初出勤の日までまったく連絡がないのは、転職先としては不安です。
「退職手続きで、何かトラブルでも起こっているのだろうか。きちんと出勤してくれるだろうか」
そんな不安をかき立てるでしょう。
連絡がなければ、その状況がわかりません。
再就職が決まっているなら、退職の進行状況を転職先に連絡しておきましょう。
こまめに連絡するのは、仕事での基本ですね。
退職の準備が順調に進んでいる連絡があると、転職先も安心します。
もちろん守秘義務があるので、具体的な状況の説明は不要です。
あくまで順調だとわかる内容なら、十分です。
もし退職の進行が遅れているなら、念のため、連絡しておくといいでしょう。
定期的に連絡をしておけば、入社時期が遅れることになっても、寛容に受け入れてもらえる可能性があります。
退職だけでなく転職をスムーズにさせるためにも、折を見て、退職の進行状況を連絡しておきましょう。
ただし、転職先へメールを送るとき、会社のメールアドレスの使用は厳禁です。
あくまで業務外の活動ですから、会社のメールを使用するのは不適切です。
また、転職先と電話をするなら、社員が聞こえる場所では控えるようにします。
退職するのはわかっていても、業務中に仕事と関係ないやり取りを見るのは、気持ちのいいことではありません。
退職するまでは、社員の一員です。
転職先と電話でやり取りをするなら、社員が聞こえない場所でするようにしましょう。