執筆者:水口貴博

論理的思考力を鍛える30の方法

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情報が不足していれば、論理的思考も難しい。

情報が不足していれば、論理的思考も難しい。 | 論理的思考力を鍛える30の方法

論理的思考には、まず思考や判断をするための材料が必要です。

それが、情報です。

情報は、論理的思考を行う上で欠かせない材料です。

情報が不足している状態で論理的思考をするのは、不可能ではありませんが、難しいでしょう。

情報が限られていると、考えられる可能性が広すぎるため、誤解やずれが生じやすくなります。

予想や推測に頼らなければいけないため、的外れや見当違いも発生しやすくなります。

可能性を絞って考え、深掘りしていくためには、やはり情報が必要です。

論理的思考は、情報があってこそ実現します。

情報が不足しているなら、論理を考える前に、情報収集から始めるのが得策です。

できるだけ信頼できる情報源から、情報収集をするのがいいでしょう。

2次情報より1次情報。

古い情報より新しい情報。

無料の情報より有料の情報。

ウェブの情報より本の情報。

人づての情報より生の情報。

非公式な情報より公式な情報。

アマによる情報よりプロによる情報。

情報があればあるほど、参考になります。

情報がそろうだけで、正解が見つかることも少なくありません。

論文や検証データなど、一定の信頼が置ける情報であることが大切です。

正確なデータは根拠になります。

正確で具体的な情報が集まれば、おのずと範囲が絞られ、正解を見つけやすくなります。

十二分な情報が集まれば、論理的思考もスムーズになります。

情報収集の段階で、論理的思考の半分が決まると言っても過言ではないのです。

論理的思考力を鍛える方法(6)
  • 情報が不足しているなら、情報収集から始める。
まず自分で考えるのが基本。
安易に相談しようとしない。

論理的思考力を鍛える30の方法

  1. なぜ論理的思考力が必要なのか。
  2. 論理的思考力は、本を読むだけでは鍛えられない。
  3. 学校教育で身についた一問一答の呪縛から解放されること。
  4. 論理的思考力を鍛える基本。
    素朴なことに疑問を持って、理由を考える。
  5. 論理的思考力とは、筋道を立てて考える力。
    早く結論を出す力ではない。
  6. 情報が不足していれば、論理的思考も難しい。
  7. まず自分で考えるのが基本。
    安易に相談しようとしない。
  8. 頭の中だけで考えず、書き出してみる。
  9. すぐ解答を確認する癖があると、思考力は鍛えられない。
  10. 言葉の意味や定義を理解しているか。
    誤解していないか。
  11. 話し方が曖昧だと、論理も曖昧になる。
  12. 視点の数だけ思考が深まる。
  13. フレームワークを、論理的思考に生かす。
  14. 論理的思考に必要なのは、感情ではなく、理性。
  15. 先入観や思い込みで考えようとしていないか自問する。
  16. 論理的思考には、情報の整理整頓が欠かせない。
    きちんと分類して、きれいにまとめる。
  17. 事実と事実以外を分けて考えるようにする。
  18. 「収束的思考」と「拡散的思考」を使い分けることで、思考力を鍛える。
  19. 論理的思考を深める2つの質問。
    「だから何?」「それはなぜ?」
  20. 仮説だけで満足しない。
    検証の手間暇を怠らない。
  21. 前提や初期設定が間違っていないか。
  22. 結論から話すだけで、論理的思考力が鍛えられる。
  23. 「どこかに必ず正解はある」と信じることで、思考力の底力が目覚める。
  24. 休憩を入れることで、論理的思考が深まることもある。
  25. なかなか正解が見つからなくても、諦めない。
    筋力に限界はあるが、思考力には限界がない。
  26. 勘を働かせることで、論理的思考の近道を見つけやすくなる。
  27. 考え抜いて出た結論を、誰かに説明してみる。
  28. 説得するための客観的データがないときは、経験が役立つ。
  29. 議論や討論の場は、論理的思考力を鍛えるチャンス。
  30. 楽しむ気持ちこそ、論理的思考力を鍛える最大のコツ。

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