執筆者:水口貴博

仕事を円満に辞める30の方法

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退職の挨拶は、足りないことはあっても、しすぎることはない。

退職の挨拶は、足りないことはあっても、しすぎることはない。 | 仕事を円満に辞める30の方法

退職をする際は、今までお世話になった方々にお礼を伝えましょう。

挨拶では、退職の報告はもちろんですが、今までお世話になった感謝も伝えましょう。

大げさな言葉ではなく、簡単な一言で十分です。

「退職することになりました。今までお世話になりました。ありがとうございました」

感謝を伝えて、迷惑になることはありません。

言えば言うほど、律義な印象が強くなり、気持ちのいい余韻になります。

退職の挨拶をしすぎることはありません。

しかし、逆はあるのです。

職場の人に退職の挨拶が足りない状況には要注意です。

「私に挨拶がなかった。お礼を言ってくれなかった。無視された」となれば、退職後の印象が悪くなります。

挨拶すべきか迷ったら、挨拶しておくほうが無難です。

たった一言でも、わざわざ声をかけてくれるのは嬉しいものです。

挨拶すべきか迷う取引先があれば、ひとまず挨拶をしておいたほうがいいでしょう。

突然の連絡に最初は驚かれるかもしれませんが、退職の報告と感謝を伝えるぶんには迷惑にならないでしょう。

しばらく関係が浅かった取引先でも、退職の挨拶がきっかけで、取引が再開されるかもしれません。

場合によっては、転職先の取引先になったり、個人的な付き合いに発展したりすることもあるでしょう。

人の縁は、どこでつながっているかわかりません。

退職の挨拶は、足りないことはあっても、しすぎることはないのです。

仕事を円満に辞める方法(22)
  • 退職の挨拶は、できるだけ多くの人に伝える。
退職では、できれば贈り物をする。

仕事を円満に辞める30の方法

  1. 一般的な退職スケジュール。
  2. 家族に無断で退職を強行するのは危険。
  3. 退職時期を決める判断は、退職金も参考にする。
  4. 働きながら転職活動をするのがいい。
  5. 退職を避けるべき第一の時期は、繁忙期。
  6. 上司を納得させる退職理由のポイント。
    「ポジティブな根拠」と「強い意志」。
  7. 上司が退職を聞き入れてくれないときの対応策。
  8. 退職が決まれば、遅刻や無断欠勤をしていいわけではない。
  9. 上司の都合と転職先の都合は、どちらを優先させればいいのか。
  10. 後任者が決まるまで、退職を保留にするときの注意点。
  11. スケジュールを立てるのも、引き継ぎの一部。
  12. 後任者がいないのは、自分のせいではない。
  13. 引き継ぎが終わって、することがなくなったとき。
  14. 折を見て、退職の進行状況を転職先に連絡しよう。
  15. 外野からのやじの対処法。
  16. 取引先には、後任者の紹介の仕方が重要。
  17. 会社の所有物は、何であれ、持ち帰らない。
  18. 一度受理された退職願は、取り下げることができるのか。
  19. 処分は必要でも、処分のしすぎには要注意。
  20. 退職で判断が難しい場面の考え方とは。
  21. 退職日まで有給休暇を消化する場合でも、退職日くらいは挨拶をしたい。
  22. 退職の挨拶は、足りないことはあっても、しすぎることはない。
  23. 退職では、できれば贈り物をする。
  24. 退職時には、取引先の名刺も返却対象。
  25. 会社から受け取るもので気をつけたい食い違い。
  26. 最後だからとはいえ、送別会で羽目を外しすぎない。
  27. 退職のスピーチでは、何を話せばいいのか。
  28. 退職後に、返却し忘れたものに気づいたとき。
  29. 退職後、前の職場の悪口は言わない。
  30. 退職後も、前職の人たちと定期的に連絡を取る。

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