしまう」

そう危険を感じ、私はある日、本棚にあった500冊ほどの本を突然すべて捨てることを決意しました。

一度に500冊捨てる経験もなかなかありません。

しかし、部屋の中はすっきりし、本の倉庫になっていた部屋が本来のあるべき「私の部屋」に戻った瞬間です。

これは本だけに限らず、あらゆることに通じる話です。

あなたの部屋の中にもありませんか「いつか使うかもしれない物」。

それは一生使うことはありません。

万が一にも必要になったときがくれば、そのときにまた買えばいい。

買うのが高ければ、レンタルをする方法もあります。

いつ使うかもわからない物を部屋に置いていると、無駄な物にスペースをとられます。

自分の部屋にするためにも「いつか使うかもしれない物」で倉庫部屋にしてはいけないのです。

シンプルな生活を送る方法(4)
  • 「いつか使うかもしれない物」も、捨ててしまう。
ほとんどの物はレンタルできる。
個人があえて持つ必要はない。

シンプルな生活を送る30の方法

  1. ごみを捨てると、生活が向上する。
  2. 本人がごみだと気づいていないごみがある。
  3. 「誰かにあげることができないか」と、考えてみる。
  4. 「いつか使うかもしれない物」に限って、一生使うことはない。
  5. ほとんどの物はレンタルできる。
    個人があえて持つ必要はない。
  6. ブランドばかりをたくさん持とうとするのは、自信のなさの表れ。
  7. 物に囲まれすぎてしまうと、人間ではなくなってしまう。
  8. いちばんの物だけを持てばいい。
  9. いちばんの物だけは、複数持つことが許される。
  10. 整理整頓の基本は、机の上から。
  11. 「使うか使わないか」を基準に考えよう。
  12. 友人が持っている物を、わざわざ持つ必要はない。
  13. 100%の収納が、100点の収納ではない。
  14. 手紙や年賀状は、捨ててもいい。
  15. 捨てるときの心の痛みは、勉強代だと考えよう。
  16. 中途半端な物は、出番も中途半端。
  17. 物を捨てないと、集中ができない。
  18. 1つが捨てられなくても、まとめてなら捨てることができる。
  19. 記念品は、心にしまう。
    わざわざ部屋に残さない。
  20. ごみ捨てをしないと、ごみが部屋の住人になってしまう。
  21. 自分らしい部屋にするなら、模様替えや装飾よりごみ捨て。
  22. 他人に捨ててもらうと、捨てられる。
  23. 自分が必要だと思い込んでいるだけ。
    なくなっても困らない。
  24. 「借りること」を前提に生活すれば、必ず部屋はすっきりする。
  25. 旅先で買えるものを、わざわざ持たない。
  26. 使わないのにもらうことは、ごみをもらっているということ。
  27. 貧乏性は、病気と言ってもいい。
  28. 新しい物を買ったら、古い物は捨てよう。
  29. 捨てる力を身につけると、置く場所と捜す時間を節約できる。
  30. 最後に残った物が、本当に必要な物。

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