執筆者:水口貴博

部屋をきれいに整える30の方法

  • きれいな部屋とは、
    整理整頓された部屋のこと。
部屋をきれいに整える30の方法

きれいな部屋とは、整理整頓された部屋のこと。

私は留学時代、何度も引っ越しを繰り返してきました。
3年半で、なんと7回も経験しました。
引っ越しのたびに悩んだのは「物を置く位置」についてです。

整理整頓は、縦より横のほうがうまくいく。

整理整頓をするコツは、置き方です。
置き方によって、見た目だけでなく、使い勝手も大きく変わります。
たとえば、本を整理するときです。

「かわいい」ではなく「きれい」になるための条件。

かわいい部屋にするためのコツがあります。
部屋にかわいい人形を置くことです。
では、それに対して、きれいな部屋には何を置くか。

本当にきれいな部屋には、においがない。

本当にきれいな部屋は、何のにおいもありません。
無臭です。
人の好みで、きれいさを演出するにおいを、部屋につけることもできます。

きれいな色とは、白のこと。

きれいを演出できる「きれい色」とは、何色なのかご存じですか。
「きれい色」とは「白」のことです。
色は、人の心に影響を与えます。

きれいさを演出する人は、ごみ箱の色にこだわる。

きれいさの演出にこだわりのある人は、たかがごみ箱とはいえ、こだわります。
ごみ箱の色は大切です。
部屋の片隅にあれ、真っ黒なごみ箱では、白い部屋では浮いてしまいます。

ごみ捨てのときのことも考え、ごみ袋は透明色にすることが大切。

ごみ箱とごみ袋は別です。
ごみ箱の色にこだわるなら、ごみ袋の色にもこだわってしまいましょう。
大切なことは、ごみ箱の色にごみ袋の色を合わせることです。

きれいにするためのキーワードは「統一感」。

きれいのためのキーワードは「統一感」です。
では、部屋の何を統一するのか。
何でもかまいません。

椅子に座る部屋なのか、床に座る部屋なのかを、はっきりさせる。

座ることにも、気を使いましょう。
部屋で座るときには、椅子に座る部屋なのか、床に座る部屋なのかはっきりさせることが大切です。
こたつの真横に、椅子に座るテーブルを置くのはおかしい。

何気ないごみ捨ての習慣は、その人の考え方が反映されやすい部分。

ごみ箱の中は、心の中を反映しています。
その名のとおり、ごみ箱は、必要ない物を捨てる箱です。
いらない物や役立たないものなどを捨てます。

朝日が、部屋のきれいさの鍵を握る。

部屋が汚く散らかっている原因は、住んでいる人の生活リズムが崩れているせいかもしれません。
部屋に住んでいる本人の体内時計がずれていて、部屋の中も散らかっていることもあります。
私も昼夜逆転の生活を送ったことがあります。

「念のため」を捨てるだけで、部屋がきれいになる。

人間には、整理整頓の限界があります。
いくら整理整頓ができても、ものがたくさんありすぎては、整理整頓の限界があるのです。
整理整頓をやりやすくする、とっておきの方法があります。

一人暮らしが、1つのテーマを作り上げる。

部屋をきれいにするためには、一人暮らしのほうが、より実現しやすいです。
部屋をきれいにするためには、統一感が大切です。
1人の人間による、1つの価値観が大切です。

1年間着なかった服は、必要のない服。

人間「衝動買い」をしてしまうこともあります。
つい、勢いで買ってしまうことは、人間らしい行動です。
それで買ってしまった物は本当に必要なのかというと疑問です。

空気は、雰囲気。
空気を入れ替えると、雰囲気が入れ替わる。

空気と雰囲気は、密接な関係があります。
空気は目に見えませんが大切です。
学生時代、私が風邪で寝込んでいたときのことです。

必要な分だけ買うことで、整える手間を最小限に抑える。

あなたは、予備をいくつ持つタイプですか。
トイレットペーパーの予備、洗剤の予備、鉛筆の予備、消しゴムの予備。
予備には、さまざまな種類があります。

見た目だけのきれいさにこだわりすぎない。
目に見えないあの存在を忘れていませんか。

「ちくちく、ちくちく」
ある夏の夜、おそらく深夜2時あたりのことです。
首の辺りで、何か違和感がありました。

複数の人と住むときは、部分ごとではなく、部屋ごとに担当を決める。

複数の人と一緒に住むときは、部屋をまとめるのが難しいです。
2人以上で住むと、なかなか部屋のまとまりがうまくいきません。
私は学生時代、友人と3人で一緒に暮らしたことがあります。

お客さんの訪問が、掃除のやる気を駆り立てる。

私が一人暮らしをしているときに、猛烈に部屋を掃除する瞬間がありました。
それは、ある1本の電話から始まります。
「貴博君、今からそっちに行くから」

疲れる部屋は、色の濃い部屋だ。
原色が目に負担をかける。

きれいに見せるための、大切な色使いのコツがあります。
できるだけ原色は避けることです。
部屋をきれいに見せるための色使いは、原色を使わず、淡い色を使うだけで自然ときれいに見えてきます。

部屋の色が、住む人の心に影響を与える。

部屋の色が、住む人の心に影響を与えます。
明るい色は、住む人を明るくさせます。
暗い色は、住む人を暗くさせます。

掃除は、一気に進めるほうが、うまくいく。

掃除には、2種類あります。
日常的な小さな規模の掃除と、年末の大掃除のような大規模な掃除です。
掃除の規模に大小はありますが、共通する掃除のコツがあります。

褒められる快感が、掃除を習慣にさせてくれる。

「きれいな部屋だね」と、一度友人に褒めてもらうことが大切です。
人間は褒められると、さらにやる気を出してしまう素直な生き物です。
私もきれいな部屋にしている理由の1つに「友人に褒められたいから」というのがあります。

直接光は、かっこいい光。
間接光は、優しい光。

部屋をきれいにする人は、光を大切にします。
光での部屋の演出は、2種類あります。
(1)直接光

寝心地をよくしたければベッド。
部屋を広く使いたければ布団。

部屋をきれいに見せるためには、部屋を広く見せると、きれいな部屋に見えてきます。
部屋を少しでも広く使いたければ、ベッドより布団のほうが、賢い選択です。
ベッドを押し入れにしまうことはできませんが、布団はたためば押し入れにしまうことができ、部屋を広く使えます。

部屋のマナーのしっかりした人は、帰り際に後片付けができる。

部屋のマナーのしっかりした人は、友人の家に遊びに行ったときも、帰り際に後片付けができる人です。
先日、私の部屋で、友人のお別れパーティーがありました。
飲み終わったビンやお菓子の袋などが散らばって「後片付けが大変になるかな」と思っていました。

部屋がきれいな人は、心もきれい。

私は学校の宿題のことで、ある先輩の部屋を訪ねたことがあります。
しっかりした感じの方だったので、協力してほしいなと思いました。
しかし、部屋を見て、考えが変わりました。

シンプルこそ、きれいさの基本。

部屋にたくさんものがありすぎて汚くなることはあっても、少なすぎて汚くなることはありません。
今、整理整頓ができないなら、単に物が多いせいかもしれません。
不要な物は、徹底的に減らしてしまいましょう。

布が部屋の柔らかさを作り上げる。

最近は、窓にブラインドが多く使われるようになりました。
そのブラインドを、普通の布のカーテンに替えてみましょう。
それだけで、部屋の雰囲気が柔らかくなります。

部屋の状態は、住んでいる人の心の状態。

部屋をきれいにするコツは、簡単です。
物、一つ一つに感謝することです。
感謝するのは、人間に対してだけではありません。

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