執筆者:水口貴博

仕事を円満に辞める30の方法

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家族に無断で退職を強行するのは危険。

家族に無断で退職を強行するのは危険。 | 仕事を円満に辞める30の方法

退職とは、生活と人生に深く関わるイベントです。

上司に退職の意思表示をする前は、家族とよく話し合いましょう。

独身者なら、両親です。

既婚者なら、パートナーです。

収入が減る可能性があれば、今度の人生設計にも大きく影響します。

既婚者の場合、転職によって職場が変われば、パートナーとともに引っ越しをしなければいけない事情も発生します。

学校に通う子どもがいれば、転校する必要もあるでしょう。

子どもにとって友人と離れるのは、大きな負担に違いありません。

近所付き合いも、がらりと変わるはずです。

一言で「退職」とはいえ、その影響は大きなものです。

会社都合で突然解雇される場合は別ですが、相談のない身勝手な退職は、後から夫婦関係に影響する可能性があります。

転職に失敗して、仕事だけでなく、パートナーまで失っては悲惨です。

家族とよく話し合い、了承を得ることが大切です。

了承がスムーズに得られなければ、納得がいくまで話し合いましょう。

家族の同意が得られれば、精神的な安定が得られるため、転職活動に集中しやすくなります。

家族からの励ましがあれば、さらに意欲が強くなり、転職活動にも身が入るでしょう。

結果として、転職の成功を後押しする効果があるのです。

仕事を円満に辞める方法(2)
  • 上司に退職の意思表示をする前に、家族とよく話し合い、同意を得ておく。
退職時期を決める判断は、退職金も参考にする。

仕事を円満に辞める30の方法

  1. 一般的な退職スケジュール。
  2. 家族に無断で退職を強行するのは危険。
  3. 退職時期を決める判断は、退職金も参考にする。
  4. 働きながら転職活動をするのがいい。
  5. 退職を避けるべき第一の時期は、繁忙期。
  6. 上司を納得させる退職理由のポイント。
    「ポジティブな根拠」と「強い意志」。
  7. 上司が退職を聞き入れてくれないときの対応策。
  8. 退職が決まれば、遅刻や無断欠勤をしていいわけではない。
  9. 上司の都合と転職先の都合は、どちらを優先させればいいのか。
  10. 後任者が決まるまで、退職を保留にするときの注意点。
  11. スケジュールを立てるのも、引き継ぎの一部。
  12. 後任者がいないのは、自分のせいではない。
  13. 引き継ぎが終わって、することがなくなったとき。
  14. 折を見て、退職の進行状況を転職先に連絡しよう。
  15. 外野からのやじの対処法。
  16. 取引先には、後任者の紹介の仕方が重要。
  17. 会社の所有物は、何であれ、持ち帰らない。
  18. 一度受理された退職願は、取り下げることができるのか。
  19. 処分は必要でも、処分のしすぎには要注意。
  20. 退職で判断が難しい場面の考え方とは。
  21. 退職日まで有給休暇を消化する場合でも、退職日くらいは挨拶をしたい。
  22. 退職の挨拶は、足りないことはあっても、しすぎることはない。
  23. 退職では、できれば贈り物をする。
  24. 退職時には、取引先の名刺も返却対象。
  25. 会社から受け取るもので気をつけたい食い違い。
  26. 最後だからとはいえ、送別会で羽目を外しすぎない。
  27. 退職のスピーチでは、何を話せばいいのか。
  28. 退職後に、返却し忘れたものに気づいたとき。
  29. 退職後、前の職場の悪口は言わない。
  30. 退職後も、前職の人たちと定期的に連絡を取る。

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