執筆者:水口貴博

論理的思考力を鍛える30の方法

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休憩を入れることで、論理的思考が深まることもある。

休憩を入れることで、論理的思考が深まることもある。 | 論理的思考力を鍛える30の方法

考え事をするときは、集中することが大切です。

だらだら考えるより、気持ちを引き締めて集中して考えたほうが、思考を深めやすくなります。

知識や経験を総動員して考えるには、集中力が欠かせません。

考え、考え、考えまくる。

思考に集中することで、一気に正解まで導き出せることもあります。

しかしいくら考えても、考えが前に進まないときもあるでしょう。

いくら時間をかけても、思考が前に進まない。

思考に行き詰まって、問題解決が停滞した。

頭がぼうっとしたり、考えが行き詰まったりすることもあるはずです。

そんなとき、いったん休憩を入れるのが得策です。

休憩と論理的思考は、直接の関係はありませんが、間接的な関係があります。

脳がへとへとに疲れている状態では、考え事もはかどりません。

集中力が切れた状態では、何を考えても中途半端になるでしょう。

同じ事ばかり集中していると、深掘りができる反面、視野が狭くなって周りが見えなくなるデメリットもあります。

そこで役立つのが、休憩です。

一度休憩を入れることで、脳の疲れが回復します。

脳の疲れが取れ、再び集中した思考に着手することができるようになります。

また休憩には、興奮を静めるだけでなく、思考をリセットする働きもあります。

いったん休憩を入れることで、複雑な思考から解放され、平らな状態になります。

思考を再開したとき、別の見方ができるようになったり、発想やアイデアが浮かびやすくなったりします。

結果として、行き詰まっていた考え方が、深まることがあります。

いくら考えてもわからなかったことが、休憩の後、あっさり解決できることも珍しくありません。

頻繁に休憩を入れる必要はありませんが、行き詰まっているときは、素直に休憩を入れるのが得策です。

休憩は、論理的思考に欠かせないスパイス。

休憩を入れることで、論理的思考が深まることもあるのです。

論理的思考力を鍛える方法(24)
  • 考え事が行き詰まったときは、無理をせず、いったん休憩を入れてみる。
なかなか正解が見つからなくても、諦めない。
筋力に限界はあるが、思考力には限界がない。

論理的思考力を鍛える30の方法

  1. なぜ論理的思考力が必要なのか。
  2. 論理的思考力は、本を読むだけでは鍛えられない。
  3. 学校教育で身についた一問一答の呪縛から解放されること。
  4. 論理的思考力を鍛える基本。
    素朴なことに疑問を持って、理由を考える。
  5. 論理的思考力とは、筋道を立てて考える力。
    早く結論を出す力ではない。
  6. 情報が不足していれば、論理的思考も難しい。
  7. まず自分で考えるのが基本。
    安易に相談しようとしない。
  8. 頭の中だけで考えず、書き出してみる。
  9. すぐ解答を確認する癖があると、思考力は鍛えられない。
  10. 言葉の意味や定義を理解しているか。
    誤解していないか。
  11. 話し方が曖昧だと、論理も曖昧になる。
  12. 視点の数だけ思考が深まる。
  13. フレームワークを、論理的思考に生かす。
  14. 論理的思考に必要なのは、感情ではなく、理性。
  15. 先入観や思い込みで考えようとしていないか自問する。
  16. 論理的思考には、情報の整理整頓が欠かせない。
    きちんと分類して、きれいにまとめる。
  17. 事実と事実以外を分けて考えるようにする。
  18. 「収束的思考」と「拡散的思考」を使い分けることで、思考力を鍛える。
  19. 論理的思考を深める2つの質問。
    「だから何?」「それはなぜ?」
  20. 仮説だけで満足しない。
    検証の手間暇を怠らない。
  21. 前提や初期設定が間違っていないか。
  22. 結論から話すだけで、論理的思考力が鍛えられる。
  23. 「どこかに必ず正解はある」と信じることで、思考力の底力が目覚める。
  24. 休憩を入れることで、論理的思考が深まることもある。
  25. なかなか正解が見つからなくても、諦めない。
    筋力に限界はあるが、思考力には限界がない。
  26. 勘を働かせることで、論理的思考の近道を見つけやすくなる。
  27. 考え抜いて出た結論を、誰かに説明してみる。
  28. 説得するための客観的データがないときは、経験が役立つ。
  29. 議論や討論の場は、論理的思考力を鍛えるチャンス。
  30. 楽しむ気持ちこそ、論理的思考力を鍛える最大のコツ。

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