私は留学時代、何度も引っ越しを繰り返してきました。
3年半で、なんと7回も経験しました。
引っ越しのたびに悩んだのは「物を置く位置」についてです。
整理整頓をするコツは、置き方です。
置き方によって、見た目だけでなく、使い勝手も大きく変わります。
たとえば、本を整理するときです。
かわいい部屋にするためのコツがあります。
部屋にかわいい人形を置くことです。
では、それに対して、きれいな部屋には何を置くか。
本当にきれいな部屋は、何のにおいもありません。
無臭です。
人の好みで、きれいさを演出するにおいを、部屋につけることもできます。
きれいを演出できる「きれい色」とは、何色なのかご存じですか。
「きれい色」とは「白」のことです。
色は、人の心に影響を与えます。
きれいさの演出にこだわりのある人は、たかがごみ箱とはいえ、こだわります。
ごみ箱の色は大切です。
部屋の片隅にあれ、真っ黒なごみ箱では、白い部屋では浮いてしまいます。
ごみ箱とごみ袋は別です。
ごみ箱の色にこだわるなら、ごみ袋の色にもこだわってしまいましょう。
大切なことは、ごみ箱の色にごみ袋の色を合わせることです。
きれいのためのキーワードは「統一感」です。
では、部屋の何を統一するのか。
何でもかまいません。
座ることにも、気を使いましょう。
部屋で座るときには、椅子に座る部屋なのか、床に座る部屋なのかはっきりさせることが大切です。
こたつの真横に、椅子に座るテーブルを置くのはおかしい。
ごみ箱の中は、心の中を反映しています。
その名のとおり、ごみ箱は、必要ない物を捨てる箱です。
いらない物や役立たないものなどを捨てます。
部屋が汚く散らかっている原因は、住んでいる人の生活リズムが崩れているせいかもしれません。
部屋に住んでいる本人の体内時計がずれていて、部屋の中も散らかっていることもあります。
私も昼夜逆転の生活を送ったことがあります。
人間には、整理整頓の限界があります。
いくら整理整頓ができても、ものがたくさんありすぎては、整理整頓の限界があるのです。
整理整頓をやりやすくする、とっておきの方法があります。
部屋をきれいにするためには、一人暮らしのほうが、より実現しやすいです。
部屋をきれいにするためには、統一感が大切です。
1人の人間による、1つの価値観が大切です。
人間「衝動買い」をしてしまうこともあります。
つい、勢いで買ってしまうことは、人間らしい行動です。
それで買ってしまった物は本当に必要なのかというと疑問です。
空気と雰囲気は、密接な関係があります。
空気は目に見えませんが大切です。
学生時代、私が風邪で寝込んでいたときのことです。
あなたは、予備をいくつ持つタイプですか。
トイレットペーパーの予備、洗剤の予備、鉛筆の予備、消しゴムの予備。
予備には、さまざまな種類があります。
「ちくちく、ちくちく」
ある夏の夜、おそらく深夜2時あたりのことです。
首の辺りで、何か違和感がありました。
複数の人と一緒に住むときは、部屋をまとめるのが難しいです。
2人以上で住むと、なかなか部屋のまとまりがうまくいきません。
私は学生時代、友人と3人で一緒に暮らしたことがあります。
私が一人暮らしをしているときに、猛烈に部屋を掃除する瞬間がありました。
それは、ある1本の電話から始まります。
「貴博君、今からそっちに行くから」
きれいに見せるための、大切な色使いのコツがあります。
できるだけ原色は避けることです。
部屋をきれいに見せるための色使いは、原色を使わず、淡い色を使うだけで自然ときれいに見えてきます。
部屋の色が、住む人の心に影響を与えます。
明るい色は、住む人を明るくさせます。
暗い色は、住む人を暗くさせます。
掃除には、2種類あります。
日常的な小さな規模の掃除と、年末の大掃除のような大規模な掃除です。
掃除の規模に大小はありますが、共通する掃除のコツがあります。
「きれいな部屋だね」と、一度友人に褒めてもらうことが大切です。
人間は褒められると、さらにやる気を出してしまう素直な生き物です。
私もきれいな部屋にしている理由の1つに「友人に褒められたいから」というのがあります。
部屋をきれいにする人は、光を大切にします。
光での部屋の演出は、2種類あります。
(1)直接光
部屋をきれいに見せるためには、部屋を広く見せると、きれいな部屋に見えてきます。
部屋を少しでも広く使いたければ、ベッドより布団のほうが、賢い選択です。
ベッドを押し入れにしまうことはできませんが、布団はたためば押し入れにしまうことができ、部屋を広く使えます。
部屋のマナーのしっかりした人は、友人の家に遊びに行ったときも、帰り際に後片付けができる人です。
先日、私の部屋で、友人のお別れパーティーがありました。
飲み終わったビンやお菓子の袋などが散らばって「後片付けが大変になるかな」と思っていました。
私は学校の宿題のことで、ある先輩の部屋を訪ねたことがあります。
しっかりした感じの方だったので、協力してほしいなと思いました。
しかし、部屋を見て、考えが変わりました。
部屋にたくさんものがありすぎて汚くなることはあっても、少なすぎて汚くなることはありません。
今、整理整頓ができないなら、単に物が多いせいかもしれません。
不要な物は、徹底的に減らしてしまいましょう。
最近は、窓にブラインドが多く使われるようになりました。
そのブラインドを、普通の布のカーテンに替えてみましょう。
それだけで、部屋の雰囲気が柔らかくなります。
部屋をきれいにするコツは、簡単です。
物、一つ一つに感謝することです。
感謝するのは、人間に対してだけではありません。