執筆者:水口貴博

仕事を円満に辞める30の方法

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退職時には、取引先の名刺も返却対象。

退職時には、取引先の名刺も返却対象。 | 仕事を円満に辞める30の方法

退職時には、会社から預かっているものはすべて返却しましょう。

社員証・健康保険証・制服・名刺などです。

会社から支給されたものは、常識として返却が必要だとすぐわかるでしょう。

ところが、返却を忘れやすいものがあります。

取引先の名刺です。

自分の名刺は返却できても、取引先の名刺は会社から預かっている意識が希薄であるため、返却を忘れやすいでしょう。

しかし、取引先の名刺も、返却対象です。

取引先から名刺は、仕事を通して取得した名刺です。

取引先は、個人との取引ではなく、あくまで会社との取引のために名刺を渡しました。

そのため、取引先の名刺は会社の所有物ということになるため、退職時に返却が必要になるのです。

取引先の名刺は、上司によっては扱い方が異なります。

あとあと面倒なトラブルを避けるためにも、返却するのが無難です。

もし、上司から自分で処分するように指示されたときは、責任を持って処分しましょう。

名刺とはいえ、立派な個人情報です。

シュレッダーなど、復元できない手段で処分するのが適切です。

仕事を円満に辞める方法(24)
  • 退職時には、取引先の名刺も会社に返却する。
会社から受け取るもので気をつけたい食い違い。

仕事を円満に辞める30の方法

  1. 一般的な退職スケジュール。
  2. 家族に無断で退職を強行するのは危険。
  3. 退職時期を決める判断は、退職金も参考にする。
  4. 働きながら転職活動をするのがいい。
  5. 退職を避けるべき第一の時期は、繁忙期。
  6. 上司を納得させる退職理由のポイント。
    「ポジティブな根拠」と「強い意志」。
  7. 上司が退職を聞き入れてくれないときの対応策。
  8. 退職が決まれば、遅刻や無断欠勤をしていいわけではない。
  9. 上司の都合と転職先の都合は、どちらを優先させればいいのか。
  10. 後任者が決まるまで、退職を保留にするときの注意点。
  11. スケジュールを立てるのも、引き継ぎの一部。
  12. 後任者がいないのは、自分のせいではない。
  13. 引き継ぎが終わって、することがなくなったとき。
  14. 折を見て、退職の進行状況を転職先に連絡しよう。
  15. 外野からのやじの対処法。
  16. 取引先には、後任者の紹介の仕方が重要。
  17. 会社の所有物は、何であれ、持ち帰らない。
  18. 一度受理された退職願は、取り下げることができるのか。
  19. 処分は必要でも、処分のしすぎには要注意。
  20. 退職で判断が難しい場面の考え方とは。
  21. 退職日まで有給休暇を消化する場合でも、退職日くらいは挨拶をしたい。
  22. 退職の挨拶は、足りないことはあっても、しすぎることはない。
  23. 退職では、できれば贈り物をする。
  24. 退職時には、取引先の名刺も返却対象。
  25. 会社から受け取るもので気をつけたい食い違い。
  26. 最後だからとはいえ、送別会で羽目を外しすぎない。
  27. 退職のスピーチでは、何を話せばいいのか。
  28. 退職後に、返却し忘れたものに気づいたとき。
  29. 退職後、前の職場の悪口は言わない。
  30. 退職後も、前職の人たちと定期的に連絡を取る。

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